スポンサーリンク

2015年カスタムIEM選びその2 KL-カノン、Private222、CW-L15

スポンサーリンク
Private 222
スポンサーリンク

LINE MUSICで気になってたMumford & Sonsの新アルバムがあったので聞いてみたらあっさりと気に入ってしまってハイレゾを買ってしまいました。
96kHz/24bitのFLAC音源をXLDで48kHz/24bitにのALACにして聴いてますが、素晴らしい・・・。
音楽も素晴らしいのですが、音質も素晴らしいっ!
定額制ストリーミングサービス良いですね。
LINE MUSICとAWA、どちらもなかなかいいですよ。

LINEの音楽ストリーミングサービスLINE MUSICを使ってみる(設定と使い方の解説)
先日、Apple Musicが発表されました。 個人的に注目している音楽のサブスクリプション型ストリーミングサービスですが、Appleだけでなく日本でもいくつかサービスが開始されております。 今回はチャットやスタンプサービスで有名なLINE...
音楽ストリーミングサービスAWAを使ってみる(設定と使い方の解説)
LINE MUSICに続いてエイベックスとサイバーエージェントによる音楽のサブスクリプション型ストリーミングサービスAWAを紹介します。 基本的なコンセプトはLINE MUSICやApple Musicと同じです。 5/27からサービスを開...

さて、カスタムIEM選びその2です。
前回はUE4ProとCT-300、KL-カノンを聴きました。
結果的にCT-300が落選。
コスパの良さでUE4Pro、音質でKL-カノンが残りました。

今回は予告通り、KL-カノンとPrivate222、CW-L15を聴きます。
三機種とも気ままな試聴では音質の傾向がフラットで解像度が高く、音場もそこそこという私好みのタイプでした。
価格的にも音質的にも今回のカスタムIEM選びは、おそらくこの三機種のうちのどれかになると思ってます。
おおよその価格ですが、KL-カノンが75,000円、Private222が89,800円、CW-L15が85,000円です。
聞き比べをするのは初めてなので楽しみです。

前回の試聴結果はこちらを参考にしてくださいませ。

2015年カスタムIEM選びその1 CT-300、UE4Pro、KL-カノン
はい。本格的にカスタムIEM選びを始めます。初めてのカスタムIEMなので自分なりに音質や価格を考えながら、これまで気ままにいろんなモデルを試聴してきました。その結果、一応ひとつの結論に達しました。もっとも重要な価格ですが、8万円前後のモデル...

さらにカスタムIEMを買うための資金も出来たのでギアを思いっきり上げて機種選定をすることになりました。
IM04もいいのですが、カスタムIEMをこれだけ試聴すると物足りなく感じてきてます。

スポンサーリンク

試聴環境

試聴環境はいつもと同じくiPhone6 Plus+VANTAM Redです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。

私がオーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ
今日は音楽も音楽を再生するデバイスも大好きなので、試聴によく使う曲と聴きどころを紹介したいと思います。 学生の頃から試聴をするのはこの曲と大体決めていますが、時が経つにつれてだいぶ変わってます。基本的に私が試聴に使うのは自分が大好きな曲とい...

試聴してるのはすべて試聴機です。
あくまでも音質的な傾向を知るための試聴ですので承知おきください。

Private 222

トップバッターはFitearのPrivate 222です。
前回の試聴結果はこちらを参考にしてくださいませ。

気ままに試聴 カスタムIEM FITEAR AyaとPrivate222
引き続き国産でトップの人気を誇る須山補聴器のFITEARシリーズを聴いてきました。聴いてきたのは最も安価なPrivate 222とAyaです。Ayaは完全に予算オーバーですが、好みの音質を話したら優しい店員さんが薦めてくれました。カスタムI...

Ozzy Osbourne

全体的なバランスは前回同様フラットです。
音像はウェットというよりも乾いた感じです。特に高音は乾いていて好みです。
中低音も解像度が高くキレがあります。
温もりよりもキレがあるタイプですね。

ネイザン・イースト

高音のシンバルと低音のベースのバランスがいい。
音源のせいか少しベースに温かみがでますがやはりキレのほうが強い。
全体的に音のつながりが良く滑らかです。

レ・ミゼラブル

解像度の高さが目立ちます。P7にも負けてませんね。
フルオーケストラの迫力もよく出てます。その上、解像度も高い。
迫力のある音は一体感があるんですが、音がひとつのかたまりにならずちゃんと分離して聞こえます。
低音はコントラバスの低い音もよく聞こえてきます。
音の余韻もよく表現できてますね。
もう少し低音に温かみがあってもいいかも。

Death

音の密度が高くなってもお構いなしですね。きれいにひとつひとつの音が分離されて聞こえます。
ベースソロの部分では弦の弾き方がとても鮮明に聞こえます。

A Kind of Magic

高域の解像度の高さが目立ちます。
ベースはP7に比べると少し大人しめで量が少ないという印象。

IMG_4511

Private 222

シェルやフェースプレートの色も4色しか選べないのはマイナス点ですね。
他のメーカーに比べるとデザインは無骨という印象です。

KL-カノン

お次はくみたてLabのKL-カノンです。
1回目の試聴結果はこちらの記事を参考にしてください。

気ままに試聴 カスタムIEM くみたてLab KL-カノン
一段落がついた私のポータブルオーディオ環境ですが、好きなのでふらふらと試聴に行ってしまいます。次はまたまたイヤフォンです。とはいえ、買うのは秋頃の予定なのでじっくりと情報収集をしたいと思ってます。先日はカスタムIEM(インイヤーモニター)の...

A Kind of Magic

高音の解像度は互角かな。
低音はカノンのほうがやや温かみがあります。どちらかというと低音は温かみがあったほうがいいので好みに近いです。
スネアの破裂音が強いです。
全体的なバランスはこっちもフラット。

Ozzy Osbourne

高音が222より強いという印象を受けました。
シンバルとハイハットが少し耳に触わります。222のほうがマイルドという印象。

ネイザン・イースト

低音は十分なキレもありますが、222よりも温かいです。
シンバルの高音もきれいで全体的なバランスもいい。
解像度も問題なし。
低く沈み込む低音もよく出てます。

レ・ミゼラブル

この曲では高音の解像度が222のほうがやや上と感じました。
低音の沈み込みについてはカノンのほうが上という印象。
下にレンジが広いんですが、どちらかといえば高音が目立ちます。

Death

ほんのわずかな差で注意して聞かないとわからないレベルですが、音の粒が222よりも粗く聞こえます。特に高音が粗い。
ギターソロのヒステリックな音はきれいに表現できてます。
どうも音の密度が上がると粗く聞こえるようです。

次ページに続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました