ONKYOのデジタルオーディオプレーヤー(以下、DAP)、DP-X1を店頭で聴いてきました。
DAPについてはこれまでCayin N5、PAW5000、AK100 II、FiiO X5などを試聴してきました。
理由は以下の記事にも書いたとおり、iOSデバイスのハイレゾ対応が今ひとつ(上限が48kHz/24bit)のため、DAP機能をiPhoneから切り離すことを考えています。
ということで、ONKYOのDP-X1を聴いてきました。
いつも通り感想を書いていきます。
DP-X1のスペック
DP-X1は発売前から話題になっているだけあってかなり魅力的なスペックの製品です。
まず、OSがAndroid 5.1.1です。最新というわけではありませんが、比較的新しく安定しているOSです。
ディスプレイは4.7インチのタッチスクリーンです。
内蔵メモリは32GBとかなり少なめ。ここは個人的に減点です。
microSD(SDXC)スロットが二つあり、最大200GB×2まで拡張できます。(32+200+200=432GBが最大構成)
通信機能としてはWi-FiとBluetoothを搭載しています。
PCMは44.1から384kHzまで対応。量子化bitは16/24/32に対応しています。
ただし、32 bit integerは24 bitにダウンコンバートして再生されます。
DSDは2.8/5.6/11.2MHzに対応していますが、PCMに変換して再生されます。
端子は2.5mm4極バランス出力と3.5mm出力があります。
また、Micro USB端子により外部DACにも出力が可能になっています。
外部DACに出力をする場合、DSD音源はPCMに変換されません。
2015年12月時点では十分なスペックかなと思います。
私の使い方であれば96kHz/24bitの音源に対応していればokなので十分すぎるスペックです。
詳細については以下のONKYOの公式サイトを参考にしてくださいませ。
試聴環境
今回はDP-X1とPrivate 222という組み合わせで聴きました。
バランス接続ではなく、アンバランスの3.5mmに接続をしました。
音源は普段から試聴用に持ち歩いているmicroSDに保存したAppleロスレス(ALAC)です。
FLAC 96kHz/24bitの音源も保存していますので今回は試しに聴いてみました。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。
今回は直前までiPhone 6s PlusとPrivate 222を聴いてました。
写真もいくつか撮ってきたので紹介しておきます。
DP-X1の音楽アプリの設定画面です。
初めて触ってもそれほどわかりづらくありませんでした。
説明書を読んでいないのでわかりませんが、ここは音場が広がったりするんでしょうかね。
後述するFilterの設定画面です。
ここをいじると少しですが、音質が変わります。
アップサンプリングのON/OFF設定画面です。
こちらはアップサンプリングの上限を設定する画面です。
本体横の画像です。
一番気になっているのはmicro SDカードの取り扱いが悪いことです。
挿入も取り外しも結構しづらいです。
次ページから試聴結果について書いていきます。
コメント
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