結論
ここからは結論を書きますが、まずは10万円以上のモデルにしなかったところから書いていきます。
10万円以上は断念
昔からこの手の製品には5万以上出さないという個人的なポリシーがあるのですが、ポタアンを購入する時に見事に自分でこのポリシーを破ってしまいました。
今年に入ってから自分のポータブル環境が良くなってきて、耳も肥えてきたのは良いのですが、おサイフが緩んできてるのを危惧して今回は10万以内とすることに決めました。
また、初めてのカスタムIEMなので失敗したくないという想いも強いのですが、同時に10万以上を払って失敗するのも怖いなと思うようになりました。
Private 222を使ってみてカスタムIEMが自分に合うようならおそらく次は10万以上のモデルを買うと思います。
カノンとPrivate 222、CW-L15の比較
聞き比べてみてわかったことですが、CW-L15は思っていたよりも高音寄りでした。
よってCW-L15を落選としてカノンと222の争いになりました。
ただ、CW-L15も音質的にはいい製品でした。私の好みに合わなかっただけですね。
カノンと222はどちらも似たような音を出してくれるという印象。
カノンのほうが縦のレンジがやや広いように感じました。特に低域ですね。222よりも沈み込むような低音が出ていました。
ただし、密度の高い曲になると高音がややつぶれたように聞こえました。
222はなんと言っても全域にわたって解像度が高く、密度が高くなっても音がつぶれるということがありませんでした。
また、中域がカノンよりも少し厚みがあるように感じます。
どれも注意をして良く聴かないとわからない程度の違いですが、この結果、Private 222を選ぶことにしました。
保険で取っておいたUE4Proは222の音質と価格に納得が出来たので自動的に落選となりました。
とはいえ、6.5万であの音質は魅力的であることに変わりはありません。
デザインとオプション
デザインについてはカノン→222→CW-L15の順に気に入ってました。
カノンと222はほぼ同じくらい気に入ってます。
CW-L15はシェルがやや大きいんですね。
オプションについてはカノン→CW-L15→222です。
くみたてLabとカナルワークス社は選択できる色とオプションが豊富です。
FitEarはこの点では、かなり選択肢が少なくカスタムIEMに見た目を求める人には合わないでしょう。
私は最初からあまり派手にしないつもりだったのでFitEarに決めました。
くみたてLabでいうとアイスブルーとサクラの色がとても気に入っていたんですけどね。
あと、アルミプレートもつけたかったですねぇ。（笑）
信頼性
今回は奇しくも国内メーカーが最後まで残りましたが、初めてのカスタムIEMだったのであまり冒険はしたくありませんでした。
英語での海外メーカーとの交渉に自信がないわけではないのですが、細かなニュアンスが伝わらないことでつまらないトラブルが起きてもなと国内メーカーに絞りました。
最後に
まだ完成品が届いていないので今回の選択が良かったのかどうかはわかりませんが、後悔はしないと思います。
カスタムIEMは試聴機と完成品で音質も変わりますから、完成品が届くまでは楽しみでもあり不安でもありますね。
いまはこのワクワクと不安感を楽しんでいます。
今回は選から漏れたその他のモデルも魅力的なものが多かったのでちょっとコメントします。
特に良かったのは10万以上のFitEar Ayaと1964 Qi。Just Earももちろん良かったのですが、20万超えはさすがに手が出ません。（笑）
安価で印象が良かったのはUE4ProとCW-L12です。特にCW-L12の分厚い中低音は違った音質を楽しみたい時に良いなと思いました。
低音といえばCT-300も良かったです。
オンキヨーの三機種は初めてカスタムIEMをという人には面白いかなと思いました。
2015年2回目のカスタムIEMについては以下の記事にまとめました。
カスタムIEM関連の記事については以下のリンクを参考にしてくださいませ。
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