ここのところカスタムIEMにうつつを抜かしてますが、私がメインに使うのは密閉型のヘッドフォン。
イヤフォンもいいのですが、同じくらいの価格ならばヘッドフォンのほうがコスパはいいと思ってます。
現在、メインで使ってるのはB&WのP7ですが、サブに使えるようなヘッドフォンが欲しいなと常々思ってます。
毎年冬になるとヘッドフォン探しをしてますが、今年もそろそろ候補を選ぼうかなと思ってます。とはいえ、P7で満足してるので明確に「こういうヘッドフォンが欲しい!」というのはありません。
いろんなタイプのヘッドフォンを聴いた上で、P7と共存できるような製品を買おうかなと思ってます。
過去のヘッドフォン選びについては以下の記事を参考にしてください。
Spirit Professional
そんな状況で聴いてみようと思ったのは2013年のヘッドフォン選びで候補にしたフォーカル社のSpiritシリーズです。
2013年にはSpirit Oneを聴きました。
今回はSpirit Oneの上位機種のSpirit Professionalを試聴してきました。
試聴環境
試聴環境はいつもと同じくiPhone6 Plus+VANTAM Redです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
試聴結果
レ・ミゼラブル
一聴して高音の解像度が高いことと高音寄りの音質だなと思いました。
中低音の迫力は不足しがちです。
ただ、高音の迫力はとてもいいですね。
A Kind of Magic
Queenの軽快なナンバーですが、出だしのヴォーカルが生々しくてとてもいいですね。
全体的に音質は軽めです。乾いていて開放的な音でウェットな感じではありません。
私が今まで聞いた中だとAKGのK545やK551によく似てるという印象です。
低音は出てますが量が少ないです。
低音のキレと解像度も今ひとつ。
音場は広く、残響音が気持ちいいですね。
中低音に比べると高音はよく伸びるという印象です。
Sam Smith
この手の音楽にはよく合います。
元々低音寄りの曲ですが、このヘッドフォンで聴くと高音が目立って良い感じになりますね。
それとヴォーカルが前に出てきます。
低音は意外と包み込むようなタイプです。さっきの曲でも書きましたが、キレと解像度が高いという感じではないですね。
Jacob Koller
この曲でもヴォーカルが強調されました。ピアノの高音もきれいですね。
まとめ
2013年のヘッドフォン選びの際にSpirit Oneを候補にしましたが、Spirit Oneがフラットに近いバランスだったのに対してこちらは高音寄りですね。
解像度については大きな差は感じませんが、高音についてはSpirit Professionalのほうがきれいで解像度も高いと感じました。
既に所有してるK551と音質的にかぶるので今後の候補にするか迷いますが、装着感や音漏れについてはSpirit Professionalのほうがいいので外で使うことが多い私にはK551やK545よりも合ってるなと感じます。
今のところ候補として固いのはAH-MM400、SRH1540あたりですかね。
先日発表されたEdition Mはかなりお高いのですが、非常に気になるのでどこかで試聴をしたいですねぇ。
過去のヘッドフォン選びについては以下の記事を参考にしてください。
コメント
focalでは、spirit one S
classicの方が音のバランス、低音の質感ともに自分的には好みです。
特にclassicは別格ですね。
ただオープン型のUTOPIAが出たようなので、そちらは更に別格だと思います。
機会があればclassicは一度聴いてみてください。
多分focalに対してのイメージが変わります。
おかぴーさん、コメントありがとうございます。
Classicは未聴ですので聴いてみますね。
メーカーとしてのFocalは印象いいですよ。
細かい所で他の製品と差がついてしまって購入には至ってないですけどね。