LINE MUSICで気になってたMumford & Sonsの新アルバムがあったので聞いてみたらあっさりと気に入ってしまってハイレゾを買ってしまいました。
96kHz/24bitのFLAC音源をXLDで48kHz/24bitにのALACにして聴いてますが、素晴らしい・・・。
音楽も素晴らしいのですが、音質も素晴らしいっ!
定額制ストリーミングサービス良いですね。
LINE MUSICとAWA、どちらもなかなかいいですよ。
さて、カスタムIEM選びその2です。
前回はUE4ProとCT-300、KL-カノンを聴きました。
結果的にCT-300が落選。
コスパの良さでUE4Pro、音質でKL-カノンが残りました。
今回は予告通り、KL-カノンとPrivate222、CW-L15を聴きます。
三機種とも気ままな試聴では音質の傾向がフラットで解像度が高く、音場もそこそこという私好みのタイプでした。
価格的にも音質的にも今回のカスタムIEM選びは、おそらくこの三機種のうちのどれかになると思ってます。
おおよその価格ですが、KL-カノンが75,000円、Private222が89,800円、CW-L15が85,000円です。
聞き比べをするのは初めてなので楽しみです。
前回の試聴結果はこちらを参考にしてくださいませ。
さらにカスタムIEMを買うための資金も出来たのでギアを思いっきり上げて機種選定をすることになりました。
IM04もいいのですが、カスタムIEMをこれだけ試聴すると物足りなく感じてきてます。
試聴環境
試聴環境はいつもと同じくiPhone6 Plus+VANTAM Redです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
試聴してるのはすべて試聴機です。
あくまでも音質的な傾向を知るための試聴ですので承知おきください。
Private 222
トップバッターはFitearのPrivate 222です。
前回の試聴結果はこちらを参考にしてくださいませ。
Ozzy Osbourne
全体的なバランスは前回同様フラットです。
音像はウェットというよりも乾いた感じです。特に高音は乾いていて好みです。
中低音も解像度が高くキレがあります。
温もりよりもキレがあるタイプですね。
ネイザン・イースト
高音のシンバルと低音のベースのバランスがいい。
音源のせいか少しベースに温かみがでますがやはりキレのほうが強い。
全体的に音のつながりが良く滑らかです。
レ・ミゼラブル
解像度の高さが目立ちます。P7にも負けてませんね。
フルオーケストラの迫力もよく出てます。その上、解像度も高い。
迫力のある音は一体感があるんですが、音がひとつのかたまりにならずちゃんと分離して聞こえます。
低音はコントラバスの低い音もよく聞こえてきます。
音の余韻もよく表現できてますね。
もう少し低音に温かみがあってもいいかも。
Death
音の密度が高くなってもお構いなしですね。きれいにひとつひとつの音が分離されて聞こえます。
ベースソロの部分では弦の弾き方がとても鮮明に聞こえます。
A Kind of Magic
高域の解像度の高さが目立ちます。
ベースはP7に比べると少し大人しめで量が少ないという印象。
シェルやフェースプレートの色も4色しか選べないのはマイナス点ですね。
他のメーカーに比べるとデザインは無骨という印象です。
KL-カノン
お次はくみたてLabのKL-カノンです。
1回目の試聴結果はこちらの記事を参考にしてください。
A Kind of Magic
高音の解像度は互角かな。
低音はカノンのほうがやや温かみがあります。どちらかというと低音は温かみがあったほうがいいので好みに近いです。
スネアの破裂音が強いです。
全体的なバランスはこっちもフラット。
Ozzy Osbourne
高音が222より強いという印象を受けました。
シンバルとハイハットが少し耳に触わります。222のほうがマイルドという印象。
ネイザン・イースト
低音は十分なキレもありますが、222よりも温かいです。
シンバルの高音もきれいで全体的なバランスもいい。
解像度も問題なし。
低く沈み込む低音もよく出てます。
レ・ミゼラブル
この曲では高音の解像度が222のほうがやや上と感じました。
低音の沈み込みについてはカノンのほうが上という印象。
下にレンジが広いんですが、どちらかといえば高音が目立ちます。
Death
ほんのわずかな差で注意して聞かないとわからないレベルですが、音の粒が222よりも粗く聞こえます。特に高音が粗い。
ギターソロのヒステリックな音はきれいに表現できてます。
どうも音の密度が上がると粗く聞こえるようです。
次ページに続きます。
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