早速ULTRASONEのPerformance シリーズを聴いてきました。
ULTRASONEは以前にHFI-580を使用したことがあって、憧れでもあり、信頼しているメーカーのひとつです。
ただ、最高峰のEditionシリーズは高すぎて手が出ないのでHFI-580を手放してからは縁がありませんでした。
そんなときにこのPerformanceシリーズの発売が決まったので試聴をしないわけにはいかないですな。
まずシリーズ全体を通して装着感は良かったです。
側圧はそこそこでしっかりと耳を覆ってくれます。
頭を振ってもずれることはなく、かといって痛くなるようなこともないという感じです。
ケーブルはしっかりとしたストレートタイプ。絡みにくそう。
ただ、少々ごついかも。
気になったのが質感。
特に880はこの金額にしては少し安っぽいかなと感じました。
HFI-580を使っていたので個人的にはあまり気になりませんが。
それとアームとヘッドバンドをつなぐ可動部分は壊れやすいかもしれません。
サイズは想像通り大きいです。持ち運ぶ際は嵩張りますね。
肝心の音質は機種ごとにレビューします。
・840
噂どおり、低音は下までよく出てるし、キレも適度にある。
ただ、ややぼわつくと感じました。
ヒップホップやEDMには合います。
全体的に音が近く音場や立体感はそれほど優れているというわけではないという印象。
高音は伸びるとかきれいというわけではありませんが、必要充分という感じです。もちろん刺さりません。
・860
840を聴いた直後だったからかもしれませんが、全体的にやや高音寄りのフラットと感じました。
840に比べると低音をかなりおさえて、その分高音が前に出てきます。
高音は音源によっては刺さりました。
低音に関しては量が少ないとは言え、キレがあるので個人的にはこちらのほうが好みです。
音場や立体感もこちらのほうが好みです。
特にレミゼの“At the End of the Day”は気持ち聴いてて気持ちよかった。
・880
私の本命です。
期待してただけあって素晴らしい音でした。
全体的には860よりもフラットに感じました。
高音は音源によっては少し刺さりますが、低音も下までよく出ています。
キレもあるし、包み込むような感じもありますね。バランスがいいのかなぁ。
全体的にどんなジャンルを聴いてもよくまとまっていて完成度が高いと感じました。立体感もあります。
これがEditionを表するに時に使われる「きらびやか」ってやつなのかなと想いながら聴いてました。
前述の“At the End of the Day”は特に迫力があって音の立ち上がりも早い。
音楽を聴いてて楽しいだろうなというのが一番強い印象です。
Performanceシリーズの中で私の選択は880です。
880のあとにM500を少し聴きましたが音がこもってるように聞こえました。
Z1000ですらもややこもって聞こえました。
今回のヘッドフォン選び、P7、M500、T51pを候補としてきましたが、 T51pは落選かな・・・。
あと何回か聞き比べるつもりですが、880とP7、M500の順番で有力という印象です。
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