先日、KEFのM500とB&WのP7を試聴してきたのでまたまた備忘録代わりに試聴結果を投稿します。
試聴を重ねるにあたって今回のヘッドフォン選びで重視するポイントが決まってきました。
フラットな音質というのは変わらないのですが、今回は解像度にはこだわらずに音場と聞いていて気持ちがいいかという点にこだわってみます。
MDR-Z1000とK545も非常に気に入っているのですが、この二つにないものが欲しいかなと思ってます。
KEF M500
高音はきれいですが、バランス的には高音よりも中低音が強いという印象。
先日聞いたT51pに比べると少しおとなしめなのかなぁ。
中低音は量があり、キレもいい。
ただし、低音は滑らかで包み込むような感じもあり、Z1000とは異質。
音場はいい感じで特に各楽器の出所がいいですね。これもZ1000にはない魅力です。
デザインは非常に気に入っています。
思っていたよりもコンパクトでオーバーというよりもオンイヤーなんですね。
低反発素材を使っているせいか、装着感は非常にいいです。
側圧もちょうど良く、長時間聞いていても疲れなさそう。
ただ、音漏れは心配ですね。
B&W P7
前回よりも落ち着いて聞くことができました。
高音はT51p、M500よりもきれいと感じました。
特に余韻や残響音の響き方がとても気持ちいいですね。
MDR-Z7に近い響き方でした。これはやや大きめのイヤーパッドで空間を作ってるからでしょうかね。
中域はやや引っ込んでるようなイメージを受けました。
特にボーカルはT51pやM500ほど前に出て来ないという印象です。
低音は低いところまでよく出ています。
曲によってはややブーミーにも感じましたが、温かみもあって気持ちよく包んでくれます。
音場は広く、フルオーケストラを聞いてるととにかく気持ちが良かったです。
コーラスの細かい部分も良く聞こえますし、音もよく伸びます。
全体的には解像度の高さとパワフルに聞かせるところのバランスがいいなと感じました。
いまひとつだったのはロックやメタル系ですかね。
特に音の密度が上がると情報量が多すぎてやや聴き疲れをするという印象です。
この辺はM500のほうがうまくまとまってますね。
デザインはこちらも気に入っています。
装着感も非常によく、音楽に没頭できます。
こちらは遮音性、音漏れの心配はないですね。
あと何度か試聴をする予定ですが、今のところP7がリードです。
M500は音漏れが気になります。
T51pはリケーブルが出来ないのと音質面で好みとはちょっと違う点がマイナスです。
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[…] します。 なお、P7を購入するに至った経緯は以下の記事を参考にしてください。 2014年ヘッドフォン選び 2014年ヘッドフォン選び その2 2014年ヘッドフォン選び その3 2014年ヘッドフォン選 […]