そろそろカスタムIEMを気ままに試聴するのも終わりですかね。
聴きたいと思っていたメーカーや機種はほとんど試聴しました。
ここら辺で候補を絞り込みたいと思ってます。
その前に今回試聴してきた機種のレビューを簡単に書きます。
試聴環境
試聴環境はいつもと同じくiPhone6 Plus+VANTAM Redです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
試聴してるのはすべて試聴機です。
あくまでも音質的な傾向を知るための試聴ですので承知おきください。
Noble 4C
Noble 4Cは4Driverの3Wayモデルです。
価格は10万円前後。
ユニバーサルイヤフォン、カスタムIEM両方を制作してる人気メーカーです。
Wizardデザインとしても有名で音質、デザインともにとても魅力的なメーカーです。
レ・ミゼラブル
まずはこの曲から聴いてみました。
全体的なバランスはフラットです。
解像度がとても高いですね。
高音が目立ちますが、中域もよく出てます。
低音は下まで出てますが量は少なめ。
ややモニター的な音質に近いですが音の広がりもあります。
ネイザン・イースト
前の曲とは打って変わって低音が目立ちます。
音源に合わせてちゃんと音の出し方が変わるという印象です。
この曲でも高音はきれいで解像度も高い。
ベースに耳がいきがちですが、ピアノも流れるように聞こえて気持ちいいです。
マイケル・モンロー
やや高音が目立ちます。
シンバル音がもっと耳につくかなと思ったんですが、そうでもなかったです。刺さりもないですね。
Kind of Magic
最近、マイブームのクイーンも聴いてみました。
全体的にノリが良く気持ち良く聴けました。バランスもフラットですね。
どちらかといえば分析的に聞く方が得意かもしれませんが、リスニングにも向いてると思いました。
これまで10万クラスで試聴した中ではおそらく一番好みです。
Nobleに関しては今年の初頭のイヤフォン選びでClassicシリーズを試聴しました。
その時は高音が強いというイメージがあってあまり好みではなかったのですが、カスタムIEMは違う傾向だなという印象です。
試聴機でこの結果なので完成版になればもっと低音が出るでしょうしね。
CW-L05QD
またまたカナルワークスのカスタムIEMです。
今回、カナルワークスはよく試聴をしてます。
このL05QDはカナルワークス社のIEMの中でもちょっと特殊でフルレンジのドライバーを四つ積んだモデルとなります。
価格は約11.5万です。
レ・ミゼラブル
高音がやや強いですが、こちらもフラットに近い。
低音は低いとこまで出てるが少し量が少ないです。
解像度はこちらも高いですね。
中域の量が少し少ないせいか、この曲の迫力はいまひとつ表現できてないと感じました。
ネイザン・イースト
シンバルの音が気持ちいいですね。解像度も高いです。
ベースはキレのあるタイプで、この曲の特徴である沈み込むような低音は聞くことができませんでした。
低音の量は少ないのですが、それ以上に中域の量が少ないからなのかなと思います。
この他にもMisfire、The Millionaire Waltzなどクイーンの曲を聴きましたが、同じ結果でした。
高音が強く、中域と低音の量が少ないという印象です。
次ページに続きます。
コメント
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