DAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)はここ5年ほどiPhoneを使用している私ですが、先日発売された第6世代のiPod Touchが非常に魅力的なのでiPod TouchをDAPとしてiPhoneと併用することを考えていたら他のメーカーでもいいかなと思い始めてきました。
試聴結果に行く前に何故私が今まで丸無視していたAK100IIとX5を試聴する気になったかを説明しておきましょう。
iTunesと決別?
私がこのように考えるようになったのは第6世代のiPod Touchの登場も大きいのですが、ポータブルアンプのVANTAM Redを持ち歩くようになったことも理由のひとつです。
最初はどうなるかなと思っていたiPhoneとポタアンの組み合わせですが、やってみると意外と悪くありませんでした。
ただ、VANTAM RedとiPhoneを持ち歩くとどうしてもLightningケーブルが気になります。
私はiPhoneを胸元のポケットにVANTAM Redを腰のあたりに入れているのでLightningケーブルが長くなってしまうんですね。
どんな感じになってるかは以下の記事を参考にしてくださいませ。
もっとすっきりさせたい場合は、VANTAM RedとDAPを近くに収納する必要があります。
そこでiPod Touchの128GBを購入してDAPに近づけようと考えたわけですが、そうなってくると別にiPod Touchである必然性が薄れてきます。
さらにAppleのハイレゾに対する消極的な姿勢も理由のひとつです。
何度か書いてますが、ハイレゾじゃなくても良いので、せめてiTunesでAppleロスレスの配信を開始して欲しいですし、iPhoneに転送できる音源も192khz/32bitくらいにして欲しいです。
現状、ハイレゾ音源は、iPhoneに転送できる48khz/24bitにダウンサンプリングしていますが、いい加減この非効率且つ本末転倒な運用はやめたいです。
DAPの乗り換えによるメリットとデメリット
とはいえ、音楽をiTunesで管理しiPhoneで聴くことによって様々な利点もあります。
まず、なんと言っても機器の台数が少なくて済みます。
それとTwitterなどに現在再生している曲をシェア(Nowplaying)することが出来なくなる可能性があります。
さらにiTunes Storeで曲をダウンロードしてすぐに聞くなんて言うこともおそらく出来なくなります。
ただ、これらは我慢すればなんとかなりますし、最悪の場合はiPhoneを持たなくなるわけではないので、iPhoneでダウンロードして聞くことも可能です。
一番困るのは再生回数の記録です。
現在はiTunesとlast.fmに再生回数を記録しています。
おかげで以下の記事のように自分が何をどのくらい聞いてるかを知ることが出来ます。
この機能はなければないでいいのですが、慣れるととても便利なんですよね。
iTunesを使うきっかけとなったAirplayですが、MacにはAudirvanaがあるのでまったく問題ありません。
DAPを使ってAVアンプ経由で自宅のスピーカーに音を出す場合は、Bluetoothなどを使う必要が出てきます。
音質は落ちると思うのでケーブルで接続したほうがいいでしょうね。
もうひとつ気に入った曲にはレートをつけて管理しています。
これも地味に便利なので続けたいと思ってますが、これも以下の記事の通りAudirvanaで代用可能です。
AudirvanaのおかげでiTunesから離れるのはそれほど難しくありません。
一番難しいのがiPhone(iOSデバイス)ですね。
とまあ、冷静に考えると困るのは再生回数の記録くらいなんですね。
その他はどうにでもなりそうです。
長々と書いてきましたが、外出先での音楽の再生環境についてはしばらく悩むことになりそうです。
私は携帯型CDプレーヤーからiPodに乗り換えましたが、そのままiPodからiPhoneに移行したわけではなく、途中でGIGABEATなどを使用しています。
Airplayを知ってからiPodに戻って来ましたが、iTunesとiPodの組み合わせじゃないと駄目というわけではありませんし、iPod以外のDAPを使うのも抵抗はありません。
では、次ページからAK100IIとX5の感想を書いていきます。
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