IM04を買ったばかりですが、イヤフォンについてはもうひとつ上のランクも欲しいなと思ってます。
IM04が気に入らないというわけではないのですが、物足りないと思ってる点が二つあります。
ひとつは装着感で、もうひとつは音質です。
装着感についてはUM56でも買えば解決できそうなんですが、UM56を買ってつけるほど音質が気に入ってるかというとそうでもないということで悶々としております。
音質的に不満な点はやはりP7のような「スピーカーが出す音」に近いといいなと思ってます。
イヤフォンではなかなか難しいのはわかってるんですけどね。
そんなときにeイヤホンさんがUE4Proを取り扱うというので聴いてきました。
UE4Proとは
UE4Proは米Ultimate Ears社のもっとも安いカスタム・イン・イヤー・モニター（カスタムIEM）です。
ものすごくきれいな子です
公式サイトはこちら。
前からカスタムIEMに興味はあったんですが、価格が驚くほど高いので、いいなぁと思いつつ見て見ぬ振りをしてきました。
UE4Proは価格が62,900と比較的安い上に音質も素直という評判です。
これくらいの価格ならいいかもと思い、試聴をしてきたというわけです。
音質はどうか
試聴環境はiPhone直です。
残念ながら愛用してるポタアンのAL-LCH21がまたもや音が出なくなってしまってただいま修理中です。3回目かな。（笑）
音源もいつも通りALACでいろんな曲を聴いてきました。
音質のバランスは噂どおり、フラットですね。
素直にどんな曲も気持ち良く聴かせてくれました。デス・メタルの音圧や迫力もいけますね。
高音はきれいとかキラキラしてるというわけではありませんし、ものすごく伸びるということもありませんが、充分な質です。
キレもあって解像度も高いです。
フラットとは言え、高音に比べると中域の量が少し多いように聞こえました。
音場ですが縦にはそれほど広くありません。
その分、非常に聞きやすいです。
特に気に入った点は音の深みです。特に中低音が気に入りました。
低音は適度なキレがありますが、どちらかというとウォームなタイプです。
IM04との比較
現在主力で使ってるIM04に音質的な傾向は似てると感じました。
二つとも縦ではなく前後左右に音場が広いという印象です。
解像度についてはUE4Proのほうが上と感じました。より細かく音を聞き分けることができます。
ヴォーカルはIM04のほうが近くに感じました。
装着感やデザインなど
市販されてるイヤーピースがついてましたが、装着感はさすがにいいです。
遮音性も問題なし。
完成品は自分の耳に合わせてくれるのでもっと装着感と遮音性がいいんでしょうね。
音質的な傾向も少し変わるのでしょう。
デザインと質感はとても気に入ってます。
さすがカスタムIEMという感じでした。
UE4ProはカスタムIEMの楽しみにの一つであるハウジングやプレートを選ぶことが出来ません。
私は芸術的なセンスがないので、逆にありがたいです。
選べと言われても困りますのでね。（笑）
ケーブルも申し分ないです。
総評
この価格であの音ならかなり魅力を感じます。
装着感も結構良かったので、耳型とか取らなくていいからあのまま売ってもらってもいいようなｗ
せっかくなのでポタアン選びが終わったらゆっくりといろんなカスタムIEMを聴いてみたいと思います。
勉強もしないといけないですね。
その後、くみたてLabのKL-カノンを試聴しました。
個人的にはカノンのほうがいい感じでした。参考にどうぞ。
UE5Pro、UE4Proと聞き比べをした記事はこちらです。
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