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ラミン・カリムルー in コンサートを見てきた聴いてきた

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ミュージカル
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ちょっと日が空いてしまいましたが、ラミンのソロコンサートに行ってきました。
「プリンス・オブ・ブロードウェイ」でラミンを見たのは11月2日だったので、こんな短期間にラミンにまた会えるのは非常に嬉しいですね。

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「プリンス・オブ・ブロードウェイ」の鑑賞レポートは以下の記事を参考にしてください。

プリンス・オブ・ブロードウェイでラミンを鑑賞した感想を書く
「プリンス・オブ・ブロードウェイ」見てきました!今年の5月にラミンがこの作品のために日本に帰ってくると知ってから半年。とても楽しみにしてました。今回はチケットの入手から鑑賞をするまでの経緯と、楽曲について感想を書きたいと思います。ミュージカ...

さて、今回はラミンが2013年に「The Broadway to Bluegrass」と銘打って行ったツアーと同じような構成でのライブです。
いつものミュージカルの世界のラミンではなく、カントリー音楽をベースにしたラミンを堪能することができました。
ブルーグラスというのは北アイルランド人がアメリカ大陸に渡ったときにアイルランドの音楽をベースにして発展した音楽のひとつです。
現在のアメリカではカントリーミュージックの中のいちジャンルとして幅広く愛されています。

ブルーグラスは日本ではあまり知られていませんが、私はアリソン・クラウスで初めて知りました。
他にもディクシー・チックス、Mary Chapin Carpenter、サラ・エバンスなどカントリーミュージックにはまった時期があったので、ラミンがブルーグラスのバンドに参加しているというのはとても興味深いとともに、1度は聴いてみたいと思いました。

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メンバー紹介

今回のコンサートに参加したメンバーを紹介しておきたいと思います。

Tania Elizabeth

フィドルを演奏していた方です。
キャリアは15歳からでThe Avett Brothersというバンドに所属しています。
旦那様とThe Stacksというデュオも結成して活動してるそうです。
2000年代にはソロアルバムも発表していて若い頃から精力的に活動していますね。

TANIA ELIZABETH
Juno Award Winning & Grammy Nominated Fiddle Player

Joe Kwon

チェロを演奏していた方です。
韓国の出身で一歳の時に家族で米国に渡ったそうです。幼少の頃からチェロを弾いていたそうですが、学生の頃にコンピュータを専攻し、IBMに入社しました。
しかし、音楽への情熱を捨てきれず、二年でIBMを退社。
2006年から前述のタニアも在籍しているThe Avett Brothersに参加し現在に至るそうです。

400 Bad Request

Sergio Ortega

ギターを弾いてた方です。
ラミンによくいじられてましたね。(笑)
あまり詳しいBioを探すことができなかったのですが、ギター、マンドリン、ヴォーカルだけでなく作曲もこなすそうで幅広い活動をしているそうです。

http://www.sergioortegamusic.com/

Alan M

ピアノを弾いていた方です。
残念ながらこの方はWeb上に情報がないので詳細はわかりませんでした。

平原綾香

スペシャルゲストとして登場したのは日本の平原綾香です。
ラミンとは「オペラ座の怪人」の続編ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でクリスティーヌ・ダーエを演じてから知り合いなのだそうです。

セットリスト

セットリストは以下の通りです。
一部と二部の間には20分ほどの休憩がありました。

第一部

Empty Chairs at Empty Table
Anthem
Broken
Oh What a Beautiful Morning’
Constant Angel
Traveler’s Eyes
Love Never Die
Once Upon Another Time
Till I Hear You Sing

第二部

Music of the Night
The Road to Find Out / Wild World
Losing
Bring Him Home
Jupiter
Somewhere
Wagon Wheel
Do You Hear The People Sing?
Reminder

Encore

I Wish The Wars Were All Over
Will The Circle Be Unbroken

感想

それでは感想です。
気になった曲だけについて書いていきます。

最初からレ・ミゼラブルの”Empty Chairs at Empty Table”を聴かせてくれました。
ミュージカルはまだそれほど多く知ってるわけではありませんが、レ・ミゼラブルは今でも一番好きですね。
アレンジはブルーグラス調でしたが悪くなかったです。
ラミンのヴォーカルは少し不安定に感じました。
それでも繊細なこの歌をしっかりと聴かせてくれました。
ラミンは力強いだけでなく繊細な歌い方もできるのが好きです。

3曲目の”Broken”。
ラミンのソロEP「The Road to Find Out」からの曲です。
元々、カントリー調の曲なのでこの日もとても合いましたね。
この曲がますます好きになりました。

“Traveler’s Eyes”は知らない曲でしたが、ラミンのオリジナルのようですね。
ブルーグラスにとてもよく合っていたのでちょっと探してみたいと思います。

“Love Never Die”と”Once Upon Another Time”は平原綾香と歌いました。
平原綾香さんはあまり知らないのですが、個性的な歌い方をする人ですね。
普通に歌ったり、ちょっとクラシカルな歌い方をしたり・・・。
個性的な人も好きなので違和感なく聴くことができました。

この日も「オペラ座の怪人」から”Music of The Night”を聴かせてくれました。
大好きな曲なのはもちろんですが、ラミンが歌うこの曲がやっぱり好きです。
この日も素晴らしかった。
それとこの日は、この曲からラミンも調子が出てきて観客とも一体感が出てきたように感じました。

レ・ミゼラブルからの”Bring Him Home”も素晴らしかったです。
再び平原綾香と歌った”Somewhere”も良かったです。
この曲はウェストサイド物語からの曲ですね。

レ・ミゼラブルの”Do You Hear The People Sing?”はうまくブルーグラス調にアレンジされてました。
この日、聴いた中ではもっとも感銘を受けた曲です。
こういうアレンジもありですねぇ。

最後の”Reminder”はMumford & Sonsの曲だったのですね。後から調べてわかりました。
しかも2013年の4Starsでも披露していたのですね・・・。(恥ずかしい)

アンコールの2曲はブルーグラスらしく、1本のマイクをみんなで囲んで演奏されました。
最後に演奏した”Will The Circle Be Unbroken”がとても印象的でした。
舞台上のメンバーも楽しそうでしたね。

どうしてもすでに私が知っているミュージカルの曲が中心の感想になってしまいましたが、この日は私が知らない曲のほうが良かったかもしれません。
それくらいラミンとブルーグラスは合ってました。

それと演奏陣がとても良かったです。
この日、特に気に入ったのはフィドルを担当していたTania Elizabethさんです。
演奏がうまいだけでなくコーラスもうまかったです。
さすがブルーグラスを演奏し慣れてるなと感じました。
Taniaが参加しているThe Avett Brothersを聴いてみようと思います。

今回は以上ですが、この日の演奏をBlu-ray化、CD化してくれると嬉しいですね。
それくらいいいコンサートでした。
次の機会があったら絶対にまた見に行きます。

ラミンの音楽について以下の記事に書きましたので参考になれば幸いです。

音楽レビュー ラミン・カリムルー Ramin Karimloo
本日は、今秋の来日が決まったラミン・カリムルーの音楽についてレビューを書きたいと思います。 前にも紹介したようにラミンはイラン生まれカナダ育ちの俳優、ミュージシャン、シンガーソングライターです。 詳細はWikipediaを参照してください。...

2015年にラミンが参加をしたミュージカルの「プリンス・オブ・ブロードウェイ」の感想はこちらです。

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