はい。続きです。
前回の記事は以下を参考にしてください。
早速、FiiOのE17Kの話しをしましょう。
FiiO E17K
次はFiiOのE17Kを試聴しました。
FiiO E17KもUSB DAC付きのポータブルアンプです。
先ほどのOPPO HA-2よりもさらに小さく軽いです。(HA-2は170g、E17Kは110g)
DACチップはPCM5102でAMPチップにはOPA1642とLMH6643を搭載してます。
HA-2と違ってLightningケーブルを直接接続することは出来ません。
CCKが必要になります。これは個人的に減点ポイントです。
E17Kの操作性とわかりやすさ
ぱっと見て非常にわかりやすいなと思ったのは音量調節をするスクロールホイールと液晶画面です。
HA-2は入力を切り替えるボタンやGain、Bassを調節するボタンがありましたが、E17Kはとてもすっきりしてます。
また、液晶画面があることにより、ひと目でどのソースから入力してるのか、音量などを確認することが出来ます。
ONKYOのHF Playerで再生すると96K 24Bitの音源を再生してることがわかります。Appleロスレスだと48K 16Bitとなってました。
この辺はとてもわかりやすくて良いです。
音量はスクロールホイールで調節可能ですが、スクロールホイールにはさらに豊富な機能がありました。
スクロールホイールを押すと以下の画像の画面に変わり、様々な設定が出来るようになってます。
このスクロールホイールはとても良いと思います。
昔のSONYのジョグダイヤル付き携帯電話を思い出しますね。
音質
E17Kの対応フォーマットは入力によって変わります。
USB接続ならPCMのビットレート16、24、32bit。サンプルレートが32/44.1/48/96KHzとDSD: 2.8MHz。光接続コアキシャル接続の場合は、PCMのビットレート16、24bit。サンプルレートが32/44.1/48/96/192KHzとなってます。
注記:光接続と書いてしまいましたが、これは誤りでした。正しくは「コアキシャル接続」です。
訂正してお詫びいたします。(ご指摘いただいた方ありがとうございます)
DSD2.8MHzはWindowsのみ対応だそうです。
ここはOPPO HA-2のほうが幅広く対応してます。
音質は全体的に中低音が強調されます。また、音がクリアになり聞きやすいです。
力強い音になりますが、繊細さもあるという印象です。
先ほどのHA-2と比べると高音はそれほど良くなったという印象は受けませんでした。
あくまでも中低音の質が良くなったと感じました。
高音も求めるならHA-2という感じでしょうか。
E17KとHA-2の比較
E17KはHA-2よりも小さくて軽いですが、デザインや質感はHA-2のほうが上です。
操作面についてはE17Kがいいですね。スクロールホイールは使いやすいですし、液晶画面もわかりやすいです。
買う際にはちゃんと聞き比べをしますが、音質はHA-2のほうがいいように聞こえました。
価格はHA-2が約39,000円、E17Kが約23,000円とのことです。
E17Kはすでに発売されています。HA-2は3/20から発売です。
個人的にはどちらも非常に魅力的な製品と思いました。
特に軽くて小さいのでLCH21からのステップアップにはちょうど良さそうです。
対応してるフォーマットも多いですし、音質も私には充分です。
ONKYO、DENON、JVCも新製品を出して欲しいなと思いますね。
以前に書いたポタアンの試聴比較は以下の記事を参考にしてください。
次の記事にその他の製品とポタ研の総評を書きました。
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