今日も気になるヘッドホンを聴いてきました。
密閉型と開放型を切り替えて使うことのできるHIFIMANのEdition Sと、iPhone直で聴いて印象がいまひとつだったAUDEZE SINEをnano iDSDで聴いてきました。
試聴環境
試聴環境はiPhone 6s Plusとnano iDSDです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。
試聴の直前までVision EarsのVE5で聴いていました。
AUDEZE SINEの試聴結果
AUDEZE SINEの前回の試聴結果については以下の記事を参考にしてください。
前回はiPhone直で試聴をしたため、十分な音量で聴くことができませんでした。
結果的に印象もあまり良くありませんでしたが、アンプを通して再度聴いてみたいと思わせる魅力はありました。
Rangers / A Fine Frenzy
全体的なバランスはフラットに感じます。
高音は刺さるぎりぎりまで出てますね。シンバルの音も気持ちがいいです。
低音はやや少なめですが、中域がしっかりと出てるので違和感がないです。
Flesh and The Power It Holds / Death
冒頭のギターソロがいいですね。前回もきれいな高音に感じましたが、今回も鋭利な刃物を思わせる音を聴かせてくれました。
バランスがフラットな傾向で中域が分厚いので、この曲の迫力と音圧がよく表現できています。音の反応も早いのでスピード感もでてますね。
ここまでは、少しリスニング向きで優等生な万能機という印象です。
At The End Of The Day / Les Miserables
この曲でも高域がいいと感じました。冒頭のパーカッションだけでなく、観客の歓声も聞こえます。
開放的な高音で伸びもあります。聞き比べをしてみないと正確なところはわかりませんが、DT 1770 PROの高音とは質が違うと感じました。
低域は沈み込みがDT 1770 PROあたりと比べると少ないですが、必要十分な深さと量だと思います。中域も分厚いのでコーラスとオーケストラの迫力もでてます。
AUDEZE SINEのまとめ
今回はnano iDSDの音量を16時の位置で聴きました。
私が所有しているDT 1770 PRO、B&WのP7と比べると能率はあまり良くないですね。
音質については前回よりもいい印象を受けました。
特に前回も感じた美しい高域と分厚い中域がより魅力が出ました。
低域は相変わらずDT 1770 PROと比べると量も深さも少ないものの、前の試聴よりも出るようになりました。
低域の解像度はそれほど高くないですね。やはり高域と中域が魅力の製品かなと思います。
私が所有している製品ではなかなか聴くことのできない音を出してくれるので、今後も他の製品と聞き比べたいと思います。
次ページにHIFIMAN Edition Sの試聴結果を書きます。
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