私と音楽 Scorpions と Accept(スコーピオンズとアクセプト)

amahikasです。

「私と音楽」Heavy Metalシリーズの第5弾はDream Theater(ドリーム・シアター)です。

第1弾はJudas Priest、第2弾はドイツのRAGE、第3弾はVirgin Steele、第4弾はIron Maiden、第5弾はDream Theaterについて書きました。

今回はガラッと趣向を変えてドイツのスコーピオンズとアクセプトについて書きたいと思います。

スコーピオンズと私

Scorpions / Crazy World

スコーピオンズはHeavy Metalシリーズに入れるかどうかかなり迷いました。

ウルリッヒ・ロート(またはウリ・ジョン・ロート)が在籍していた1970年代は叙情的なハードロックでしたし、当時はHeavy Metalというジャンルもまだ確立されていませんでした。ただ、私がスコーピオンズをよく聴いた1980年代は、時代の影響もあってスコーピオンズがメタル色の強い音楽をやっている時期という印象を持っています。

ちょうどアクセプトの記事を書き始めたときにスコーピオンズを聴く機会があったので、Heavy Metalシリーズでまとめて紹介しようということにしました。(笑)

私が最初にスコーピオンズを聴いたのは1984年発表の9作目『Love at First Sting』でした。

『Love at First Sting』は当時の私にとってフェイバリットではありませんでしたが、質の高い作品であることに変わりはなかったので、評判の高かった1982年発表の8作目『Blackout』も聴きました。このアルバムもHeavy Metal/Hard Rock史上に残る名盤ですね。

その後、少し間が空いて再びスコーピオンズの作品を買ったのは1990年発表の11作目『Crazy World』でした。

しかしその後は何故かスコーピオンズを聴くことがなく現在に至っています。

このように私にとってスコーピオンズは夢中になって追いかけるほど好きなバンドではなかったのですが、高いレベルの作品を作り続けているHeavy Metal/Hard Rock界の大物であると思っています。

1970年代の作品もいつか聴こうと思って欲しいものリストに入れていたのですが、結局今までちゃんと聴く機会がありませんでした。

前述の通り、スコーピオンズはウリ・ジョン・ロートが在籍していた1970年代と1980年代以降では音楽性が変わっています。

その分、一辺倒になることがなく音楽性の幅が広く引き出しも多いと感じています。

アクセプトと私

アクセプトはウド・ダークシュナイダーが1968年に結成をしたバンドです。

結成は古いのですが、デビューを果たしたのは1979年で、メタルバンドとしては遅咲きの部類に入ります。

デビュー後は順調に毎年アルバムを発表しました。私が最初に聴いたのは6枚目の『Metal Heart』です。

4作目の『Restless & Wild』と5作目の『Balls to the Wall』ですでにメタル界で高い評価を得ていましたが、私がアクセプトを聴き始めたのはかなり遅かったです。理由は単純にLAメタルやスラッシュメタルを優先していたからです。当時はまだ学生だったので購入できるレコードの数が限られていたんですよね。

『Metal Heart』を聴いてみようと思ったのは、ラジオかテレビでタイトル曲の”Metal Heart”を聴いて感銘を受けたからです。

“Metal Heart”ではクラシック音楽(チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」とベートーヴェンの「エリーゼのために」)がフィーチャーされてるんですが、メタルとクラシックが見事に調和しているのが印象的でした。

『Metal Heart』は期待通りの素晴らしいアルバムで当時はよく聴きました。

その後、『Russian Roulette』を聴きました。『Metal Heart』よりも楽曲が良くなくてがっかりしたのを覚えています。

ウドがこのアルバムを最後に脱退したのも個人的には影響が大きく、続く『Eat the Heat』は今でも未聴です。

残念なことにバンドは一度解散をしますが、1993年に再結成第一弾となる『Objection Overruled』を発表します。このアルバムから再びウド・ダークシュナイダーが復帰をしたのでもちろん購入しましたが、出来はいまひとつだったように思います。

1994年には10作目となる『Death Row』を発表しますが、個人的にはこれもいまひとつでした。

この後、再び解散と再結成をしてるみたいですね。私は『Death Row』までなので聴いていないのですが、2回目の再結成後に発表をした『Blood Of The Nations』は評判が良いようですね。

スコーピオンズの好きな曲

スコーピオンズで好きな曲は以下の通りです。

  • Blackout『Blackout』
  • Can’t Live Without You『Blackout』
  • Bad Boys Running Wild『Love at First Sting』
  • Rock You Like A Hurricane『Love at First Sting』
  • Coming Home『Love at First Sting』
  • Tease Me Please Me『Crazy World』
  • Kicks After Six『Crazy World』

わかりやすい曲が並んでいると思います。(笑)

『Blackout』はタイトル曲の”Blackout”と”Can’t Live Without You”が好きです。

アップテンポの”Blackout”とミドルテンポの”Can’t Live Without You”ですが、共通してるのはキャッチーでポップなメロディーとリフの格好良さですね。

『Love at First Sting』からは”Bad Boys Running Wild”と”Rock You Like A Hurricane”、”Coming Home”の3曲です。

“Bad Boys Running Wild”と”Rock You Like A Hurricane”はミドルテンポの曲で、キャッチーさとリフの格好良さは『Blackout』からの2曲と同様ですが、曲の構成にひねりがあって叙情的なメロディーが中心となっているのも好きです。

“Coming Home”は叙情的なバラッドから始まり、アップテンポのメタルに展開する曲です。クラウス・マイネの歌唱力もあってこの手の曲はスコーピオンズの十八番かなと思います。

ウリ・ジョン・ロートのころから叙情的なメロディーをハードロックやメタルに取り込むのがうまかったのでギタリストが代わっても伝統は受け継がれているという印象を持っています。

比較的新しい『Crazy World』からは”Tease Me Please Me”と”Kicks After Six”が好きな曲です。

“Tease Me Please Me”はミドルテンポでギターのリフが印象的な曲です。グルーブ感のあるギターリフの上で自由奔放に弾きまくるマティアス・ヤプスのギターワークが冴えまくってます。AC/DCやモーターヘッドなんかも大好きなので、この手のシンプル且つリフにフックがある曲には弱い私です。(笑)

“Kicks After Six”はもう少しアップテンポですが、”Tease Me Please Me”とやはりよく似ています。この曲ではギターのチョーキングが多用されているんですが、これがかっこいいですね。”Tease Me Please Me”に比べるとフックよりもノリ一発勝負という感じの曲ですね。

アクセプトの好きな曲

アクセプトの好きな曲は以下の通りです。

  • Metal Heart 『Metal Heart』
  • Up To The Limit 『Metal Heart』
  • Screaming For A Love-Bite 『Metal Heart』
  • Too High To Get It Right 『Metal Heart』
  • Living For Tonite『Metal Heart』
  • Monsterman  『Russian Roulette』
  • Rich And Famous  『Objection Overruled』

アクセプトも比較的わかりやすくて、有名な曲が揃ってると思います。

なんと言っても”Metal Heart”ですね。この曲を聴いてアクセプトを好きになったようなものなので本当に好きです。

“Metal Heart”はチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」から始まって、ミドルテンポのメタル然とした曲調からスタートします。

ギターソロからの展開が良く、ベートーヴェンの「エリーゼのために」をフィーチャーしつつ、アクセプトのお家芸とも言える野太いコーラスにつながっていきます。

“Up To The Limit”はややアップテンポのノリのいい曲です。ギターリフのがかっこいいのとウドの少し抑え気味のボーカルが光ります。ギターのリフはちょっとAC/DCっぽいところもありますね。

“Screaming For A Love-Bite”は”Metal Heart”に次いで好きな曲です。

ミドルテンポ、かっこいいリフ、ポップでキャッチーなメロディーと三拍子揃ってます。

『Metal Heart』の次の作品となった『Russian Roulette』からは”Monsterman”です。

ミドルテンポでギターリフよりもギターのメロディーが美しい曲です。リフにはもう少しひねりが欲しかったところです。

一度目の再結成アルバム『Objection Overruled』からは”Rich And Famous”です。

この曲は日本盤のボーナストラックだったんですが、私は何故かこの曲がお気に入りでした。

古き良きロックンロールをメタル調にアレンジした曲で、アクセプトらしいのかと言われると難しいのですが、Judas Priestの”ジョニー・B・グッド”も大好きでしたしね。こういうのには弱いんです。(笑)

スコーピオンズとアクセプトの魅力

まずはスコーピオンズですが、なんと言ってもルドルフ・シェンカーのリフに尽きます。

ハードロック、メタル界には数多くのリフメーカーがいますが、ルドルフはやはり超一流だなと思います。

私が好きなリフメーカーというとAC/DCのマルコム・ヤングやアンスラックスのスコット・イアンだったりするんですが、ルドルフも間違いなく後世に語り継がれるべきリフメーカーの一人だと思います。

リードギターのマティアスも好きで、リズム隊とルドルフが奏でるフックのあるリズムの上で、自由奔放に弾くのが実に合ってると思います。

リードギターにありがちな「やりすぎ感」がないのもいいです。主張すべきところは主張をするんですが、おさえるところはちゃんとおさえてるという印象です。

ボーカルのクラウス・マイネは好みが分かれると思います。

私が若い頃はクラウスのボーカルがいまひとつ馴染めなくてスコーピオンズにはまらなかった原因のひとつでした。

とは言え、ロブ・ハルフォード(Judas Priest)やブルース・ディッキンソン(Iron Maiden)といったメタル界を代表するボーカリストと比べても決してひけはとらないクラウスのボーカルもスコーピオンズの大きな魅力だと思っています。

個人的には70年代のスコーピオンズを聴いていないのが今でも気になっているので、今後少しずつ聞いてみたいと思います。

次にアクセプトです。

メタル界でもクセのあるウドのボーカルが魅力のひとつだと思います。

あとはライブでのパフォーマンスですね。アクセプトの楽曲には野太いコーラスがよく使われていますが、これがライブ会場でも再現されます。そして、その迫力がとても気持ちがいいです。

アクセプトのライブは一度行くとクセになるというのもよくわかります。

音楽的には突出したプレーヤーがいないせいか、チームワークが非常にいいのが特徴で有り魅力かなと思います。

ウドのボーカルはどうしても目立ってしまうんですが、その他の楽器はやりすぎでもないし、控えめでもないと感じています。その代わり、バンドとしての一体感は他の追随を許さないものがあります。

ここがアクセプトの一番の強みかもしれませんね。

アクセプトと言えば、”Fast as a Shark”という曲が有名です。

もちろんこの曲も好きなんですが、個人的には直球過ぎてそれほどはまりませんでした。”Fast as a Shark”に限らずバンドを代表するスピードナンバーは不思議とはまらないことが多いです。

まとめ

ドイツを代表するメタルバンドのスコーピオンズとアクセプトを紹介しました。正直に言って、QueenやAC/DCといったバンドほどの思い入れはありませんし、深く聴き込んでいるわけでもありません。

ただ、この2バンドがジャーマンメタルというジャンルを確立に大いなる寄与をし、名作を数多く残してきたのは間違いないでしょう。その過程で生み出された作品と出会ったわけですが、私にとっては2バンドの一番良い時期に出会うことができたんじゃないかなと思っています。

今回は以上です。

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