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気ままに試聴 密閉型ヘッドホン MEZE 99 CLASSICS

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ヘッドホン
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amahikasです。
完全に夏ですね。とても暑いです。じめじめも半端ないです。(涙)
若い頃はかなり暑くても気合いと体力でヘッドホンを使っていたのですが、昨年から夏場にヘッドホンを使うのがかなりつらくなってきました。
体力的にきついというよりも精神的に我慢できません。
下品で申し訳ないのですが、会社に着く頃にはイヤーパッドもベタベタですしね。

そんなわけで昨年から暑い時期にはカスタムIEMをメインで使っています。もう大活躍です。
でも、少しでもヘッドホンを使う期間を延ばしたいという未練があるので、今年の秋はオンイヤー型のヘッドホンを使ってみようと思っています。

今のところbeyerdynamic社のT51pが本命で、オーディオテクニカ社のATH-ESW950やMASTER & DYNAMIC社のMH30、KEF社のM400とM500などが候補となっています。
そんな中、オンイヤー型ではないのですが、ちょっと気になって聞いてみた製品が今回紹介するMEZE社の99 CLASSICSです。

何度かiPhone直で試聴をした結果、自分の好みに合いそうなので今回はnano iDSDと組み合わせて聴いてみました。

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MEZE 99 CLASSICS

99 ClassicsはルーマニアのMeze Headphones社の製品です。
99 Classicsは2015年の12月から発売されています。GoldとSilverの2色展開でSilverは少し遅れて発売されました。

GoldとSilverではイヤーカップの木材が異なっており、Goldはウォールナット、Silverはメープルを採用しています。木材の違いによる音への影響も気になるところです。
リケーブル対応でマイクリモコン付きケーブルとストレートケーブルが同梱されます。

Meze Headphonesは11 Classicsというイヤホン、73 Classics、66 Classicsというヘッドホンも発売しています。

詳細はメーカーの公式サイトを参考にしてください。

試聴環境

試聴環境はiPhone 6s Plus+nano iDSDです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2015年10月版)
前々からしつこいくらい私がオーディオの試聴に使う曲を紹介していますが、最近少し曲を入れ替えたので、この記事もアップデートしたいと思います。前回の記事は以下を参考にしてください。学生の頃はQueenのBohemian RhapsodyやBod...

試聴の直前までiPhone直でVision EarsのVE5を聴いていました。

試聴結果

Thunderstruck / AC/DC

高域が非常にきれいです。ちゃんと聞き比べてませんが、おそらくB&WのP7DT 1770 PROよりもきれいだと思います。
低域は奥行きがあって独特な響き方をします。中域も滑らかで自然ですね。

全体的に自然で上品な音を聴かせてくれます。、解像度はそこそこの高さですが、音の粒が細かく、滑らかさがあります。
音場が広く、立体的な表現がうまいです。
音の位置が左右と前後でよくわかります。

Bisso Baba / Bob James

この曲でも高域の美しさが際立ちます。特にピアノの音が良いですね。表現も丁寧です。
ベースの低音はそれほど沈みこみませんが、合格点のレベルです。
立体的な表現がうまいので、音があちこちから出てきますね。

At The End Of The Day / Les Miserables

冒頭部分ですが、高域のパーカッションと歓声がよく聞こえます。
中域も過不足なく出てますので、オーケストラとコーラスの迫力も十分です。迫力だけでなく細かさもあって良いですね。オーケストラは各楽器をよく聴き取れますし、コーラスも同じくです。
低音の響き方も実際に現場にいたらこんな風に聞こえるんだろうなと想像してしまうくらい生っぽいです。

全体的にウォームな傾向ですが、スピード感の表現もうまいです。
音源に合わせて正確に再現をしているという印象です。

The Millionaire Waltz / Queen

少し古い曲を聴いてみます。
この手の古い音源には特に合いますね。
全体的に優しさと温もりがあるのは期待通りなんですが、音の粒が細かく滑らかでもあります。
あくまでも私のイメージですが、すべての楽器があるべきように聞こえるという印象です。
味付けはしてない。
正確に心地よく聴かせてくれる。

Flesh and The Power It Holds / Death

音の密度が高いデスメタルも聴いてみましょう。

意外といけますね。密度が上がっても問題ないです。
ただ、ギターの切り裂くような高音は今ひとつです。音の先端が丸まって聞きやすくなってますね。
低域のドラムとベース、高域のシンバルなども聴きやすくなっていますのでメタルのもつ暴力的な音は薄れていますが、まったりとデスメタルを聴くには向いてます。ちょっと矛盾してますがね。(笑)
それとまったりと聴かせるだけでなく、スピード感もちゃんと出してるのがいいです。

Rangers / A Fine Frenzy

女性ボーカルも聴いてみましたが、この曲との相性は最高でした。
この曲はB&WのP7で聴くのが好きなんですが、B&WのP7に勝るとも劣らないです。

次ページに99 Classicsの写真とまとめを書きます。

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