iPhone用のUSB DAC兼ポータブルヘッドホンアンプとしてHERUS+とnano iDSDを購入しました。
今まで使っていたVANTAM RedはiPhoneと直接Lightningケーブルで接続できる製品でしたが、HERUS+とnano iDSDはLightning USBカメラアダプタを必要とします。
Lightning USBカメラアダプタは元々、iPhoneがLightning端子となる前にカメラコネクションキットという名称で知られていました。
基本的にはiPadとデジタルカメラを接続するためのアダプタで、iPhoneではデジタルカメラと接続することはできませんでした。
しかし、何故かは知りませんがカメラコネクションキット時代から、このアダプタは音楽用途でも使われるようになり、iPhoneからUSB DACに音を出力するために重宝されました。
iOSの標準ミュージックアプリでは扱うことのできない48kHz/24bitを超える音源データも出力することが可能です。
ちなみにLightning USBカメラアダプタは今年リリースされたiOS9.2からiPhoneでもデジタルカメラと接続ができるようになりました。
扱いが難しいLightning USBカメラアダプタ
そんなLightning USBカメラアダプタですが、取り回しがとても大変です。
LightningケーブルでiPhoneと直接接続をしたほうがかなり楽ですね。
しかもLightningケーブルであれば丈夫さを売りにしている製品があるので、安心なのですがLightning USBカメラアダプタはAppleの純正品以外はあまり信頼できそうな製品が販売されていません。
Apple純正品というとLightningケーブルも脆弱ですが、Lightning USBカメラアダプタについても同様です。
私のように屋外でiPhoneとUSB DAC/ポタアンを接続しながら、iPhoneを操作しているとすぐに使いものにならなくなります。
Appleのこういった製品作りには呆れるしかないのですが、改善される雰囲気もないのでユーザーとしては工夫をするしかありません。
ケーブルプロテクター
最初に使ってみたのはケーブルプロテクターです。
いろんな製品がありますが、私が試したのは以下の製品です。
ライトニングセーバー(Lightning saver)という製品です。
この製品はものすごくシンプルでLightningケーブルに装着するだけです。
HERUS+を購入してからLightning USBカメラアダプタを本格的に使い始めましたが、HERUS+を購入したのが3月下旬、このライトニングセーバーを購入したのが4月下旬。
そして5月の中旬にLightning USBカメラアダプタの調子が悪くなりました。
Lightning USBカメラアダプタを買ってすぐに装着すれば、違った結果になったかもしれませんが、この製品では充分とは言えないようです。
熱収縮チューブ
次に試したのが熱収縮チューブです。
熱収縮チューブはそもそも導線や接続点がむき出しにならないのに用いるケーブル業界の便利製品ですが、既存のケーブルを強化するためにも使用できるんですね。
ネットワークエンジニアを長く生業としていますので、自分で8芯のケーブルをコネクタに取り付けて圧着し、UTPケーブル(LANケーブル)を作るくらいは出来るんですが、オーディオのケーブルについては無知です。
手先も不器用なので仕事じゃなければやりたくありません。(笑)
そんな私が収縮チューブを試す気になるくらいLightning USBカメラアダプタは脆弱と思ってくださいませ。
しかも高価!(3,500円)
熱収縮チューブは意外と簡単でした。
好みの長さにチューブを切断して、Lightning USBカメラアダプタに被せます。
被せたらドライヤーで暖めるだけです。
かれこれ20〜30分は暖めたと思います。
こんな仕上がりです。ちなみに写真のLightning USBカメラアダプタは2代目です。
もしかするとあまりいい仕上がりじゃないかもしれません。
一度、専門家に教わったほうがいいかも>私(笑)
そんなこんなで熱収縮チューブでの補強は完了です。
このようにしっかりと補強されています。
半年も持てば成功かなと思います。
まとめ
そちらの補強方法も安価にできますので、私と同じような使い方をしてる方は試してみてくださいませ。
「こういう補強方法もあるよ〜」という案があれば是非コメントしてくださいませ。
今回は以上です。
コメント