beyerdynamic 開放型ヘッドホンDT 1990 PROファーストインプレッション

人生というのは何があるかわかりませんね。
ついに私にとって初めてとなる開放型のヘッドホン、beyerdynamic DT 1990 PROを購入しました。

ヘッドホンやイヤホンはかれこれ30年近く使用しているのですが、開放型はこれまで一度も購入したことがありません。何度か当ブログでも書いているように、ヘッドホンやイヤホンは99%外で使うため、音漏れのしない密閉型ばかりを使ってきました。よって開放型とは縁がなかったんですが、最近は自宅でもヘッドホンを使う機会が増えてきたので開放型ヘッドホンの購入に至りました。
本来なら知識のない開放型ヘッドホンなので良さそうな候補を選んで片っ端から試聴をした上で買うのですが、DT 1770 PROの音を非常に気に入っていることもあって、他の製品と聞き比べをせずにDT 1990 PROに決めました。

長くなりそうなのでこの辺にしておきます。(笑)
それでは恒例のファーストインプレッションです。

音質

DT 1990 PROは主にCayin i5 DAPかMacBook ProとUSB DAC(nano iDSD、HERUS+)に接続をして使っています。
まだ箱から出して30時間ほどしか鳴らしていない段階での感想です。

基本的にはDT 1770 PROと同じ傾向の音ですが、細かい部分で違いがあります。
まずはバランス。DT 1770 PROに比べると低域の量が少なく、高域がよく伸びます。
低域には下まで出ますが、量が少ないので全体的に高音寄りの音に感じます。
高域は曲によっては少し刺さるくらいよく伸びます。

音の傾向もDT 1770 PROと一緒でモニター系の硬質で乾いた音です。
ただし、リスニングにも適した音になっているので前に所有していたMDR-Z1000ほどモニターモニターしていないです。
DT 1770 PROとDT 1990 PROの大きな違いは開放感だと思います。
1770だとやや窮屈で音が反響するように感じる場面でも1990だと、スカッと音が抜けていくので全体的に開放的で見通しのいい音に聞こえます。
この開放感が与える影響は思いのほか大きくて、全帯域にわたって解像力が上がります。
特にLow MidからHigh Lowにかけて音を細かく聞き分けることができるようになります。
密閉型ばかり使っていたのでここまで細かく低域を聴くのは初めての体験です。
ここまで演奏者のちょっとした指使いやスティックさばきがわかるのはなかなかすごいです。
聞こえ方が大きく変わると感じているのはドラムのバスドラとタム類ですね。
音の抜けが良いのでスピーカーや生で聴いているのに近い感覚で聴くことができます。

音場は前後左右ともに1770よりも広く感じます。
それと1990は音の抜けが良いからだと思いますが、音の出所がわかりやすいです。
結果的に1990のほうが全体的に広い音場と感じますね。

デザインと質感

まずは写真をご覧下さいませ。

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外箱

ハイレゾマークは今回も健在でした。(笑)

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ケース

左が1770のケースで、右が1990のケースです。
素材がまるっきり違います。外に持ち出すなら1990のケースのほうが固くて良さそうです。
1770を外に持ち出す時に1990のケースを使いたいところですが、かなり大きいので無理ですね。(笑)

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ケースを開けてみた

ケースを開けてみました。開き方が異なりますね。

デザインもDT 1770 PROとほぼ一緒ですが、DT 1990 PROはハウジングに穴が空いています。
この穴を最初に写真で見たときは違和感があったのですが、実物を見ると精巧にできていて格好良かったんですね。一発で好きになってしまいました。
他の開放型ヘッドホンを試聴せずにDT 1990 PROを選んだのにはこのデザインも理由のひとつです。もともとDT 1770 PROの質実剛健なデザインと質感が気に入っていましたが、ハウジングの穴がある分、今ではDT 1990 PROのほうが好みです。

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1990の穴

マクロレンズを購入したので嬉しくてこんな写真を撮ってしまいました。(笑)

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開封

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同梱物

1990本体とケーブル2本、交換用のイヤーパッド2種類が付属します。
各ケーブルには3.5mm→6.3mm変換アダプタもついています。
ちなみに私は1770用のストレートケーブルを1990につけています。おそらく同じものでしょう。

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miniXLR端子とパッド

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精巧な作りです

1770と変わらぬ質実剛健な作りです。

次ページに続きます。

『beyerdynamic 開放型ヘッドホンDT 1990 PROファーストインプレッション』へのコメント

  1. 名前:たまる 投稿日:2016/12/08(木) 15:17:01 ID:56039c4f8 返信

    こんにちは。検索から流れてきて記事を読ませていただきました。
    DT1990PROには2種類のパッドが付属しているとのことですが、
    それらの音の違いはもう確認されましたでしょうか?
    レビューをお願いできるとありがたいです!

    • 名前:@amahikas 投稿日:2016/12/08(木) 16:04:45 ID:113c58baa 返信

      たまるさん、初めまして。コメントありがとうございます。
      まだバランスドイヤーパッドしか使っていないのですが、購入1ヶ月後のレビューでそれぞれのイヤーパッドの違いを書きますので楽しみにしていてください。
      Twitterのフォロワーさんの感想を読んだかぎりでは結構変わるみたいですね。

  2. 名前:おしろ 投稿日:2016/12/23(金) 23:19:12 ID:6d351a4cb 返信

    こんばんは。DT1990とDT1770について調べていたら、この記事を見つけ、読ませていただきました。
    DT1990とDT1770のどちらを買おうか迷っているのですが参考までにお聞きしたいです。
    DT1990とDT1770のどちらか一つを選ぶとしたら、どちらを選びますか?

    • 名前:@amahikas 投稿日:2017/01/07(土) 10:17:58 ID:5ce0492c6 返信

      おしろさん、返信が遅れて申し訳ございません。
      amahikasです。

      難しい質問ですね。(笑)
      私は主に外でヘッドホンを使うので1770を選びます。
      ただし、室内で使うなら1990を選びます。

      1770と1990の音の違いについては以下の記事にまとめました。
      参考にしてくださいませ。
      https://music.iiotode.com/?p=7476

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