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USB DAC Resonessence Labs HERUS+ 購入1ヶ月後のレビュー

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HERUS+
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HERUS+が届いてから一ヶ月が経ちましたので正式なレビューを書きたいと思います。
購入一週間後に書いたファーストインプレッションは以下の記事を参考にしてください。

USB DAC Resonessence Labs HERUS+ ファーストインプレッション
HERUS+が届いてから一週間が経ちました。 ここらでファーストインプレッションをまとめておきたいと思います。 前回の開封の儀については以下の記事を参考にしてください。 音質 まずは肝心の音質からです。感想はVANTAM Redとの比較だと...
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音質

HERUS+を一ヶ月使い続けて感じた音質面の特徴は以下の通りです。

  • クリア(明瞭)な音質
  • 全体的なバランスはフラットに近い
  • 全体的に解像度が上がる
  • 高域と低域が少し強調される

店頭で試聴をして感じた特徴とほぼ変わりませんが、「高域と低域が少し強調される」点が追加になった感じです。

クリア(明瞭)な音質

私がポータブルヘッドホンアンプやDACに求める一番の要素です。
iPhoneとヘッドホンやイヤホンを直接接続した環境だと音源によってはこもって聞こえることがあります。

HERUS+はiPhone直の環境だけでなく、前に使用していたVANTAM Redよりもクリアな音質を聴かせてくれます。
VANTAM Redもクリアな音質にすることについては長けていましたが、HERUS+のほうが一枚上手と感じます。

全体的なバランス

フラットに近いです。
重低音が深くまで出るので低音寄りに感じることもありますが、音源によって低音の出方が変わります。
音源にしっかりと深い重低音が入っていれば再生されますし、低音が少なめの音源だと再生されることはありません。
当たり前のことですが、無理矢理低音を出すというタイプの製品ではないということですね

高域も低域と同じように超高域までよく出ます。
縦のレンジについてもVANTAM Redより広いと感じます。

解像度

全体的に高くなります。
特に気に入っているのは試聴の時から感じている低域の解像度の高さです。
低音は深いところまでよく出て、量もそれなりにあるんですが、キレがなくなることはないです。
ひとつひとつの音をよく聞き分けることができます。

高域と低域の味つけ

試聴時ともっとも違うところです。
高域と低域が少し強調されます。
ほんのわずかですが、VANTAM Redと比較をしたときによくわかりました。

全体的にコントラストの強い、メリハリのある音になります。
これがHERUS+の特徴でもあると思いますが、同じような傾向にあるVISION EARSのVE5と組み合わせるとやや過剰に感じるときもあります。

私自身はこういう音も嫌いではないので、気に入ってHERUS+とVE5を組み合わせて使っていますが、想像していた音像と違うのは確かです。また、自然な鳴り方をするDAC兼ポタアンも必要だなと感じています。

やっぱり、長く使ったり、既存の製品と聞き比べをしてみないと和買わない製品の特徴はあるなと改めて感じました。店頭の試聴だけではわからないですね・・・。

ヘッドホンとイヤホンとの相性

なお、高域と低域が強調されるため、私が所有している他の製品と相性の良し悪しがあります。

ヘッドホンのDT 1770 PROB&W P7は問題ありません。
2製品ともVANTAM Redで聴くよりも良くなっています。
HERUS+がいくら味つけをしても余裕で鳴らしてくれるという印象です。
VANTAM Redと比べると高域も低域もさらに伸び伸びと鳴ります。

カスタムIEMのFitear Private 222はいまひとつです。
特に高域が聴きづらくなることがあります。
カスタムIEMは耳に近い場所で鳴るため、ちょっとした音の変化に敏感ですが、HERUS+が高域を強調することによって、聴きづらくなると感じています。

もうひとつのカスタムIEMのVISION EARS VE5は味つけが濃いめの製品で、HERUS+と同じようにメリハリを出すのがうまいです。
HERUS+と組み合わせることによってさらにメリハリが出て良くなることもありますが、少々食傷気味になることがあります。耳が疲れるということではなく、たこ焼きを食べ過ぎて胸焼けがするような感覚ですね。(笑)

携帯性

携帯性についてはファーストインプレッションで書いた時と印象はそれほど変わっていません。
小型化と軽量化には成功しましたが、持ち運びについてはかえって不便に感じるときもあります。
VANTAM Redの時は割り切って腰にポタアンケースをぶら下げてました。
この持ち方は、見た目は悪いのですが、安定するという利点もありました。
HERUS+くらいの大きさだとポタアンケースが不要なので手でiPhoneとHERUS+を持つことになるんですが、これがなかなか難しいです。

前に紹介をしたようにシリコンバンドを使ってiPhoneとHERUS+を密着させてみましたが、iPhoneの使い勝手が悪くなります。

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iPhoneとHERUS+を固定

よって、現在はシリコンバンドを使わないようにしております。

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iPhoneとHERUS+の持ち方

なんかちょっと見苦しいですね。申し訳ないです。(笑)
WireworldのUSBケーブルを以下の写真のように巻くようにしました。

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iPhoneとHERUS+

この状態で、WireworldのUSBケーブルを指に引っかけてやります。
これによって安定して持つことが出来るようになりました。
ただし、安定と言うことでいうとiPhoneとVANTAM Redを直接接続していた過去の構成のほうが安定していました。

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iPhoneとVANTAM Red

こんな感じですね。
まあ、見た目はかなり悪いです。(笑)

いずれにせよ、まだまだ完璧にはほど遠いので、夏場に向けて試行錯誤をしようと思っています。

次ページに続きます。

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