ヘッドフォン選びも終わって一息ついてますが、年が明けたらカスタムIEM選びも開始しようかなと思ってます。
年内は候補を選ぶために少しずつ気ままに試聴を始めたいと思います。
ターゲットとしては来年の3月頃ですかね。
1本目のカスタムIEMにはFitEarのPrivate 222を選びましたが、非常に満足しています。
音質、装着感、音漏れの少なさは本当にいいですね。
ユニバーサルイヤフォンで装着感に悩んでいたのが嘘のようです。
その分、価格は高くなりますが・・・(笑)
イヤフォンやIEMに広大な音場を求めるのは難しいと思っていますが、音が耳の近くで鳴るため音を細かく聴いたり、高い解像度を求めるのには適してるのかなという印象を持ってます。
また、今年はIM04とPrivate 222を購入して技術的に相当進歩してるなと感じてます。
ヘッドフォンをメインで使うことに変わりはありませんが、年齢のせいか春と秋にヘッドフォンを外で使うのがきつくなってきました。(笑)
今までは夏のみイヤフォンを使っていたんですが、現在は春と秋の暑い日もヘッドフォンがつらくなってきたなと感じてます。
おそらくカスタムIEMの出番が増えることを予想して2本目のカスタムIEMは「P7のような音を出すカスタムIEM」を探してみたいと思います。
かなり難しいのはわかってるんですが、少しでもあの音に近いカスタムIEMを選びたいですね。
2本目のカスタムIEMの候補
今のところ候補なのは前回のカスタムIEM選びで印象が良かった、FitearのAya、1964 Earsです。
FitEarについてはPrivate 222用に購入したケーブルを活かせるのでMH333だけでなくMH334あたりも試聴をしてみたいと思ってます。
1964 EarsもQiだけでなくV6 StageとV8も聴いてみます。
価格は15万前後まで出そうかなと思ってますが、様々な条件により予算は変動することが容易に予想されるため、柔軟に対応したいと思いますが・・・。
それと、そもそもイヤフォンを見直したきっかけとなったのがWestone 4RなのでWestoneのES60も今回は候補に入れます。
Westone 4Rで満足がいかなくなった時はステップアップとしてES60がいいという意見を過去にたくさん見かけたのでね。(価格的にはかなりチャレンジングですが)
その他では前回も試聴をしたCTM、Ultimate Ears、JH Audio、Nobleあたりの上位機種も聴いてみたいと思います。
前回試聴をしなかったメーカーからはVision Ears、UMを聴いてみたいと思います。
そんなわけで今回はCTMのCT-6Eliteを聴いてきました。
前回、CTM社のCT-300は中低音が魅力的でした。
試聴環境
今回はiPhone 6s Plus+VANTAM Redという組み合わせになります。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)がメインですが、たまにHF PlayerでFLACの96kHz/24bitの音源も聴きます。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
CT-6Elite
CT-6EliteはCTM社のハイエンドカスタムIEMです。
前にCT-300を試聴した時は中低音が魅力的だったのですが、当時は高音がきれいで解像度の高いIEMを求めていたので選から外しました。
今回、「P7のような音を出すカスタムIEM」が合い言葉なので候補にならないかなと思って再度挑戦をしました。
Barcelona / Freddie Mercury & Montserrat Caballé
低音はよく沈み込んでます。
中域の量が少なく目立たないという印象。
高音もやや量は少ないと感じますが、中域ほどで引っ込んでるわけではありません。
ひとつひとつの音の粒はとても細かいです。
カバリエさんの声はきれいでいいんですが、フレディの声が今ひとつです。少し奥に引っ込んでるような印象を受けました。
また、オーケストラの低音はよく出てるんですが、中域が少ないせいかで迫力が不足してるように感じます。
She-Wolf / Megadeth
ギターリフは気持ちいいです。特に高音部分の解像度が高いですね。
この曲でも低音はよく沈み込みますね。
ウォームさとキレのバランスもいいです。
ただ、中域はやはり物足りないかな。
We Are One / Kelly Sweet
ケリーのボーカルに艶があっていいです。
ベースの音質も私が好きなタイプですね。包み込むような感じとキレが同居してます。
この曲では違和感はありませんでした。
A Kind Of Magic / Queen
高音と低音はOKです。問題なく表現されてます。
ただ、この曲は中域が少ないと感じました。特にヴォーカルが物足りないですね。
ベースの高い音はも少し埋もれ気味です。
この曲の持つノリは表現されてますし、音場もそれなりに広く、奥行きも感じられるんですが、中域が少ないためヴォーカルが貧弱に聞こえます。
まとめ
高音と低音については高いレベルにあると思います。
高音は解像度が高いですし、開放的な音も聴かせます。
低音は低いところまで出ていて包み込むような暖かさもあればキレもあります。
解像度が高いのでベーシストの指使いも伝わってきます。
ただ中域の量が少ないせいかヴォーカルが奥に引っ込むような印象を受けました。
音場は広いですし、立体的な表現もIEMにしてはできているという印象なのですが、中域がこれだけ少ないとちょっと物足りなさを感じてしまいますね。
ドライバ構成からするとCT-500のほうが私には合うかもしれないのでCT-500も聴いてみたいなと思います。
今回は以上です。
前回のCTM社のIMEの試聴結果は以下の記事を参考にしてくださいませ。
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