Day4
変わらず好調です。バーンインによる音質の変化はまだないです。
三日目に感じたように高音寄りではなく低音寄りですね。
数値に表すと高音8、中域7、低音10という感じです。
特に低音は下までよく出るので総じて量が多いと感じます。
また、低音寄りではありますが、音源に忠実に再生をするので低音が少ない曲だと無理に低音を強調しません。高音が目立つ曲であれば低音は聞こえず、高音寄りに聞こえます。
あらゆる点で余計な味付けはしないという印象ですね。
P7は全体的にまろやかに聞きやすくする傾向がありますので、ここは多き値違いかなと感じてます。
今のところ耳は痒くなりません。すなわち金属アレルギーは発症していないです。
これは私にとってものすごく重要で一時はヘッドフォンを装着することをあきらめましたが、金属アレルギーが発症しないヘッドフォンであれば装着ができることが証明されたのでもの凄く嬉しいですね。
おそらくP7のイヤーパッドにはクロームなめしが使用されていて、クロームなめしが金属アレルギーを引き起こしてるのかなと思います。
B&WがP7用の合皮パッドを出してくれると嬉しいんですけどね。
この日に聴いた曲の中で印象的だったのはSarah McLachlanの”Vox”。
出だしの高音が非常にきれいでした。
何度か書いてますが、聞き慣れた音も「こんな風に聴かせることができるのかぁ」と感心することが多いです。
この日は外で約4時間装着して視聴しました。
自宅では8時間ほど鳴らしてます。
Day5
この日から高音の出が良くなりました。量が増えて全体的にクリアになったので試聴時の印象に近づきました。
低音は変わらずよく出てます。
数値に表すと高音9、中域8、低音10という感じに変わりました。
高音は耳から頭へ上の方向に伸びていくような感覚があります。
このおかげで開放的でカラッとした音に感じます。
P7も同じ類の高音を出しますが、量と解像度が違うと感じます。
1770 PROのほうが量が多く、解像度が高いです。
中域に関しては初日の印象と大きな違いはありませんが、高音の影響で量が増えてより開放的になりました。
元々、「こもり」という印象はありませんでしたが、より開放的になりました。
また締まりが出てきましたように感じます。
低音については量は変わりません。
試聴時に比べて量は多いように感じます。
初日に比べると締まりが出てきたのでキレも増してます。
この日は外で約3時間装着して視聴しました。
自宅では8時間ほど鳴らしてます。
Day6
この日からケーブルを変えました。
ONSO社の3.5mm-mini XLR ヘッドホンケーブル「hpcs_01_ub3x_120」です。
このケーブルはTwitterで出会ったDoRaさんという方のお薦めで購入しました。
あまりケーブルにお金をかけない私なので薦めてもらわなかったらもっとも安い3.5mm-mini XLRケーブルを買っていたでしょう。(笑)
このケーブルのレビューは別の機会に書くとして、6日目はさらに高音がよく出るようになりました。
エージング(バーンイン)が進んだのか、ケーブル交換による効果なのかよくわからなくなってしまいました。(笑)
ケーブルを変えたのは純正ケーブルが外で扱いづらかったのが理由なんですが、これをやってしまってはちゃんとしたレビューになりませんね。
ケーブルの聞き比べは別途書きたいと思います。
結論としては、ほぼ試聴時と近い音になってきました。
違いといえば、低音の量です。
また、音場も広く、立体的な音の表現は試聴時よりもいいです。
音の強弱、余韻や立ち上がりは素晴らしいものがあります。
P7には及びませんが、1770 PROが全体的に聴かせる音には違った魅力がありますね。
この日も外で約3時間装着しました。
自宅では8時間ほど鳴らしてます。
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コメント
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