今回のAppleのイベントでもiPhoneとAirplayの48k/24bitを超える音源への対応は発表されませんでしたね。
個人的にとても残念です。
もしかすると一生来ないかもしれないと絶望に近い心境になっております(おおげさ)
さて、かねてより宣言していたとおり、iPhoneが48k/24bitを超える音源に対応しないと決まったのでDAP(デジタルオーディオプレーヤー)選びもそろそろ始めたいと思います。
本格的に試聴をする前に色々と調べて候補を挙げていきます。
そんなわけでCAYIN社のN5を軽く試聴してきました。
Cayin N5とは
N5について簡単に説明しておきましょう。
N5は中国のCayin社が開発しているDAPです。
6万円弱という価格ながらDSD128ネイティブ再生、WAV/FLAC/ALAC(24Bit 192kHz)、2.5mm 4極バランス出力、microSDカードスロット×2と今時のDAPのトレンドがすべてつまっています。
デザインと質感も悪くありません。
液晶の右下が操作用のボタンで右が操作ホイールです。
Cayin N5を聴いて
N5本体と手持ちのカスタムIEM Private 222を2.5mm4極バランス端子に接続しました。
何もしなくても音が出ましたのでお手軽です。
音源はN5に保存されているものを聴きました。
早いとこ試聴用のmicroSDカードを用意しないといけないですね。
音質については全体的にフラット、解像度も高く、音場もそこそこ広いと感じました。
時間がなかったのでじっくりと聞くことは出来ませんでしたが、好みの音質でした。
前述の通り、デザインと質感は悪くなりませんでした。
前回試聴をしたAK100IIに比べるとさすがに劣りますが、DAPとしては十分です。
気になったのはサイズの割に重く感じたことです。致命的な重さではありませんが、軽そうなルックスの割には重いなという程度です。
ユーザーインタフェースに問題はないのですが、ホイールは操作しづらいです。
左側にあるボタンと本体横にある音量ボタンの配置も今ひとつで、このサイズなのに片手で操作するのが難しそうです。
反応は良くてもっさりとした感じはありませんでした。
それだけにボタンとホイールでの操作がしづらいのが残念ですね。
反応が良いのに人間が操作しきれないという・・・。
音量は本体横で操作をします。
本体裏はなかなかかっこいいです。気に入りました。
音質は気に入ったのですが、使い勝手が悪いのが気になりました。
また、iPhoneをDAPとして使うことはやめたいと思ってるんですが、iTunesでの音楽管理は便利なのでiTunesは残しつつDAPだけを変えたいなと思ってます。
そのためにはDAPのOSがAndroidである必要があります。
数年前にテストしたんですが、iSyncrというツールを使うとAndroid搭載デバイスとiTunesから音源を転送することが出来ます。
音源の転送だけでなく、Playlistも同期できますし再生回数も反映されます。
曲のレートの同期が出来るかは未検証ですが、使い勝手が悪くなるものの私が望む最低限の項目は同期が出来るので、まずはAndroidが搭載されたDAPから探したいと思います。
現在、注目しているのはONKYOが先日発表したDP-X1です。
価格が気になりますが、Android5.1.1を搭載してますし、私が必要としているDAPとしての性能や機能も兼ね備えています。
もうひとつはFiiOのX7です。
FiiO X7も私が望むDAPとしての基本性能と機能を満たしています。というか、十分すぎます。
さらにX7は独自OSとAndroidのデュアルOSになることが先日判明しました。
こちらも価格が気になりますが、非常に楽しみにしております。
Cayin N5をもう一回聴いてきました。
ONKYOのDP-X1も試聴してきました。以下の記事を参考にしてください。
前回のDAP試聴については以下の記事を参考にしてください。
コメント