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私と音楽 Queen(クイーン) お薦めの20曲

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Queen
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Queenの魅力

4人が集まって起きた化学反応

Queenの魅力を語るのは意外と難しく、どうしても文章が長くなってしまうのですが、端的に言うと「化学反応」ではないかと思っています。
フレディー、ブライアン、ロジャー、ジョンはそれぞれに優れた演奏者であり、作曲家、ボーカリスト(ジョンは除く)としても優れていると思いますが、Queenというバンドで一緒だったからこそ才能が花開き、歴史に残る名曲の数々を残すことができたのではないだろうかと思っています。
すなわちこの4人が揃ってこそのQueenであり、他のバンドにはないくらい強い化学反応によってQueenというバンドが成立したと思っています。

音の玉手箱

もうひとつの魅力は「玉手箱」と表現しています。
これもこの4人だからこそ為しえた偉業ですが、Queenは時代によって音楽性を変化させただけでなく、どのアルバムも一本調子になることがなく、いろんな楽曲と音がつまっています。

『オペラ座の夜』(A Night at the Opera)には”Bohemian Rhapsody”と”The Prophet’s Song”のような曲もあれば、”You’re My Best Friend”、”Lazing on a Sunday Afternoon”のような曲もあります。
『A Kind of Magic』には”One Vision”のようなハードロック調の曲もあれば、”Pain is So Close to Pleasure”、”One Year of Love”といった曲もあります。

私が最初に『Greatest Hits』を聴いて感じたようにひとつのアルバムの中でも様々な音楽フォーマットを取り入れ、異なる曲調やジャンルをうまく取り込んだのがQueenなのではないかと思っています。

4人が優秀な作曲家だったからこそできたことだと思いますが、お互いの個性を尊重していたことも重要だったと思います。
Queen以上に個性的で能力の高いメンバーのバンドはたくさんありますが、重要なのはお互いを尊重してどのような音楽にも挑戦していったことなんじゃないかなと思います。

とはいえ、これだけ好き勝手にやっていれば音楽性がバラバラになりそうですが、そうは鳴らないのもQueenの魅力です。
Queen史上、最大の問題作と言われる『Hot Space』を聴いてもQueenらしさは失われていないと思います。
曲調やジャンルは『Queen II』とは違いますが、コーラスを聴けばQueenだとわかりますし、ギターの音を聴けばブライアンとわかります。高い声を聴けばロジャーが歌ってるのはわかりますし、気の利いたベースラインを聴けばジョンだなとわかるようになっています。

4つの偉大なる個性が化学反応を起こして、生み出したのが音の玉手箱というのが、Queenに対して私が感じている最大の魅力です。

ライブの魅力

Queenの魅力はまだまだあります。
まずはライブですね。
生では1回しか体験していないのであまり偉そうなことは言えませんが、フレディーのカリスマ性と観客の乗せ方、ライブでも原曲に近いロジャーの高音コーラス、繊細なブライアンのギター、淡々と仕事をするジョンのベースなど見どころは尽きません。

観客に歌わせたり、手拍子をさせたりというのもQueenのライブの魅力ですね。
よく「宗教みたい」と揶揄されますが、ファンにとってQueenのライブは宗教以外の何物でもないと思います。(笑)
初心者は戸惑うかもしれませんが、フレディーがグイグイと引っ張るので違和感なく入り込めると思いますしね。

各メンバーの個性

各メンバーの個性も重要なQueenの魅力です。
Queenのメンバーはそれぞれにまったく異なる個性を持ってます。

フレディーについては私が語るまでもなく、強烈なカリスマ性とルックス。衣装も奇抜でステージングも独特。歌声は、柔と剛、繊細さと強さを併せ持っています。
作曲能力も唯一無二ですし、音楽に対して妥協をしない姿勢も強烈です。

私が特に好きなフレディーのステージングは、ポーズの決め方や動き方が本当に秀逸ですね。目が離せません。(笑)
ある友人が「フレディーのポーズはいつでも直線が美しい」と言ったことがあります。
言われるまで私は気がつかなかったんですが、その通りだと思います。
つま先から指先まできれいに直線なんですよね。バレエの世界にも通じると思いますが、本当にいつ見ても美しいです。

ギターのブライアンはハードロック志向な割に繊細な演奏と音を出すのがうまいです。
作曲能力も高く、ピアノもボーカルもこなします。
ブライアンのギターハーモニックスはQueenの屋台骨と言っても過言ではないでしょう。
ブライアンのギターを聴いただけで「あ、Queenだ」と認識できるほどです。

ロジャーは高音のコーラスだけでなく、ややもっさりとしたドラムが個性です。
ライブでも非常に高い声を出すのはなかなか真似ができないと思いますので、ロジャーの強力な武器ですが、ドタバタに聞こえるドラムもQueenに音楽性によく合っていると思います。
Queenのドラムがタイトでかっちりとしているのはあまり想像したくないです。(笑)

ジョンは私がベースを好きになるきっかけとなったベーシストです。
Queenという強烈な個性の中にあってどうしても地味な印象がありますが、要所要所でジョンのベースは主張をしています。
前述の”Another One Bites The Dust”や”Under Pressure”でのジョンのベースラインはとても有名ですが、これらの曲以外にもジョンの印象的なベースフレーズを堪能できる曲はたくさんあります。
ジョンのベースについては別途記事にしたいと思います。

次ページに私が好きなQueenの曲を書いていきます。

コメント

  1. […] 特に良かったのがQueenの”Millionaire Waltz”です。ベースの音が非常に生っぽくて、体を包んでくれるように鳴らしてくれました。 […]

  2. […] 私と音楽 Queen(クイーン) お薦めの20曲ポータブルオーディオ選びも一息ついてきたので、次の製品選びを始めるまでの間、これまで私が聴いてきた音楽について書いていきたいと思い […]

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