早くも三日間をVANTAM Redと過ごしました。
メーカーの公式サイトにもVANTAM Redのページが出来ましたね。こちらです。
早速ファーストインプレッションを書いていきたいと思います。
環境はiPhone6 Plus+ VANTAM Red+B&W P7です。
P7はアップグレードケーブルのPEC/P7ではなく、標準ケーブルを使用しています。
音源はALACもしくはAAC 256kbps(iTunes Storeで配信してるもの)です。
VANTAM Redのセッティングについても触れておきます。
GainはHigh、DSUS(アップサンプリング機能)は最大の192kHz/32bitに設定してます。
DSEF (Digital Enhancement Filter)はFASTとSLOWの2種類を試してますが、基本的にはFASTにしてます。
これらの設定については機能の部で説明します。
音質
まずは音質からいきます。
試聴の時とおおむね印象は同じですが、とにかくすべてがきめ細かく聞こえます。
今までの私の試聴環境(iPhone6 Plus+AL-LCH21+B&W P7)と比べると段違いに解像度が高いです。
高音から中域、低音のバランスは変わりません。
P7はフラットに近いバランスですが、標準ケーブルを使うとやや中低音が強調されます。
VANTAM Redを通すと中低音の強調度が緩和されてよりフラットに近づきます。
それぞれの音がきめ細かくなるのですべての楽器が生々しく感じます。
音質のいいライブハウスで生演奏を聞いてるような気分に何度かなりました。
また、きめ細かいんですが聞きづらいと感じることはありません。ひとつひとつの音が刺々しくないんですね。
粒は細かいが先のとんがってるところを丁寧に磨いてるという印象です。
音量を上げても全く不快になりません。
前述のDSEFをFASTにすると少し乾いたようなさらっとした音質になります。
余韻よりキレと立ち上がりの速さが目立ちます。
SLOWにすると音が伸びてすこしウエットな印象に変わります。速さよりもよ余韻ですね。
それほど大きな差ではありませんが、好みや聴く音楽によって変えるのはいいかもしれません。
私の印象だとテンポの速いメタル系やロック、ボップにはFAST、しっとりとした静かな曲やアコースティックな曲はSLOWが合うなと思います。
音質については以上ですが、DSUSはDSEFの設定によって音が変わりそうです。
あと、エージングもいつも通り行ってます。
毎晩自分の気に入ってる曲をランダムに再生して放置してます。
次ページに続きます。
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