音楽、しかもクイーンネタです。
クイーンは当ブログでも何度か扱ってる通り、私がもっとも好きなバンドです。
好きなバンドのひとつではなく、もっとも好きなバンドです。(強調)
今年の11月20日にとても貴重な作品が発売されるのでこのブログでも取り上げたいと思います。
Bohemian Rhapsodyリリース40周年
この作品を語る上でBohemian Rhapsodyがとても重要な意味を持つのでBohemian Rhapsodyについても触れておきたいと思います。
クイーンは私がもっとも好きなバンドであれば、ボヘミアン・ラプソディーはもっとも好きな曲です。
今年はこの希代の名曲がリリースされて40周年を迎えました。
ボヘミアン・ラプソディーがリリースされたのは1975年の10月です。
クイーンのデビューは1973年で当時は本国のイギリスで酷評されました。
1974年3月に2作目となる「QueenII」をリリース。デビュー作よりは売れましたが、イギリスのメディアの酷評は変わらずという状態が続きました。
1974年にさらに3作目となる「Shear Heart Attack」をリリース。
このアルバムからは”Killer Queen”がヒットしたものの、まだ現在のような評価を得ることはできていませんでした。
そのクイーンを最初に認めたのは日本でした。
クイーンは1975年に初来日をし、本人たちも驚くほど熱狂的な歓迎を受けます。
その後、イギリスに戻ったクイーンは4枚目のアルバム「オペラ座の夜」の制作に入ります。
「オペラ座の夜」の先行シングルとして10月30日に発売されたのが”ボヘミアン・ラプソディー”です。
“ボヘミアン・ラプソディー”は瞬く間に売れてイギリスで9週連続一位を記録しました。
「オペラ座の夜」はアルバムチャートでも全英で一位となり、それまで批判的だったメディアからも非常に高い評価を得ます。
そのボヘミアン・ラプソディー発売40周年というのは個人的に非常に感慨深いです。
私自身は運のいいことに当時ロンドンにいたのですが、残念ながら6歳の小僧だったため、しっかりとした記憶はありません。
ただ、この奇っ怪な音楽とミュージックビデオは記憶に残っていて、12歳くらいで聴いたクイーンのグレイテストヒッツで初めて「あの曲はクイーンというバンドのものなんだ」と認識しました。
オデオン座の夜 ~ハマースミス1975
今回発売される「オデオン座の夜 ~ハマースミス1975」は1975年の12月24日に行われたライブを映像化した製品です。
シングルの”ボヘミアン・ラプソディー”とアルバムの「オペラ座の夜」の大ヒットにより、クイーンが本国イギリスで評価をされて行われたライブがこの作品というわけです。
会場はロンドンのハマースミス・オデオン。伝統的な会場です。
日付は12月24日。クリスマスイブですから、当時の期待がどれほど大きかったかは想像に難くないでしょう。
クイーン初期の歴史の中で行われた非常に重要なライブとしてこのライブは記憶されています。
これまで数々のブートレッグ(海賊盤)が出回り、オールドファンにとっては周知の作品ですが、今回正式にリミックスをされて発売されるのは非常に喜ばしいです。
今回、いくつかのパッケージで発売されますのでパッケージの中身を紹介しておきます。
CD Only
公式サイトはこちらです。
こちらはCDのみのパッケージでハマースミス・オデオンでのライブで披露した19曲が収録されています。
CD+DVD
公式サイトはこちらです。
こちらは先ほどのCD版とライブのビデオを収めたDVDとのセットです。
DVDに収録されている19曲に加えて1975年5月1日に日本の武道館で行われた初来日公演の模様も3曲が収録されています。
それと22分のドキュメンタリーも収録されます。
CD+Blu-ray
公式サイトはこちらです。
先ほどのCD+DVDと違うのはDVDがBlu-rayになっている点です。収録内容に変わりはありません。
映像については公式サイトで「SDブルーレイ」とわざわざ記載しているのでDVDもブルーレイもあまり違いはないと思いますが、DVDが圧縮音源なのに対してBlu-rayは非圧縮音源だと思われますのでBlu-rayの試聴環境がある場合は、こちらをお薦めします。
スーパー・デラックスBOX
最後はスーパー・デラックスBOXです。
このスーパー・デラックスBOXのみ12月9日の発売となります。
他のパッケージは11月20日発売です。
こちらはスーパー・デラックスというだけあって「CD+DVD+Blu-ray」という仕様になっています。
その他の特典については公式サイトを見てもわからなかったので発売元に問い合わせをしました。以下のものが含まれるそうです。
- 12インチシングル A面「ボヘミアン・ラプソディ」 B面「ナウ・アイム・ヒア」(サウンドチェック・ヴァージョン)
- 60P上製本 未発表写真掲載
- コンサート・チケットの複製
- コンサート・プログラム
- コンファレンス・バッジ
- ツアー予定表の複製
- 1975年のツアー・ポスターの複製
- ステッカー・ステージ・パスの複製
- 1975年のハマースミスのショーの最後に観衆に向けて落とされた風船の複製2個
気になる12インチシングルですが、ボヘミアン・ラプソディー40周年を記念した12インチシングル(レコード)だそうです。
”ボヘミアン・ラプソディ“が12インチで発売されるのは初めてだそうです。
またサウンドチェックの音が公式発売されるのもクイーン史上初のことなんですね。
レコードの再生環境はありませんが、私の場合はこれを買わないわけにはいかないかな・・・
まとめ
私は通常、この手の作品はシンプルにCDとBlu-rayだけを買うのですが、今回は12インチシングルが欲しいのでスーパーデラックスBOXを買います。
発売が遅れるのも残念ですが、これだけの特典を準備するのは大変でしょうから仕方がないですね。
なお、クイーンは数年前にも1974年におこなったレインボーシアターのライブのCDやBlu-rayを発売しています。
この作品ではSD(720×480ピクセル)サイズのマスター映像をHD(1920×1080ピクセル)クオリティにアップコンバートしていました。
音声はリマスターをし、リニアPCMステレオ、DTS HD マスター・オーディオでの収録でした。
最近のものにはかないませんが、1975年頃から考えると映像も音も比較的良かったので、私はCD+Blu-rayをお薦めします。
それと各パッケージの内容については私が調べた結果なので、間違いがある可能性があります。確実を期す場合は発売元への確認をお願いします。
クイーンに関しては以下の記事も参考にしてみてくださいませ。
コメント
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