ついに待望のカスタムインイヤーモニター(カスタムIEM)を注文してきました!
せっかくなので今後のために今回のカスタムIEM選びの過程と結論を出した理由についてまとめておきたいと思います。
今後、特に初めてカスタムIEMを購入する方の参考になれば幸いです。
これまでの経緯
長くなりますが、順を追って説明していきます。
カスタムイヤーチップとの出会い
2015年初頭にWestoneがカスタムイヤーチップ UM56の販売を始めることを知りました。
Westoneは私にとって初めて愛機と呼べるWestone 4Rを製造しているメーカーだけにとても気になりました。
前々からイヤフォンの装着感に悩んできた私にとってカスタムイヤーチップという製品はとても魅力的に思えました。
もっともWestoneとShureに限っては私の耳でも装着感で問題がないため、カスタムイヤーチップはほぼ不要なんですけどね。
カスタムイヤーチップは「自分が気に入っているユニバーサルイヤフォンがある」という大前提があって初めて成立する製品です。
現状、私には音質的に愛機と呼べる製品がないため、カスタムイヤーチップは断念しました。
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カスタムIEMとの出会い
ポータブルオーディオが大好きなのでカスタムIEMの存在は知ってましたが、価格と手間(インプレッション採取、注文をしてからの待ち時間など)を考慮すると積極的に手を出しませんでした。
そんな私がカスタムIEMに対して積極的に試聴してみようと思ったのには二つの理由があります。
まずは低価格化。
カスタムIEMで人気のあるUltimate Ears社がUE4Proを6万円台で出すというのはとても魅力に感じました。
もうひとつは普段から情報交換をさせてもらっているSNSでカスタムIEMを使ってる人が多いことです。
単純な理由ですが、高価なもの且つよっぽどのマニアが手にするものという印象が強かったのが、「試聴してみるかぁ」に変わった瞬間でした。
気ままに試聴をした結果
初めてのカスタムIEMなのでかなりの数を試聴しました。(笑)
カスタムIEMは試聴機だと音質が変わるとわかっていましたが、色々と聴きたくなってしまいました。
まあ、性格なんでしょうね。
最初に試聴したのはUE4Proです。
この時の印象が良かったのとWebで調べたら他にも10万以下で私が満足出来そうなカスタムIEMが結構あると知ったため、いろんなモデルを試聴することにしました。
試聴したのは以下のモデルです。
- Ultimate Ears UE4Pro、UE5Pro
- くみたてLab KL-カノン
- Heir 4.A S
- CTM CT-200、CT-300
- カナルワークス CW-L10、CW-L15、CW-L02、CW-L51aPSTS、CW-L05QD
- Westone ES10、ES20
- FitEar Aya、Private 222
- Sony Just Ear XJE-MH2
- Noble 4C
- 1964 Qi
- Onkyo Siemens IE-C1、IE-C2、IE-C3
いくつかは参考程度に試聴したものもあります。
これだけ試聴をしたので大まかな傾向はわかりましたが、かえって混乱することもありました。(笑)
10万を超えるモデルを試聴したのは、10万以下のモデルと比較をして音質の違いを確認したかったからです。
一般に市販されているユニバーサルイヤフォンであれば、失敗をしても売って違うものを買えばいいと割り切ることが出来ますが、カスタムIEMは自分の耳にあわせて作成するため、中古市場での価格も下がるのかなと思い慎重になりました。
価格差以上に音質に差がある場合は、後悔をしないように10万以上も出そうと思ってました。
次ページに続きます。
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