唐突ですいません。(笑)
ちょっと訳あってヘッドフォンカバーのmimimamoを試してみることになりました。
今日はmimimamoの使用感と音質的な変化について書きたいと思います。
突然やってきた金属アレルギー
訳というのは金属アレルギーです。
私のヘッドフォン遍歴を読んでもらうとわかるように、私は学生の頃からかれこれ30年はヘッドフォンを使ってます。
これまでヘッドフォンを使っていて身体的な問題は一切なかったのですが、今年の5月頃から耳がかぶれて痒くなるようになりました。
原因がわからなかったので気持ちが悪かったんですが、夏の間はアレルギー用のクスリと塗り薬でなんとか症状を抑えてました。
しかし、イヤフォンからヘッドフォンに衣替えをするシーズンになって愛機P7を使い出したら症状がひどくなりました。
色々と調べたら革製品に塗るなめしにはクロムが含まれていてこれが金属アレルギーを引き起こすことがあるそうです。
詳細は以下のサイトを参考にしてくださいませ。
今のところイヤフォンのIM04とカスタムIEMのPrivate 222は大丈夫(症状があまり出ない)なのでP7のイヤーパッドがダメなんだろうなという結論に達しました。
P7を装着できないって私にとって死ねと言ってるようなものです。
ちょっと大げさですが、P7が原因とわかったときは本当に暗い気分になりました。
mimimamoを購入
ヘッドフォンカバーのmimimamoは前から知ってましたが、私とは無縁の製品だと思ってたのであまり気にしてませんでした。
よく調べてみるとテンセルというユーカリから採れる繊維から作られてるんですね。ヒトにも地球にも優しい繊維なのだそうです。
実際にmimimamoで症状が治まるかはこれから試してみますが、今回わらにもすがる想いでmimimamoを購入することになりました。
しかし人生って何が起きるかわかりませんね・・・。
mimimamoについては以下の公式サイトを参考にしてください。
この公式サイトで調べたらmimimamoのLサイズがP7にもしっかりと装着できると記載がありました。
ありがたいです。
mimimamoのLサイズは約2,700円で売ってます。
ポータブルオーディオ製品としては良心的な価格ですね。
mimimamoの写真
早速、mimimamoを見て行きましょう。
製品はこのようにパッケージングされています。
衣料品のようなパッケージですね。
パッケージの裏面には装着方法が記載されています。
パッケージから出します。
パッケージから取り出すとこのような形で収まってるので台紙から外します。
P7に装着してみました。
耳が革に触れるのは確実に防いでくれそうです。
ケーブル部分は少し収まりが悪いです。
外側から見るとこんな感じになります。
せっかくのデザインがちょっと損なわれてますが、贅沢は言えません。(笑)
右側のイヤーパッドです。こちらはしっかりと装着できます。
左右に装着した図です。
デザインは仕方がないですね・・・。
mimimamoの使用感と音質への影響
もっとも顕著に違いを感じるのが装着感でかなり悪くなると思っていいかと思います。
耳とイヤーパッドの間にmimimamoが挟まるんですが、mimimamoは非常に触り心地がいいもののよく滑る素材です。
P7の魅力のひとつに装着感の良さがありますが、mimimamoを装着すると滑るようになるので頭を振ったり、動かすとP7が耳からズレます。
とはいえ、普通に使用する分には影響はあまりないかと思います。早歩きをするとズレるのが気になる程度でしょうか。
音漏れも少しするようになりました。
mimimamoを着ける場合は通常よりも音量を下げるようにしないといけませんね。
特に混雑してる電車内では注意が必要と感じます。
遮音性についてはあまり悪くなったという印象はありません。
元々、私があまり遮音性を気にしないタイプだからかもしれませんが。
もっとも気になる音質への影響ですが、少しこもって聞こえるという印象です。
同時に解像度が少し下がります。
特に影響が大きいのは高域と中域です。
ただP7はもともとはっきりとした音を聴かせる製品なので、この程度ならあまり気にならないかなとも思います。
まとめ
音質への影響は明らかなので金属アレルギーということがなければ私は使わないでしょう。
しかしそれほど音質を悪くすることなく、P7が使えるのであれば私にとってはとてもいい買い物になると思います。
アレルギー症状が出るかどうかがポイントなので、しばらく使ってみて結果をレポートします。
なお、こんな状況なので現在、途中になってるヘッドフォン選びは最後まで続けますが、ヘッドフォンはしばらく買わないと思います。
カスタムIEMでは症状が出ないのでカスタムIEMを中心に買うことになるかもしれません。
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