試聴環境
今回の試聴環境はiPhone直です。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
Edition M
最初に音質以外の印象を書いていきましょう。
デザインは非常にいいです。価格が価格なので当然という気もしますが、デザイン、機能性、強度、携帯性のすべてが良さそうです。
装着感はアラウンドヘッドと違いオーバーイヤーらしい装着感。
頭を振っても大丈夫で側圧も痛くもないし音漏れもしない程度でちょうど良かったです。
人によってはやや不安定かも知れませんが、私は大丈夫そうでした。
バンドの長さは少し短いですね。私は最長にしてちょうどいいくらいです。
リケーブルが可能でMMCXコネクタが採用されています。
ケーブルの取り外しはしやすかったです。ただ、外しやすすぎて少し心配ですね。
ケーブル、プラグともに高級感があります。
遅くなりました。音を聴いていきましょう。
レ・ミゼラブル
高音の量がやや少ないですね。中低音の量が多いという印象です。
中低音は迫力があってこの曲の持つダイナミックな雰囲気は良く表現できてます。
全体的に暖色系の音ですが音の分離もそこそこでよく解像度は高いです。
Death
この曲でも中低音の迫力はとても良い感じです。
音場はかなり広いです。特に奥行きがありますね。
全域ともに音の粒が細かく、滑らかです。
Michael MonroeとAC/DC
聴く機会も多いHard Rockでシンバルの聞こえ方を確認してみました。
やはり高音の量が少ないと感じました。
高音寄りのPrivate222を聴いた直後だからかもしれませんね・・・。
まとめ
まず、音質以外の点ですが想像よりも小さくて軽いですね。折りたためないのは残念ですが、持ち運びは問題なさそう。
音はとりづらいです。個人差もあると思いますが、私の場合はiPhoneの音量を最大にしても少し物足りないくらいでした。
私のようにiPhoneをDAPとして使う場合は、アンプがないと厳しいですね。
3曲の試聴でしたが大体の音質的な傾向はつかめたかなと思います。
個人的な好みでいうと高音の量が少ない点がもっとも気になりました。
現時点では12万を出してまで買おうとは思いませんが、高音以外はまったく問題がないばかりかP7よりも魅力的を感じる部分もあるのでVANTAM Redを持って再度試聴をしたいと思います。
次ページはEdition 8とATH-MSR7です。
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