MacとiPhoneでハイレゾを聴く、管理する

最近、「ハイレゾってどうなのよ?」とか「ハイレゾ聴くには何から買ったらいいの?」とハイレゾについて尋ねられることが多いので、一度ハイレゾの買い方と聴き方についてまとめておきたいと思います。
この記事では私が実際にMacとiPhoneでどのようにハイレゾ音源を購入し、聴いているかを紹介します。

特にこれからハイレゾを初めて聞く方の参考になれば幸いです。

ハイレゾとは

まずはハイレゾとはなんぞやということから少し解説をしたいと思います。
ただし、私自身もいちユーザーですのであまり詳しくないことを理解した上でお読みください。

ハイレゾを理解する上でまずは以下のサイトを見てみました。

ハイレゾとは?どのくらい綺麗な音なの?どんな機器が必要?音源はどこで購入できるの?ハイレゾを分かり易く説明します。

ビクター社とSony社のハイレゾ解説です。

一般的に音源のデータとしてはMP3やAACを代表とする圧縮音源CD品質の音源、とハイレゾがあります。
CDはサンプリング周波数と量子化ビットがそれぞれ44.1kHz/16bitです。
それに対してハイレゾ音源は48kHz/24bitもしくは96kHz/16bit以上とJEITAが規定しています。
JEITAの発表については以下のサイトを参考にしてください。

http://home.jeita.or.jp/page_file/20140328095728_rhsiN0Pz8x.pdf

JEITAはあくまでも日本国内の組織ですのでこのルールは日本国内でしか通用しません。

日本から遅れましたがアメリカでもハイレゾの定義がされました。以下の記事を参考にしてください。

アメリカのルールは日本よりも一歩踏み込んだ内容になっています。

まずハイレゾ音源の定義は「CD以上の音質で録音されたマスターから作成されたロスレスオーディオ」と定められています。
さらにマスター音源の作成方法により4種類に区別がされています。

「MQ-P」は48kHz/20bit以上(96kHz/24bitなど)
「MQ-A」はアナログマスター
「MQ-C」はCDマスター(44.1kHz/16bit)
「MQ-D」はDSD/DSFマスター

すなわち「MQ-C」と表記されていればCD品質のPCMマスターをソースとして作成されたハイレゾ音源ということがわかります。
この表記を義務づけていればユーザーとしてはかなりわかりやすくなると思います。

一口に「ハイレゾ」といってもかなりの幅があることがわかりました。
一般的に「ハイレゾ」と言った場合は、CDよりも高解像度で高精細と私は理解しています。
ハイレゾにはCDに含まれない帯域の音も含まれると言われていますが、これも真でしょう。
ただし、私自身はハイレゾ音源を聞いていて、CDよりも超高域や超低域がよく聞こえると感じたことはあまりありません。
いい録音状態のCDでも超高域と超低音は聞こえますのでね。

私的ハイレゾ観

ハイレゾとはなんぞやということを書きましたので、次に私がハイレゾについてどのように考えているかを書いておきたいと思います。
ハイレゾについてはいろんな意見があると思いますし、あっていいと思ってます。
あくまでもいちユーザーの感想と思って読んでいただければと思います。

ハイレゾのメリットとデメリット

ハイレゾ音源はまだアルバム20枚程度しか持っていません。
ハイレゾに対する個人的な印象は悪くもなく良くもなくと言ったところです。

悪いと感じている点はデータの大きさです。
それとCDと比べて高価なハイレゾ音源もあるのでここもデメリットです。
CDに比べて多少高いのは仕方がないと思いますが、1枚のアルバムで1000円近く高いのはちょっとなと思います。

ハイレゾの良い点は音の細かさにあると感じてます。音の粒が細かくなることによって結果的に滑らかに聞こえます。
もちろん、音源にもよるのですがCD音質に比べると情報量が多いため、ひとつひとつの音が細かくなって各楽器の音がよりわかりやすくなったり、空気感を感じることができます。
今時はスタジオで一発録りなんていうことはほとんどないと思いますが、ヴォーカルの息づかい、ギターとベースの指使い、ドラムが揺らした空気の振動などが強く感じられると個人的には思います。

とはいえ、どのハイレゾ音源もいいかというとそうではなく、良いものもあればCDと変わらないものもあるという印象です。
特に古い音源をハイレゾ化している場合は注意が必要です。
これまでいくつか1980年代のハイレゾ音源を購入しましたが、CDはおろか圧縮音源でも良かったなとおもうものもありました。

所有しているハイレゾ音源の感想

私が所有しているハイレゾ音源を聴いた印象ですが、最近の音源はハイレゾで聴く価値がある音質になっています。
具体例を挙げるとBob James & Nathan Eastの『The New Cool』、Corrsの『White Light』、Taylor Swiftの”Blank Space”は良い音でした。
いまひとつだったのはレベッカの”プライベイト・ヒロイン”と”フリーウェイシンフォニー”、手嶌葵の『Ren’dez-vous』です。
この中でCDも所有しているのは手嶌葵くらいなのでちゃんと聞き比べたわけではないということを前提に読んでくださいませ。

手嶌葵の『Ren’dez-vous』は大好きなアルバムなのですが、CDと聞き比べてもあまり違いを感じませんでした。
レベッカは元々の録音状態もしくはサウンドプロダクションが良くないのか、ハイレゾで聴いても細かさとか滑らかさは感じられませんでした。AACやMP3の256kbpsで聴いても十分かなと思います。

Iron Maidenの『A Matter Of Life And Death』もハイレゾで購入しましたが、これもCDでも良いのかなと感じました。
この音源は音の粒が細かいという点では良いのですが、逆にメタルの迫力が失われていると感じました。スティーブ・ハリスのベースは緻密に聞こえますが、アルバム全体の印象としてはいまひとつでした。

最後にもっともハイレゾで良かったなと感じたのはThe Lake Poetsの『Live from The Minster』です。
この音源は私が調べたかぎり、B&WのSociety of SoundというB&Wユーザーのコミュニティーサイトでしか入手出来ないようです。

結論

ハイレゾに対する私見を書いてきましたが、ハイレゾにして本当にいい音に感じるかどうかは、録音状態によるところが大きいと感じています。
録音状態の悪いものをいくらハイレゾ化しても効果は少ないと思いますし、元々CD音質の音源(44.1kHz/16bit)をアップコンバート技術でハイレゾ化しても同じく効果は少ないんじゃないかと思っています。

よって、最初から48kHz/24bitや96kHz/24bitなどで録音された音源じゃなければ、個人的には買う価値はあまりないかなと感じてます。

そんなわけで私は比較的新しい作品のハイレゾ音源を買うようにしています。
ハイレゾ音源を正しく評価するには、CDと聞き比べたり波形データを分析するのがいいんだと思いますが、スキルと時間ががないため「最近の作品ならハイレゾで録音してあるだろうし、音はいいだろう」というなんとも大ざっぱな考えでハイレゾ音源を優先して購入しています。(笑)

このように自分の耳を頼りに製品選びも音源選びもする私ですが、専門的に波形分析をしてくださってる方のブログやTwitterもとても参考にさせてもらっています。
自分の耳が合っていたということもあれば、お疲れさまです。お疲れさまです。はズレと言うこともありますが。(笑)

次ページからはMacとiPhoneでどのようにハイレゾ音源を扱っているかを紹介します。

『MacとiPhoneでハイレゾを聴く、管理する』へのコメント

  1. […] MacとiPhoneでハイレゾを聴く、管理する最近、「ハイレゾってどうなのよ?」とか「ハイレゾ聴くには何から買ったらいいの?」とハイレゾについて尋ねられるこ…gateway254.com Macの高音質化計画のまとめ Audirvana、XLD、iTunesAudirvana Plusを導入して一ヶ月が経ちました。色々と試行錯誤をしつつようやく設定が固まったのでこの…gateway254.com Mac用デコーダーアプリ XLDの使い方前回はXLDのインストールと設定について紹介をしました。 今回は実際の使い方を紹介しますがこの記事は前の記事を…gateway254.com Mac用音楽再生ソフト Audirvana Plus 3の設定先日、インストールをしたAudirvana Plus 3ですが、私の環境では快適に動作しています。 iTunes Integrated …music.iiotode.com2017-03-21 21:12 […]