私と音楽 ハードロック編4 Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)

amahikasです。
前回のTNTから間が空いてしまいました。
今回はハードロック編第4弾としてOzzy Osbourneについて書きます。オジーはメタルにするかハードロックにするかで迷いました。元々、オジーはHeavy Metal誕生以前からBlack Sabbathで活躍してましたし、ソロデビューも1980年とメタルという音楽が確立されようとしていた時期なのでハードロック編で紹介することにしました。

Ozzy Osbourneと私

初めてオジーを聴いたのは意外と遅くて1986年です。『The Ultimate Sin』が最初の1枚でした。『The Ultimate Sin』以前にも代表曲は聴いたことがあったんですが、アルバムを買う機会を逃したため、大物のわりには遅めに聴いたアーティストです。
その後、オジーは私にとってQueen、AC/DCといったもっとも好きなアーティストの次に好きなアーティストのひとつに入ったため、2007年発表の『Black Rain』までほとんどの作品を購入しています。

『The Ultimate Sin』

最初の『The Ultimate Sin』はもちろん今でもお気に入りです。”Secret Loser”、” Fool Like You”、”Shot in the Dark”といったミドルテンポでキャッチーな曲を始め、”Killer of Giants”、”The Ultimate Sin”といったスローでダークな曲も好きです。
残念ながらオジー本人はこのアルバムを気に入ってないんですよね。当時のLAメタルの影響を受けたせいか確かにポップでキラキラとした音になってるんですけど、曲はいいです。

次に買ったのはデビュー作の『Blizzard of Ozz』です。このアルバムはモンスターアルバムですね。”I Don’t Know”、”Crazy Train”、”Goodbye to Romance”、”Suicide Solution”、”Mr. Crowley”といったHR/HM界を代表する曲が多数収録されています。特に”I Don’t Know”と”Crazy Train”は大好きです。スタジオ版よりもライブで聴くのが大好きでした。

続いて聴いたのは初代ギタリストのランディー・ローズに捧げられた『Tribute』というライブアルバムです。私がオジーを聴いたときにはランディーはすでに亡くなっていましたが、オジーのライブを見たいと思うようになるくらい良いアルバムでした。

次に聴いたのは1988年発表の5作目『No Rest for the Wicked』です。このアルバムはギターのザック・ワイルドが加入をしたアルバムです。歴代のギタリストの中でも私はザック・ワイルドが一番好きです。
しかし当時は何故かあまり好きになれないアルバムでした。当時から好きだったのは”Devil’s Daughter”ですが、今聴くと”Bloodbath in Paradise”、”Demon Alcohol”などいい曲もあるんですよね。

次に聴いたのは1991年発表の『No More Tears』です。このアルバムを最後に引退をすると発表をしたのが懐かしいです。来日公演はこれまた大好きなSaigon Kickが前座だったので武道館まで行きました。
『No More Tears』はオジーのスタジオアルバムの中では一番好きです。タイトル曲の”No More Tears”は今でもオーディオの試聴用に使っているくらい私の中では定番中の定番曲です。
残念ながら引退表明はあっさりと翻してオジーは活動を続けます(笑)
1995年に『Ozzmosis』、2001年には『Down to Earth』を発表します。私がリアルタイムで聴いていたのはここまでです。2007年の『Black Rain』も買いましたが、ほとんど聴きませんでした。

話が前後しますが、1991年にようやく『Diary of a Madman』と『Bark at the Moon』を買いました。代表曲はライブアルバムで聴けばいいやと長いこと後回しにしてたんですよね。

Ozzy Osbourneの好きな曲

それではオジーの作品から好きな曲を紹介します。

  • I Don’t Know / 『Blizzard of Ozz』
  • Crazy Train / 『Blizzard of Ozz』
  • Flying High Again / 『Diary of a Madman』
  • Secret Loser / 『The Ultimate Sin』
  • Fool Like You / 『The Ultimate Sin』
  • Lightning Strikes / 『The Ultimate Sin』
  • Killer of Giants / 『The Ultimate Sin』
  • No More Tears / 『No More Tears』
  • Desire  / 『No More Tears』
  • I Don’t Want to Change The World / 『No More Tears』
  • Mama, I’m Coming Home / 『No More Tears』
  • Road to Nowhere / 『No More Tears』
  • Don’t Blame Me / 『No More Tears』
  • Hellraiser / 『No More Tears』
  • Perry Mason / 『Ozzmosis』
  • See You on the Other Side / 『Ozzmosis』

結構、偏ってますね。
デビュー作『Blizzard of Ozz』からの”I Don’t Know”と”Crazy Train”は前述の通り、ライブ版のほうが好きです。ライブ版は『Tribute』と『Live & Loud』しか持っていませんが、ザック・ワイルドが弾いている『Live & Loud』のほうが好きです。まあ、どちらも名演ですけどね(笑)
“Flying High Again”もライブ映えのする曲ですね。ただ、この曲はスタジオ版も好きです。

『The Ultimate Sin』からは曲数が多いのですが、似たような曲が多いので優劣はつけがたいです。基本的にこのアルバムはミドルテンポでキャッチーな且つポップなメロディー、キラキラとしたギターの音が特徴です。1曲気に入ればアルバムごと気に入ることでしょう。

『No More Tears』からも曲が多いです。なんと言ってもタイトル曲の”No More Tears”が好きです。オジーの曲の中でも一番に好きですね。
しかし、”Desire”、”I Don’t Want to Change The World”、”Don’t Blame Me”といったミドルテンポの曲も外すことはできません。それと”Mama, I’m Coming Home”と”Road to Nowhere”のバラード2曲ですね。特に”Road to Nowhere”は私の人生に大きな影響を与えた曲で、道に迷うと今でも口ずさんでしまう曲です。歌詞もとてもいいです。

『Ozzmosis』からの2曲はオジーが作り上げてきた世界の集大成というか、成熟したオジーの音楽という印象を持っています。ベースにある要素はこれまでとあまり変わらないので刺激は少なくなっていますが、完成された音楽になっていると思います。

おわりに

最後にオジーの魅力についても書いておきたいと思います。
まずはメロディーです。オジーは意外とビートルズが大好きなので基本的にメロディーをものすごく大事にするという印象があります。あくまでもわかりやすい楽曲が多いので難解なことはほとんどやっていません。楽曲の構成もシンプルだと思います。
結果的にどの作品を聴いても同じに聞こえるというデメリットもあるのですが、私の場合はAC/DCやMotorhead、Slayerというバンドも好きなので気にならないばかりか、変にスタイルを変えられても困るものがあります。(笑)

オジーのボーカルも大好きです。すごくレンジが広いとか、魅力的な声質をしているとか、技術的にうまいというわけではないのですが、個性が際立ってます。この手の唯一無二の存在というのは気に入ってしまったら、どこまでもついていってしまうんですよね。

歴代のギタリストがうまいというのも魅力のひとつです。ランディー・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドとどのギタリストも個性がありますし、演奏面だけでなく作曲の面でも貢献をしていると思います。
特に好きなのはザック・ワイルドです。ザックはリフが野太いわりに繊細なプレーも非常にうまいです。ギターの演奏方法ではチョーキングが好きなんですが、チョーキングをするタイミングなんかは大好きですね。ランディー・ローズのチョーキングも好きです。ライブバージョンの”I Don’t Know”の二人の演奏はいつ聴いても鳥肌ものです。

オジーは無名のギタリストを発掘するのがうまいという評価もあります。私は発掘だけでなく育成もうまいんじゃないかと思っています。これはギタリストに限らないのですが、スタジオでもステージでもメンバーに自由にやらせるという印象を持っています。
結果的に良い作品ができますし、ライブもメンバー全員が生き生きとしていて見てるこちらも楽しむことができます。そんなわけでライブもオジーの魅力のひとつです。
オジーのライブを最後に観たのは1998年か2002年の武道館公演です。(多分1998年)残念ながらこの時はオジーのパフォーマンスがいまひとつでした。この時が最後となっています。

最後にこれから初めてオジーを聴く人にお薦めするアルバムを書いておきます。
『No More Tears』と『Blizzard of Ozz』です。
『No More Tears』は前述の通り、引退表明をした際に発表したアルバムなので集大成的なアルバムになっています。タイトル曲の”No More Tears”はオジーにしては珍しく展開がありますし、オーケストラを使ったりと豪華な1曲となっています。他のアルバムで同じような曲を聴くことはできませんし、曲そのものも良いです。他の曲も粒ぞろいなので一番にお薦めするアルバムです。
デビュー作の『Blizzard of Ozz』も完成度が高いのと代表曲がバランス良く配置されています。古い作品なので音質的には『No More Tears』のほうが好きですが、HR/HM界でも名盤とされている作品なのでオジーを知るというだけでなく、HR/HMを知るという意味でもいい作品だと思います。
手っ取り早く代表曲を聞きたいという場合、いくつかベスト盤も発売されていますので迷うと思いますが、私はライブ盤の『Live & Loud』をお薦めします。先に書いたようにオジーの魅力のひとつがライブと感じているので、代表曲とライブの両方を楽しめるかなと思います。
ちなみに『Live & Loud』はDVDも発売されています。実際に動くオジーはとても面白いので、こちらもお薦めです。ザックもかっこいいし(笑)

今回は以上です。

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