毎年恒例、アメリカで行われる音楽の祭典グラミー賞授賞式を見ました。
今年のグラミー賞は新人賞を始め、いいアーティストが集まったなという印象です。
またその他の主要部門も誰が受賞するか予想しづらいという点で楽しみでした。
早速、授賞式での全パフォーマンスの感想と主要部門の感想について書いていきたいと思います。
なお、パフォーマンスについては私の個人的な好みが多分に反映されていますので、ご容赦ください。
自分の好きなアーティストに対して否定的なコメントを受け入れることの出来ない方は読まないことをお薦めします。
私自身の音楽遍歴については以下のページに記載しています。
かなり偏った音楽の嗜好なので感想も偏ったものになります。参考までにどうぞ。
それではパフォーマンスの感想から書いていきます。
- パフォーマンス
- Out Of The Woods / Taylor Swift
- Take Your Time / Sam Hunt and Carrie Underwood
- Heartbeat / Sam Hunt and Carrie Underwood
- Can’t Feel My Face / The Weekend
- In the Night / The Weekend
- Rise Up / Andra Day and Ellie Goulding
- Love Me Like You Do / Andra Day and Ellie Goulding
- Lionel Richie Medley / John Legend, Demi Lovato, Meghan Trainor, Tyrese, Luke Bryan, Lionel Richie
- Girl Crush / Little Big Town
- That’s The Way Of The World /Pentatonix & Stevie Wonder
- Take It Easy
パフォーマンス
Out Of The Woods / Taylor Swift
テイラー・スウィフトはそれほど思い入れのあるアーティストではありませんが、今回のパフォーマンスは良かったですね。選曲も良かったと思います。
個人的には昨年よく聴いた”Blank Space”を聴きたかったんですが、”Out Of The Woods”も同じようなテンポのいい曲でした。
テイラー・スウィフトはこの手のスローテンポの曲が好みに合うようになってきました。
若い女性を中心に人気を博している彼女ですが、年齢や経験を重ねて着実に成長してるなと思います。
Take Your Time / Sam Hunt and Carrie Underwood
Heartbeat / Sam Hunt and Carrie Underwood
新人賞にノミネートされたサム・ハントとすっかりお馴染みになったキャリー・アンダーウッドの共演です。
しっとりと聴かせるいいパフォーマンスでしたが、個人的にはいまひとつピンときませんでした。
Can’t Feel My Face / The Weekend
In the Night / The Weekend
お次は新人賞にノミネートされたThe Weekendです。
The Weekendを紹介するアリアナがかわいかったですね。(笑)
The Weekendはアメリカで評価が高いんですが、個人的には初めて聴くアーティストです。
今回のパフォーマンスは安定していてすごく良かったと思います。新人らしからぬ落ち着いたパフォーマンスでしたし、新人なのにひとりで2曲も任されたのは期待されている証拠かと思います。
Rise Up / Andra Day and Ellie Goulding
Love Me Like You Do / Andra Day and Ellie Goulding
お次は比較的最近出てきたディーヴァの共演です。
エリー・ゴールディング2作目の「ハルシオン」が好きで2013年に購入してよく聴きました。
きっかけはもちろんGleeです。(笑)
アンドラ・デイはまったく初めて聴くアーティストです。
この二人のパフォーマンスはこの日でもっとも良かったパフォーマンスのひとつです。
特に二つの曲をうまくマッシュアップにしていたのが好感でした。アレンジをした方がうまいのでしょうね。
アンドラ・デイはアルバムを聴いてみたくなりました。
Lionel Richie Medley / John Legend, Demi Lovato, Meghan Trainor, Tyrese, Luke Bryan, Lionel Richie
ライオネル・リッチーの功績を称えるコーナーです。
まず、昨年のグラミーではいまひとつのパフォーマンスだったDemiが良かったです。
好きなアーティストがこういった大舞台でいいパフォーマンスをするとなんだか安心しますね。(笑)
昨年、アルバムを購入してよく聴いたメーガン・トレーナーも良かったです。
ところどころに「はっ!」というメーガン節も聴かせてくれました。
ライオネルという大物の曲をこの大舞台で自分流にしてしまうあたりはメーガンも相当の将来性を感じさせます。
個人的には”All About That Bass”と”Dear Future Husband”のメドレーを聴きたかったですねぇ。こういった舞台に彼女独特のキュートな世界観は合うと思います。
しかし、この手のイベントはみんなを満足させることは難しいので今年はあきらめましょう。
他のアーティストも非常にいいパフォーマンスだったと思います。
最後にはライオネル・リッチー本人が出てきて”All Night Long”を歌いました。
この曲と言えばロサンゼルスオリンピックの閉会式でのパフォーマンスを思い浮かべます。
もちろん素晴らしいパフォーマンスだったんですが、かなりくどかった記憶が(笑)
Girl Crush / Little Big Town
こちらも新人賞にノミネートされているリトルビッグタウンです。
カントリーに震いされるアーティストで新人賞にノミネートされていますが、アルバムはすでに6枚発表しています。
この日のパフォーマンスも曲も良かったです。
ステージの使い方も印象的でした。4人のメンバーが丸く立ってその周りをストリングスが囲む姿は見た目も音的にも良かったです。
カントリーの女性ヴォーカルものは個人的にも好きなのでこのバンドは今後聴いてみたいと思います。
That’s The Way Of The World /Pentatonix & Stevie Wonder
Earth Wind and Fireのモーリス・ホワイトを追悼した曲です。
今年は追悼曲が多かったですね。(涙)
Pentatonixが相変わらず素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれました。
この人たちは本当にうまいですね。
スティーヴィー・ワンダーは話しが長すぎ。(笑)
Take It Easy
お次はイーグルズのグレン・フライを追悼するこの曲です。
ホテル・カリフォルニアかなと思ってましたが、この1曲でしたね。
個人的には大好きなドン・ヘンリーの変わらぬ姿を久しぶりに見ることができたので満足です。
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