今回はTITAN 1のファーストインプレッションを書きます。
開封の儀はこちらを参考にしてください。
環境はiPhone6 Plusに直接接続とポタアンのLCH21を使った時の2パターンです。
曲はいつも試聴によく使う曲ですべてALACです。
・高音
BAのような高音で最初は驚きました。
少し刺さり気味というくらい高音がよく出てます。
しばらくして落ち着いて刺さりはほとんどなくなりました。
ほどよく伸びますし解像度も高いですね。
私が持ってる中だとAKGのK545に近い高音です。
開放的でとても気持ちがいいです。
・中域
高音に比べると弱いです。
ボーカルが前に出て来るということもありません。
・低音
量は適度に出ていてよく締まってます。
どちらかというとキレがあるほうですが、温かみも少しあります。
私が好きなタイプの低音です。
・解像度と音場
同価格帯のイヤフォンに比べたら解像度は高いです。
特に高音と低音はひとつひとつの音をよく聞き分けることが出来ます。
音場は決して広いとは言えませんが、左右の定位はW4Rと比べても問題ありません。
奥行きは少し足りない感じです。ヘッドフォンになりますがZ1000に近いフラットな傾向にあります。
・全体のバランス
今のところはドンシャリという印象です。
高音と低音に比べて中域が弱く聞こえます。
個人的にはフラットな傾向が好きなのですが、ドンシャリが好きな方にはいいと思います。
ドンシャリとはいっても高音、低音ともにキレがあるのでボワつくということはありません。
細かく丁寧に鳴らすという印象ですね。
同価格帯のShureのSE215と比べると高音が明らかにきれいです。
解像度も高く、こもるという印象がないです。
SE215は中低音の量感があって温かみもあるんですが、すこしこもるんですよね。
TITAN 1は中域の量が少ないもののこもるということはなく高音も低音もよくキレてます。
・遮音性と音漏れ
遮音性はそこそこ高いのですが、音漏れが激しいです。
付属のイヤーピースを三つほど試してみましたが、どれでも同じように漏れてるので電車の中での使用は厳しいです。
あくまでも想像ですが、開放的な高音はこの音漏れのおかげなのかもしれません。
密閉型でここまで開放的な高音は聞くことができませんからね・・・。
・LCH21を接続して
iPhoneと直接接続していたときは高音の刺さりが気になったのですが、LCH21を間に挟むことによって、刺さりはかなり改善されました。
高音の角が取れて丸みを帯びるという感じですね。
また全体的なバランスもドンシャリから弱ドンシャリに変わりました。
低音は変わらずいい感じです。
一聴してエージングが必要な機種なのかなと思いますのでしばらくお気に入りの曲を流しておこうと思います。
どのように聞こえ方が変わるか楽しみですね。
SE215との聞き比べもやってみます。
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