現在使っているヘッドフォンアンプの紹介です。
ヘッドフォンアンプは過去に iBassoのD5 HjをiPod Classicと使っていた時期がありましたが、音楽再生機能をiPhoneに集約したタイミングで里子に出しました。
iPhoneになってから音質に満足していたわけではないので、iPhoneに合うポータブルヘッドフォンアンプを探していました。
条件はLightningケーブルで接続出来て小さいものです。
iPhoneはスマートフォンとしても使うのでいわゆる二段重ねにしてシリコンバンドで固定するという使い方はしたくありませんでした。
また、iPhoneのDACを使わないようにするのが高音質への近道と思っているので、Lightningケーブルで接続出来るものを待っていました。
カメラコネクションキットやLightning USBカメラアダプタはそれほど嵩張るわけではありませんが、可能なかぎりすっきりとさせたいと思っています。
一番最初に知ったのはAK10です。
サイズといい使い勝手といいなかなかいい製品ですが、やはり少し大きすぎるかなということで見送りました。
Herusは音質の評判が良くサイズも理想的なのですが、Lightning USBカメラアダプタが必要なのと使い勝手が悪いとのことで残念ながら見送りました。
悩んでるときに登場したのがRadius社のAL-LCH21。
私が望んでるものがすべて揃っていて価格的にも手頃だったので発売してすぐに買いました。
以下はレビューです。
・デザイン
プラスチック素材なので正直に言ってちゃっちいです。
ですが、そのおかげで非常に軽い。
iPhoneに接続してぶら下げていても気になりません。
・音質
iPhoneのDACではなく、それなりのDACを通すことでこんなに音が変わるとは驚きました。
この製品は変に音質を変えることなく素直に解像度と音圧を上げてくれるので狙い通りです。
特に少し非力なK545がとても扱いやすくなりました。
K545の場合、全体的に音が良くなるというイメージですが、目立つのは低域のしまりですね。
Z1000とWestone4Rはバランス良く音質がアップします。
・操作性
あまり操作はしないほうですが、手元で音量調整や曲を飛ばせるのは意外に便利ですね。
・機能性
ハイレゾは16bit/96kHzまでですが、ハイレゾを体験してみたいという程度だったので個人的には充分です。
多機能よりもとにかく音質とサイズが重要だったのでこれくらいでちょうど良いです。
・満足度
大変満足しています。
上を見ればキリはないのですが、出来ればHERUSがもっと小さくなって使い勝手が良くなるといいですね。
LCH21は電池の使用量も少なくて助かっています。
今後もこの路線で音質向上、小型化を希望します。
ただし、購入してから何度か音が出なくなる症状がでて修理に出しています。
私の使い方が悪いのか、作りが悪いのかよくわかりませんが、壊れやすいというのは非常に残念です。
私のようにiPhoneの音質を手軽にあげたいという方にはお薦めなんですが、たまに修理に出さないといけないことも覚悟しておくのがいいのかもしれません。
※2015/01/26追記
その後、問題なく使用出来てます。
こんなに長く活躍してくれてるのは初めてなので嬉しいですね。
コメント
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[…] ・LCH21を接続して […]