タイトルが長くなってすいません・・・。
2015年ヘッドフォン選び その3です。
最近はbeyerdynamicのT1 2ndが気になってしまい寄り道をしてしまいましたが、今回はじっくりと候補の中から気になる機種を聴いてきました。
前回の記事はこちらです。
前回はOPPOのPM-3とEdition Mを聴きました。
PM-3はなかなか気に入りましたが、Edition Mは価格がちょっと高いです。
また、同じくらいの価格のbeyerdynamic T1 2ndとT5pを聴いて決意しました。
今回、Edition Mは落選とします。
かなり気に入ったT5pのほうが安いのでEdition Mを買うよりもT5p 2ndを待ちます。
(待ちきれなくてT5pを買ってしまうかもしれないけど)
Edition Mは中低音に魅力があって質感や携帯性もいいものの価格的に割高と感じます。
なお、今回は新製品のUltrasone GOも聴いてきました。
最後にレビューを書いてますので参考にしてみてくださいませ。
候補
今のところ残ってる候補は以下の通りです。
若干、不安なんですが回を重ねるごとに候補が増えてますね・・・。
試聴環境
今回の試聴環境もiPhone+VANTAM Redというお馴染みの組み合わせです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
今回は直前までiPhone+VANTAM Red+Private 222で聴いてました。
AH-MM400
DENONのAH-MM400です。この機種は2回ほど試聴をしていて大体の特色はわかってるつもりです。
At the End of the Day / Les Miserables
全体的なバランスはフラットでP7に比べると高音の量が多いです。
P7に比べると音の厚みはそれほどなくすっきりとしてますが、フルオケの迫力はしっかりと表現できてます。
意外と繊細な音も出してくれるのがいいですね。
低音は下までよく出てますが量は控えめです。
これまで試聴をした結果と一緒でP7をフラットにした感じです。
Come Sail Away / STYX
最近、試聴リストに加えた曲です。
古い音源なので録音状態はそれほど良くありませんが、エージングが終わってないPrivate 222で少し刺さるくらいの強い高音だったので高音の出方をチェックするのに使います。
出だしのピアノに驚きました。奥行きがあって非常にきれいですね。
最近はPrivate 222かIM04でで聴くことが多かったのでこんなに奥行きがあるとは思いませんでした。
222とはまるで違う深みがあって、333だと狭いスタジオでピアノを聞いていたのが、MM400だとちゃんとした小ホールで聴いてるかのような印象を受けました。
高音だけでなく低音もきれいです。
音の粒がきれいでつぶれるということはありません。
VANTAM Redのアップサンプリングにも適応してるという印象です。
The Millionaire Waltz / Queen
この曲では解像度が高いのが目立ちます。
キレのある低音が特に気持ちいいです。
ギターが入ってくると高音のきれいさも目立ちます。高中低域ともにいい感じのバランスです。
少し違和感を感じたのはボーカルです。
この曲ではフレディーのボーカルがもう少し前に出てきてもいいのですが、やや奥に引っ込んでます。
Crush / Kelly Sweet
ベースラインとボーカルがきれいです。
ベーシストの指使い、ボーカルの息づかいを細かく感じられます。
Four on Six / Nathan East
高音も低音もいい感じです。
解像度も高い上に曲のGrooveもよく出てます。
この曲はP7で聴くと低音の量が多すぎると感じことがあるのですが、MM400だと低音の量がちょうど良いですね。
高音のピアノとシンバルがとてもきれいに聞こえます。
スピード感もあって、音の立ち上がりや余韻の残り方も十二分に表現できてます。
音質以外の点ですが、MM400は装着感、遮音性ともに問題はないです。
音漏れはちゃんと確認をしてませんが、おそらく大丈夫だと思います。
折りたたむことが出来るため、携帯性についても問題なしです。
次ページはSRH1540とMOMENTUM iです。
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