はい。聴いてきました。
Westoneが最近発売したカスタムIEMのエントリーモデルです。
なんかWestone社の製品が欲しいなぁと思っていたところに発表されたので試聴するのが待ち遠しかったです。
私とWestoneの出会いは名機Westone 4Rです。
W4Rに出会ってから10年以上続いていたイヤフォンに対する偏見がなくなり、再びイヤフォンを使うようになりました。
W4Rは残念ながら今年の初頭に手放してしまいました。
W4Rの後継機探しは難航し、結論として違うテイストのIM04を買うことになりましたが、それでも飽き足らずカスタムIEMのPrivate 222を購入して現在に至ります。
W4Rのレビューは以下の記事を参考にしてください。
W4Rに対する想いはこちらの記事も参考にしてください。
さて、早速S20について紹介していきましょう。
Westone S20
Westoneが発表したカスタムIEMのエントリーモデルです。
S20はS10とともに発表され、S10がシングルBAドライバ、S20がBAドライバ二つを積んでいます。
価格はS10が34,000円前後、S20が48,000円前後とカスタムIEMとしては非常に安くなっています。
同じWestone ESシリーズのエントリーモデルES10が68,000円、ES20が108,000円ですのでどれだけ安くなったかがわかるかと思います。
ESシリーズと大きく違うのは形状とカスタマイズ性です。
S10とS20はドーナツのような形をしています。
ONKYO-シーメンスのカスタムIEMと少し似てますね。
カスタマイズ性ですが、Sシリーズはシェルの色を選ぶことしか出来ません。
フェイスプレートなどはありませんし、もちろんカスタマイズも出来ません。
ケーブルはMMCX対応となっており、Epicケーブルとマイクつきケーブル、極細ケーブル(有償)が選べます。
シェルをフルアクリルにすることによってコストダウンを図ったそうですが、WestoneのカスタムIEMの魅力の一つであるシリコン製のフレックスカナル(耳の温度によって柔らかくなる)がないのが残念です。
公式サイトは以下を参考にしてください。
こちらもわかりやすく説明されています。
試聴環境
今回の試聴環境はiPhone+VANTAM Red+S20です。
S20はあくまでも試聴機ですのでカスタムIEMという製品の性質上、完成品とは音が異なることがあります。
試聴に使った曲は以下の記事を参考にしてください。
それでは次ページから試聴結果を書いていきます。
コメント