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プリンス・オブ・ブロードウェイでラミンを鑑賞した感想を書く

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ミュージカル
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感想

個人的に気に入ったのは、慣れ親しんでいる「オペラ座の怪人」からの3曲。
特に”The Music Of The Night”は相変わらず素晴らしかったです。
この曲はミュージカル関係で私がもっとも好きな曲のひとつで、ラミンが歌うのがもっとも好きです。
強い部分もいいんですが、声量も迫力もあるラミンが繊細に歌うパートが好きです。

1発目の”Overture”(序曲)も良かったです。
この曲はオーケストラのみによる演奏で、今回の公演で使用されているミュージカルの曲を中心に構成されていますが、うまくアレンジされてるなと感心しました。
また、音響の良さと演奏陣のうまさを感じました。
シアターオーブは4月に行われたコルムさんのライブ以来2回目です。
コルムさんのライブの時はそれほど音響がいいとは感じなかったのですが、今回はとても音がいいと感じました。

演奏陣がうまかったのも嬉しかったです。
ミュージカル俳優も重要ですが、基盤となる演奏陣がしっかりしてないと楽しめないですからね。
ちなみに3階席だったおかげで演奏陣の動きをよく見ることが出来ました。
指揮者は俳優の動きを見ることが出来ますが、演奏陣はあまり見ることは出来ないんじゃないでしょうかね。
それなのにあれだけ息の合った演奏をするのはすごいなと感じます。

「ウェストサイド物語」からの”Tonight”も良かったです。
この曲はこれまでたくさん聞いてきてますが、今回がもっとも良かったです。
もう少し長く聴いていたかったのですが、曲が短いので仕方がありませんね。

“Tonight At Eight”は初めて聴いた曲です。
曲そのものよりもシチュエーションが楽しかったです。
いつの時代もデートの時は人間ってあのように不安になりますよね。(笑)

“You’ve Got Possibilities”も良かったです。
ラミンがスーパーマンに扮するのは知っていましたが、あのような役だったとは。(笑)
とにもかくもマリアンド・トーレスさんが素晴らしかったです。

「キャバレー」からの4曲も良かったです。
クイーンのフレディー・マーキュリーが尊敬するライザ・ミネリが主役を演じたミュージカルですので曲はおぼろげなら知ってましたが、こういう舞台で聴くと魅力が増しますね。

「ローマで起こった奇妙な出来事」の”Lovely”はとても可愛らしかったです。
ケイリー・アン・ヴォーヒーズは今後注目したい俳優の一人です。

「エビータ」の3曲も良かったです。
“Don’t Cry For Me Argentina”が特に良かったんですが、もう少し重厚な感じも出して欲しかったかなと思います。

“Gentleman Jimmy”も印象が強かったです。
歌のパフォーマンスも良かったんですが、演出が面白かったです。

「スウィーニー・トッド」からの3曲も良かったです。
特に気に入ったのは”The Worst Pies In London”。歌詞で笑いました。(笑)
パフォーマンスももちろん良かったんですが、純粋に歌詞がブラックで面白かった。

“Can’t Help Lovin’ That Man”は曲もパフォーマンスも良かったです。
この曲はもう一度CDなどで聴いてみたいと思います。

最後の”Wait ’til You See What’s Next”もいい曲でした。
この曲はプリンス・オブ・ブロードウェイのために書き下ろされた新曲なんですね。
最後を飾るに相応しい曲だったと思います。

まとめ

ということで、予習もそれほどせず知らない曲が多かったにも関わらずとても楽しんできました。
これから行く方は時間が許すかぎり、少しでも予習をすることをお薦めします。
予習をしなくても俳優陣のパフォーマンスと演奏がいいのでかなり楽しむことはできますけどね。

公式サイトで公開稽古の模様もアップされてますので参考にしてくださいませ。

http://pobjp.com/ja/blog/pressday/
http://pobjp.com/ja/blog/pressday2/

私は、ミュージカルの魅力って俳優の表情を見るのも重要だなと思ったので、表情を見ることが出来る席でもう一度見てみたいなと思ってます。

日本から唯一出演していた柚希さんですが、踊りと立ち振る舞いが素晴らしかったです。
歌も良かったのですが、発音が今ひとつと感じました。
ミュージカル俳優は台詞のように歌を歌うというか、歌で台詞を伝える必要があるため、みなさん発音がすごくきれいで丁寧だなといつも感じるんですが、そこにネイティブではない俳優が入っていくのは並大抵の苦労ではないと思います。
過去に見た4 Starsの時も城田さんが頑張っていたのを見て、感動しましたが、今回も感動しました。
世界でも一流の人と一緒に演じることで得られることもあると思いますので今後も期待してます!

最後までラミン推しで申し訳ないのですが(笑)、ラミンの音楽について以下の記事に書きましたので参考になれば幸いです。

音楽レビュー ラミン・カリムルー Ramin Karimloo
本日は、今秋の来日が決まったラミン・カリムルーの音楽についてレビューを書きたいと思います。 前にも紹介したようにラミンはイラン生まれカナダ育ちの俳優、ミュージシャン、シンガーソングライターです。 詳細はWikipediaを参照してください。...

2015年12月17日に行われたラミンのソロコンサートの感想は以下の記事を参考にしてください。

ラミン・カリムルー in コンサートを見てきた聴いてきた
ちょっと日が空いてしまいましたが、ラミンのソロコンサートに行ってきました。「プリンス・オブ・ブロードウェイ」でラミンを見たのは11月2日だったので、こんな短期間にラミンにまた会えるのは非常に嬉しいですね。「プリンス・オブ・ブロードウェイ」の...

 

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