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気ままに試聴 密閉型ヘッドホン MEZE 99 ClassicsとPHILIPS Fidelio M1MK2 BO

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ヘッドホン
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ようやく涼しくなってきましたね。
いよいよヘッドホンの季節ということで気分が高揚します。
イヤホンやカスタムIEMも嫌いじゃないんですが、音は空気をふるわせて発生するのでより空間の広いヘッドホンの音のほうが私は落ち着きます。

この時期になると毎年ヘッドホン選びを始めるのですが、今年はやらない予定です。
理由はB&WがP7 Wirelessを発売するためです。
現行のP7がアレルギーのために使えない私にとってP7 Wirelessは救世主となる可能性がありますし、これまでいろんなヘッドホンを試聴してきてDT 1770 PROほどの満足感を与えてくれるヘッドホンには出会ってません。
P7 Wirelessでアレルギーが発症しなければ、しばらくはDT 1770 PROとP7 Wirelessで快適なポータブル生活を過ごすことが出来るのではないかと思っています。

この二つのヘッドホンの環境を「至高」とか「最強」と安易に言うことはありません。
私の目標はいつでも「好きな音楽をいい音で聴く」ことなので、より良い製品があればいつでも乗り換えますし、そのための努力(情報集&試聴)も惜しみません。(笑)

密閉型ヘッドホン B&W P7がワイヤレスになって新登場!
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そんなわけでP7 Wirelessを購入することはほぼ決まっているものの、DT 1770 PRO購入後に試聴をした製品の中でもっとも気に入っているMezeの99 Classicsを試聴してきました。
予算の都合で99 Classicsを購入できるかどうかは微妙なのですが、悔いは残したくないので再度聴いてきました。
それと、Twitterのフォロワー様イチオシのPHILIPS Fidelio M1MK2 BOも試聴をしました。
今くらいの季節にDT 1770 PROを装着するのは少し暑いのでオンイヤー型のヘッドホンも探しています。
これまで何度も試聴をしてきたベイヤーダイナミックのT51pが有力なんですが、オーディオテクニカのATH-ESW950も好印象でした。
オンイヤーの密閉型ヘッドホンはなかなか決め手がないというのが本音です。

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試聴環境

試聴環境はiPhone 6s PlusとHERUS+です。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

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試聴の直前までiPhone直でWestone 4Rを聴いていました。

 PHILIPS Fidelio M1MK2 BO

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At The End Of The Day / Les Miserables

冒頭のパーカッションと歓声は表現できてますね。
高域は解像力が高く細かい音を聴くことが出来ます。
オンイヤー型ですが、低音が下までよく出ます。
解像力はそれほど高くありませんが、ボワつくこともありません。P7にも似たそこそこの質ながら快適に視聴が出来る低音と感じます。
中域は必要にして十分。前に出てくるタイプではないですね。

Bisso Baba / Bob James

この曲でも低域の沈み込みがいいですね。
P7やDT 1770 PROほどではありませんが、オンイヤー型であれば十分だと思います。
低域の解像力はそこそこですが、気持ちのいい低音を聴かせるのはうまいですね。
温もりのあるリスニング重視のヘッドホンと感じます。
逆に高域はこの曲でも細かくて解像力高いと感じました。
音の粒が細かくてさらさらとした音ではありませんので、高域はモニターらしい音を出します。
中域は変わらず至って普通です。

Rangers / A Fine Frenzy

低域がこの曲の持つ気だるい雰囲気をよく出しています。
ボーカルはギリギリ刺さらないくらいで、生き生きとして聞こえます。
中域は相変わらず大人しめですね。

Master of Puppets / Metallica

音の密度が高い曲も聴いてみましょう。
冒頭のギターリフはザクザクと心地良いです。どちらかというと乾いていて硬質な音ですね。
ドラムとベースが入ってくると中域が目立たないので軽く聞こえます。
これまで中域は大人しめと感じましたが、高域と低域に比べると量も少ないですね。
迫力が不足するのでこの曲には合わないと感じました。

Thunderstruck / AC/DC

もう1曲、音の密度が高い曲を聴いてみます。
冒頭のギターはいいですね。ひとつひとつの音が美しいですし、空気感もよく出てます。
バスドラとベースが入るところも雰囲気がいいです。
バンドとしての演奏が始まると中域はがやはり薄いと感じました。
ハードロックやHeavy Metalの要は中域と思っているんですが、中域がこれだけ引っ込んでるとギターとベースのユニゾンが軽く聞こえてしまいますね。
冒頭の部分はよかったのですが、1曲を通して聴くと物足りなさが残りました。

Fidelio M1MK2 BO その他の評価

装着感はいいです。側圧も緩めで長時間の視聴も問題ないと思います。
音漏れは確認していませんが、遮音性も個人的には十分ですね。
iPhoneとHERUS+の環境で音量は75から80でした。どのような環境でも比較的鳴らしやすいのではないかと思います。
軽くて小さいのでポータブルにも向いています。
デザインはカジュアルですが、安っぽくはないです。良いバランスだと思います。

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カラーリングは好みもあると思いますが、私はオレンジという色が好きなので気に入りました。

次ページに続きます。

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