DT 1770 PROを購入してそろそろ6ヶ月が経とうとしています。
B&WのP7をいよいよ使うことができなくなったので、現在はメインのポータブル密閉型ヘッドフォンとして快適に使用しています。
P7に比べて携帯性は悪いですし、音質も異なる傾向にありますが、携帯性は以前もBeats ProやMDR-Z1000を持ち歩いていたのでなんとかなります。
音質についてはP7が唯一無二の音を聴かせてくれていたので我慢するほかありません。
ただし、DT 1770 PROは解像度と正確性についてはP7を上回ります。
私はだいたいモニター系のリスニング系の製品を二つ所有しますので、DT 1770 PROは期待通りモニター系の密閉型ヘッドフォンの役割をこなしてくれています。
そんなDT 1770 PROですが先日試聴をしてきた同じbeyerdynamicのT5p 2ndと音質的に競合するかなと思っていたんですが、T5p 2ndがリスニング寄りのチューニングだったため、共存もあり得ると判断をしました。
DT 1770 PROとは長い付き合いになりそうなので思いきってケーブルをもう一本買うことにしました。
現在、ポータブル用に使用しているOnsoのケーブルには満足していますが、標準のケーブルに比べると低音がやや大人しいので、標準ケーブルに近い音を出してくれるケーブルがいいなと思っています。
Onsoと標準ケーブルの聞き比べについては以下の記事を参考にしてください。
DT 1770 PROのレビューについては以下の記事も参考にしてください。
FURUTECH ADL iHP-35X II
購入したケーブルはFURUTECH社のADL iHP-35X IIです。長さは1.3mです。(3m版もあります)
価格は9000円弱で市販されています。
カスタムIEMのケーブルに比べると安価です。
シンプル且つ小さなパッケージングです。
私が所有しているminiXLRケーブル3種類です。
黒いプラグがDT 1770 PRO標準ケーブルで、オレンジ色のケーブルがOnsoです。
今回紹介するADL iHP-35X IIは手前のケーブルです。
高級感のあるシルバーのプラグと黒いケーブルになります。
ケーブルはプラスチック素材で覆われている一般的なケーブルですが、音響用ケーブルで定評のあるFURUTECH社だけあって柔らかくクセのつきにくいケーブルになっています。
シルバーのプラグはOnsoに比べると大きめですが、標準ケーブルに比べると小さいです。
特にヘッドフォン側のプラグが短いのがありがたいです。
ヘッドフォン側のプラグが長いと、DT 1770 PRO装着時に肩に当たってしまうんですよね。
写真で見るとDT 1770 PROの標準ケーブルのプラグは小さめなんですが、プラグとケーブルの接続部分が硬いので取り扱いづらくなってしまうんですよね。
聞き比べ結果に行く前に環境を紹介しておきます。
視聴環境
MacBook Pro(Audirvana)からVANTAM Redを経由してヘッドフォンに接続しています。
音源はXLDでCDからALACに変換したものがほとんどです。
Audirvanaで32bit/384kHzにアップサンプリングしています。
普段聴いてるiPhone 6s Plus+VANTAM Redではなく、この環境を選んだのは、単純に音質がいいからです。より差がつきやすいかなと判断しました。
Audirvanaの設定もいつもの通りです。詳細は以下の記事を参照してください。
試聴曲と聴きどころについては以下の記事を参考にしてくださいませ。
それではケーブルの聞き比べ結果を書いていきます。
次ページに続きます。
コメント
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