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私と音楽 Judas Priest(ジューダスプリースト)メタルゴッドと呼ばれる唯一のバンド

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Heavy Metal
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amahikasです。
地味に続けている「私と音楽」シリーズです。昨年はスラッシュメタルと女性ボーカルについて書きました。
今年はHeavy Metalから始めます。
Heavy Metalは私にとってもっとも慣れ親しんだジャンルなのでバンド数も多いのですが、三月くらいには終わるように頑張ります。(笑)

Heavy Metalシリーズの第一弾はJudas Priestです。
メタルを語るならこのバンドから始めないといけないでしょう。

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Judas Priest ジューダスプリースト

世界中でMetal God(メタルゴッド)といわれている通り、メタル界の重鎮です。
今さら私が詳細を解説する必要もないのでさらっと説明します。
イギリス出身で結成は1969年。1974年に『Rocka Rolla』(ロッカ・ローラ)でデビュー。
現在まで17枚のオリジナルアルバムを発表しています。(ベスト、ライブアルバムは含みません)

私が初めてジューダスプリーストを聴いたのは1984年発表の『Defenders of the Faith』(背徳の掟)です。
私がHeavy MetalとHard Rockに本格的にのめりこんだのが1983年後半なので、『Defenders of the Faith』は比較的早くに聴いたメタルのアルバムでした。
このアルバムはすぐに気に入ってヘビーローテーションするようになりました。
思えば最初のほうに出会ったアルバムは恵まれてました。

その後は1997年の『Jugulator』(ジャギュレイター) までリアルタイムで聴きつつ、旧作もすべて集めました。
残念ながら『Demolition』(デモリッション)以降のアルバムは今も未聴のままです。

ジューダスプリーストは私にメタルとはなんぞやを教えてくれたバンドです。
なので、昔から「メタルってどういう音楽?」と訊かれたら『Defenders of the Faith』を薦めてました。
Heavy Metalの特徴である「ハイトーンボーカル」「ツインギター」「激しいギターリフ」「スピード」「重さ」「激しさ」をすべて兼ね備えていて且つわかりやすく表現をしていると思います。
特に1990年発表の『Painkiller』はHeavy Metalの教科書として最適なアルバムで、これ以上のアルバムって誰も作れないんじゃないかと思ったほどです。
『Painkiller』以上にHeavy Metalを体現したアルバムがこの後に発表されているかどうかはわかりませんが、私が今「Heavy Metalとは?」と訊かれたらこのアルバムを薦めるでしょう。

好きなアルバム

それでは好きなアルバムを紹介していきます。

  • Screaming for Vengeance(復讐の叫び)1982年発表
  • Defenders of the Faith(背徳の掟)1984年発表
  • Turbo(ターボ)1986年発表
  • Painkiller(ペインキラー)1990年発表

Defenders of the Faith

リアルタイムで聴いたアルバムばかりですね。すいません。(笑)
この中で『Defenders of the Faith』と『Painkiller』が同じくらい好きです。
次に『Turbo』、『Screaming for Vengeance」と続きます。

『Defenders of the Faith』と『Painkiller』じゃ甲乙付けがたいです。
『Painkiller』はスラッシュメタルの要素もあるため、ジューダス・プリーストのアルバムとしては激しいです。

『Turbo』は当時流行していたギターシンセサイザーを多用したアルバムで、当時も賛否両論でした。私は当時から気に入っていて今でもフェイバリットアルバムのひとつです。
ジューダスプリーストは激しくて速いだけでなくキャッチーなメロディーも魅力のひとつと感じているんですが、このアルバムに収録されている”Private Property”、”Parental Guidance”、”Rock You All Around the World”なんかが典型です。
そんなわけで『Turbo』は特に嫌いな曲もなくよくできたアルバムと思っています。もちろん、他のアルバムに比べると変わったアルバムではあります。(笑)

『Screaming for Vengeance』は唯一後追いで聴いたアルバムです。
『Defenders of the Faith』と『Painkiller』に比べると好きな曲は少ないんですが、アルバムの冒頭を飾る”The Hellion”から”Electric Eye”の流れが格好良すぎるので結果的にアルバム全体の評価も上がってしまいます。(笑)

これらの他に好きなアルバムというと『Killing Machine』、『Ram it Down』あたりです。
『Ram it Down』は『Painkiller』の前作ということもあってあまり注目されることはありませんが、名作ということに変わりはないと思います。

好きな曲

好きな曲は以下の通りです。

  • The Green Manalishi『Killing Machine』
  • Living After Midnight『British Steel』
  • The Hellion – Electric Eye『Screaming for Vengeance』
  • You’ve Got Another Thing Coming『Screaming for Vengeance』
  • Love Bites『Defenders of the Faith』
  • Rock Hard Ride Free『Defenders of the Faith』
  • The Sentinel『Defenders of the Faith』
  • Parental Guidance『Turbo』
  • Turbo Lover『Turbo』
  • Out in the Cold『Turbo』
  • Johnny B. Goode『Ram it Down』
  • Between The Hammer & the Anvil『Painkiller』
  • Painkiller『Painkiller』

“The Green Manalishi”はフリートウッドマックのカバー曲です。シンプルなリフと妖しい雰囲気が漂う曲です。

“Living After Midnight”はライブでも盛り上がる曲です。
ミドルテンポでメロディーがキャッチーです。アンスラックスも初期のライブで演奏していましたね。

“The Hellion – Electric Eye”は前述の通り、大好きな曲です。
文句なしにかっこいい曲ですし、メタルを知る上でもこの曲を聴いておけば間違いはないと思います。

“You’ve Got Another Thing Coming”は”Living After Midnight”と似たタイプのミドルテンポでキャッチーな曲です。この曲もライブでは大合唱になりますね。

“Love Bites”はスロー、”Rock Hard Ride Free”はミドル、”The Sentinel”はテンポが速い曲です。
『Defenders of the Faith』アルバムが全体的に緊張感が高いのでこれまで紹介した曲とは少し雰囲気が違うかもしれません。
私は最初にこのアルバムを聴いたので、この緊張感が当たり前になってるんですが、ジューダス・プリーストの作品の中でも特異かもしれませんね。

“Parental Guidance”はミドルテンポのキャッチーな曲です。
当時、PMRCという青少年の健全性を守るための団体があって、メタルとハードロック音楽は目の敵にされたんですが、この曲はPMRCの活動に反対する曲でした。
Megadethの”Hook in Mouth”も反PMRCの曲ですね。
タイトル曲の”Turbo Lover”はこのアルバムを代表する曲です。ギターシンセサイザーを使っているのでちょっと他のアルバムの曲とは雰囲気は違いますが、ジューダス・プリーストらしい曲ではあります。
“Out in the Cold”はバラードです。ジューダス・プリーストはバラードもうまいバンドですが、私はこの曲が一番気に入っています。

“Johnny B. Goode”はチャック・ベリーのカバーです。
『Ram it Down』というと個人的にはこの曲の印象が強いです。原曲も良い曲ですが、メタル風にうまくアレンジしてあって非常にかっこいいですし、ロブのボーカルが冴え渡ってます。

『Painkiller』からは”Between The Hammer & the Anvil”とタイトル曲の”Painkiller”を選びました。
どちらもスピード感と緊張感がある曲でHeavy MetalというよりもThrash Metalに近くなっています。
“Painkiller”は直球なのに対して”Between The Hammer & the Anvil”は荘厳さとドラマ性もありますね。

Judas Priestの魅力

なんと言ってもHeavy Metal然とした楽曲と音が魅力で、ジューダス・プリーストの作品はわかりやすくメタルの魅力がつまっているように思います。
また適度にキャッチーな曲があるのも好きです。
“You’ve Got Another Thing Coming”と”Living After Midnight”といったライブでも定番となっていますが、こういう曲もうまいなと思います。

ロブのボーカルも魅力のひとつです。
最近は聴いてませんが、1980年代から1990年代ではハイトーン、声量ともにトップクラスでした。ロブは高い声だけでなく低い声の使い方もうまいです。

ジューダス・プリーストのツインギターも好きです。
いいメタルバンドにはいいギタリストが二人いることが多いのですが、そういう定説もジューダス・プリーストが作り出したものではないかと思います。
ジューダス・プリーストのツインギターはソロ担当とリフ担当と分けていなくて、二人ともソロとリフを弾きます。
各々のソロで魅力が異なるのも好きですし、リフのユニゾンもいいです。
ツインリードが美しいのも大いなる魅力ですね。

ツインリードを得意としているバンドは他にもいますが、二人のギタリストによるギタープレイをメタルという音楽に定着させたのもジューダス・プリーストの功績のひとつだと思います。

まとめ

お薦めのアルバムは『Defenders of the Faith』になります。
ラウドロック、アグレッシブな音楽に免疫がある人ならば『Painkiller』でも良いと思いますが、『Defenders of the Faith』のほうが聴きやすく、メタルの魅力がわかりやすいでしょう。

「メタルを知りたいならジューダス・プリーストを聴け」と前述しましたが、ジューダス・プリーストが好みに合わないからといってメタルをあきらめる必要は無いです。
他にもいいバンドはたくさんありますし、異なるタイプのバンドも多いです。
今後、紹介をしていきたいと思います。

今回は以上です。
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コメント

  1. […] 音楽」Heavy Metalシリーズの第5弾はDream Theater(ドリーム・シアター)です。 第1弾はジューダス・プリースト、第2弾はドイツのRAGE、第3弾はVirgin Steele、第4弾はIron Maidenについて書きました。 […]

  2. […] 第一弾はHeavy Metalといえばこのバンドだよねと言うことでジューダス・プリーストについて書きました。 今回はドイツのRAGEです。早速書いていきます。 […]

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