早いものでIM04を購入してから三ヶ月が経ちました。
気温が低い間はヘッドフォンを使うことが多いため、これまで出番は少なかったんですがここ二週間で出番が一気に増えました。
基本的には前回のレビューと内容は変わりませんので変更点と追加で気がついた点について書きたいと思います。
IM04を選んだ経緯については以下の記事にまとめました。
購入当初のレビューはこちらの記事を参考にしてくださいませ。
イヤーピース
中古品を購入したため、購入時にイヤーピースはついていませんでした。
最初はお気に入りのJVC スパイラルドットをつけて使っていたんですが、装着感がいまひとつ。音質については標準イヤーピースに比べて高音の出が良くなるので好みだったんですが、いかんせん収まりが悪い。
私の場合、奥までしっかりとイヤーピースを挿入しないと安定しないようです。
スパイラルドットについては以下の記事を参考にしてください。
スパイラルドットはDUNU TITAN 1ではしっかり固定されるんですが、IM04では合いませんでした。
いろんなイヤーピースを試しましたが、結論としてオーディオテクニカのER-CKM55が一番装着感が良かったので、現在はER-CKM55のLサイズを使ってます。
音質のほうですが、試聴をしてた時と同じ音質になりました。これはちょっと感動しましたね。
高音はやや物足りないです。
(高音についてはFidue A83のほうが気に入ってましたね)
その分、中低音、音場の広さ、濃厚な味付けは相変わらず素晴らしいです。
購入してから装着感が安定せず苦労をしていたので、とりあえずほっとしました。
音質
音質についてはメリットもデメリットも納得した上で購入したので大きな不満はありません。
ただ、IM04購入後にDAC兼ポータブルアンプのSoundRoid VANTAM Redを購入したり、最近はカスタムIEMの試聴ばかりをしてるのでさすがに縦のレンジの狭さと解像度の低さが目立ちますね。
ちょっと買う順番を間違えたかもしれません。(笑)
今ならばIM04ではなくCW-L10を購入していたでしょう。
CW-L10は同じような味付け(濃厚且つ中低音寄り)ながら解像度がもっと高いです。
装着感でこんなに苦労することもなかったでしょう。
VANTAM Redとの組み合わせ
メインで使っているヘッドフォンのB&W P7に比べると効果は少ないです。
P7では縦のレンジが広くなり、解像度が上がったことを実感できましたが、IM04ではあまり感じられません。
また、アップサンプリングによる効果も薄いです。
P7ではひとつひとつの音が細かくなってサラッと滑らかになるんですが、IM04では効果が少ないですね。
上流をいくら良くしてもIM04の性能的な限界なのでしょう。
最後に
その他項目については前回のレビューと変わりません。
よって、レビューはこれで終わりにします。
今回のレビューでは不満点が目立つ書き方になってしまいましたが、選んだ時のメリットも充分に楽しんでますので、冒頭に書いたように不満はありません。
中古で3万円でこの音質なら大満足です。
カスタムIEMを購入してからどうしようかは迷いますね・・・
コメント
[…] 結果としてオーディオテクニカのIM04を購入したんですが、実際に使ってみると装着感がいまひとつでした。また、音についても味つけが濃くて飽きてしまう結果になりました。IM04は悪 […]