FX850
いよいよ本命の登場です。
FX850は2015年のイヤフォン選びの時に散々聴いたので、今回は初登場です。いわゆるシード枠ですね。(なんのこっちゃ)
Titanium / David Guetta featuring Sia
やや低域の量が多いと感じますが、どの帯域も解像度が高くてクリアに聞こえます。
こもりはなく高域もそこそこ伸びて低域も沈み込みこみます。
Blank Space / Taylor Swift
この曲もいいですね。元々、高域が多くて刺さりやすい曲ですが、聞きづらくなることはありません。むしろマイルドな高音になっています。
それと低域のやさしさも気持ちがいいですね。
It’s Our Time / moumoon
ボーカルは録音通りに一番目立っています。意図的に前に出してるわけではなくソース通りと感じます。
さほど深い低音が入った曲ではないのですが、低音をいい具合に聞かせてくれます。
FX850 音質以外の評価
装着感はそこそこです。
デザインと質感もそこそこで問題はないかなと思います。
音場は最大で85%まで上げるのが限界でした。能率も良いほうですね。
FX750
Blank Space / Taylor Swift
FX850よりも全体的にすっきりとして聞こえます。
高音、中期、低音のバランスも一緒ですし、解像度や音場の広さもさほど変わったように聞こえませんが、FX750ほうがすっきりとしているためクリアに聞こえます。
温もりはFX850のほうが上だと思いますが、FX750のほうがキレはありますね。
JAPAEAR JE-333
ようやく試聴することのできたJAPANイヤホン(JAPAEAR)の登場です。
このJAPAEARは日本の新興メーカーです。
代表取締役の方が過去にヘッドフォンやイヤフォンの制作に関わっていたそうです。
公式サイトはこちらです。
Blank Space / Taylor Swift
一聴してとても聞きやすいと思いました。FX750やFX850よりも聞きやすいです。
高域の量が少し少ないと感じます。低域はそれほど沈みこみませんが、量は十分に出ています。
全体的に解像度も高くクリアという印象を受けました。
Titanium / David Guetta featuring Sia
この曲もすごく良いですね。
前の曲では高域の量が少ないのかなと思いましたが、この曲を聴くかぎり高域が少ないということはなさそう。
むしろ中域の量が他よりもやや多いと感じます。
中域は量が多いだけでなく質も良いです。解像度が高い上に細かい表現もできてます。
全体的に迫力とメリハリのある音に聞こえるのはこの中域のおかげかなと思います。
それと音場が広いですね。左右だけでなく奥行きも感じさせてくれます。
立体的な表現がうまいですね。
99 Luftbaloons / Nena
冒頭から広がりがあるなと感じました。
この曲でも立体的な空間表現がなかなかうまいという印象。
低域と高域のバランスが良く、全体的にリッチな音になっています。
どちらかというとドライで解像度の高い音ですが、よくまとめられているので聴きづらくなることはありません。モニターとリスニングのいいとこ取りのような音と感じます。
JE-333 音質以外の評価
装着感は良かったです。デザインと質感も悪くはありませんでしたが、本体が短くて太いので好みは分かれるかなと思います。
装着をすると本体が冷たく感じました。これは素材のせいでしょうかね。
ケーブルは細くて少し不安ですが、タッチノイズはありません。
音量は90%まであげて聴きました。
能率は普通ですね。
少し気になったのは重さです。
本体が短いので装着はしやすいですし、フィット感も良好ですが重さがあるので人によっては耳から外れやすいかもしれません。
遮音性は普通でした。環境音を完璧にシャットアウトできてませんが、少しくらいは聞こえたほうがいいと思ってますので個人的にはOKです。
心配なのは音漏れですね。
ここは後日確認します。
次ページに続きます。
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