amahikasです。
2018年上半期によく聴いた音楽についてまとめる時期がやってきました。
集計データはいつもの通り、last.fmを元にしています。
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2018年上半期によく聴いたアーティスト
まずはよく聴いたアーティストの順位です。特に印象的だったアーティストについてはコメントをしました。
リンクをクリックするとlast.fmに移動します。
1 | GoGo Penguin |
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2 | Their Dogs Were Astronauts |
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3 | Animals as Leaders |
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4 | Fourplay |
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5 | Felix Lehrmann |
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6 | The Greatest Showman Cast |
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7 | Phillip Phillips |
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8 | Kino |
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9 | Infected Mushroom |
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10 | Coroner |
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11 | Steven Wilson |
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12 | Nevermore |
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13 | Sepultura |
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14 | Ke$ha |
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15 | Mammal Hands |
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16 | The Flower Kings |
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17 | Entombed |
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18 | Glee Cast |
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19 | Cannibal Corpse |
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20 | Dreamers’ Circus |
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1位 GoGo Penguin
英国マンチェスターのジャズバンドです。今のところ、今年一番の収穫ですね。よく聴きました。
GoGo Penguinはジャズバンドとは言ってもエレクトロリカ、クラシック、ピアノ、ロックなど様々なジャンルの要素を内包しています。アヴァンギャルドジャズとも形容されるようです。
私はメタルやハードロックをメインで聴いてきた人間なので、どのような音楽なのかうまく説明できなくて申し訳ないのですが、初めて聴いたときから虜になってしまい、「Man Made Object」(2016年)、「A Humdrum Star」(2018年)、「Fanfares」(2012年)の3アルバムを聴きました。2012年の「Fanfares」がデビューアルバムです。
「Man Made Object」はよりロック色が強くて私は馴染みやすかったです。「A Humdrum Star」は今年発売されたばかりの最新作ですが、クラシック色が強くなっています。「Fanfares」もどちらかと言えばクラシック色が強いです。
2位 Their Dogs were Astronauts
2014年結成のオーストリア出身プログレッシブメタルバンドです。メタルを基調としていますが、プログレやジャズ、フュージョンといった幅広いジャンルの要素を含んでいます。また、多弦ギターを用いたDjentなリフも特徴です。
メタルを基調としてるとは言え、曲調は多様でヘヴィーな曲もあり、軽めの曲やキャッチーなメロディーの曲もあります。それとギターリフの音が乾いてるのが好きです。メタリカの一枚目のギターリフに音が似てる時があります。
Their Dogs were Astronautsは今のところ2014年発表の『In Touch』と2016年発表の『Mystery:Diary』を聴きました。私が探したかぎりではCDを探すことができなかったので、Bandcampで購入をしました。
昨年後半からBandcampの利用率が上がってますね。
3位 Animals as Leaders
3位はワシントンD.C.で結成されたAnimal as Leadersです。基本的Their Dogs were Astronautsとよく似ています。同じ時期に聴き始めたため、どっちがどっちの曲かよくわからなくなるくらいです。今後、それぞれの特徴がわかるようにしたいです。(笑)
バンド構成はリードギター、サイドギター、ドラムという変わったトリオです。ギタリストの二人は8弦ギターを使っているので、ベースがなくても低音はしっかりとカバーできてます。
ジャンルとしてはプログレロックが基調でジャズやフュージョン、Djent、メタルといった要素を含んでいます。Their Dogs were Astronautsと比べるとギターのエッジがそれほどたっておらずリフも少なめなので聴きやすいかと思います。GoGo Penguin、Their Dogs were Astronautsが好みであれば、Animal as Leadersも気に入るでしょう。
4位 Fourplay
お馴染みのFourplayは4位でした。今期はアルバム「X」と「Esprit De Four」を購入しましたが、ふとした時にFourplayのプレイリストを聴いたりしているので、再生回数は伸びます。
「X」は2006年発表、「Esprit De Four」は2012年で発表のアルバムなので中期から後期のアルバムを聴いたことになります。Fourplayは年代を問わず、相変わらずクオリティーは高いです。どのアルバムも安定しているので試聴をしないで買うことができます。
5位 Felix Lehrmann
Felix Lehrmannはドイツのドラマーで、友人の薦めで聴いてみました。現在は、The Flower Kingsというスウェーデンのプログレバンドに在籍していますが、2001年頃からプロのミュージシャンとして活動しており、多数且つ多様なアーティストの作品に参加しているという経歴の持ち主です。
私が聴いた作品は2011年に発表された『Rim Job』というFelixのソロアルバムです。
ジャンル的には先ほどのTheir Dogs were Astronautsと似ています。基本はフュージョンなんですが、メタル、ロック、プログレ、ジャズといった要素が盛り込まれています。メタルの要素は薄いので、少し聴きやすくなってると思います。
ドラムといえば最近はシンバルに耳がいってしまう私ですが、Felix Lehrmanを聴いて、スネアやタムにも魅力を感じました。技巧的で非常にうまいのですが、あまり技術的にならずに軽快なリズムを心地良く聴かせてくれます。それとドラムをリズムに合わせて叩くだけでなく、ひとつひとつの音がいいのも魅力です。同じ楽器や機材を使っても達人は出音が違うというのを再確認しました。ドラムをやってる方にもお薦めのアルバムです。
6位 The Greatest Showman Cast
全世界で大ヒットをした映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックです。予告編を見たときはあまり魅力を感じなかったのですが、日本だけでなく海外でも非常に評判が高かったので、観てみたらあっさりとはまってしまいました。
映画が良かったのはもちろんですが、音楽がとても良かったです。ストーリーと曲調、歌詞が見事に調和していると思います。
特に好きな曲ですが、”A Million Dreams”は映画を観ながらいい曲だなぁと思いました。声が少年から大人に移り変わっていく演出もいいです。”Never Enough”も劇場で圧倒されました。「これがオペラ歌手?」とツッコミを入れてしまいましたが(笑)、いい曲であることに変わりはありません。”This Is Me”は一番気に入ってる曲です。この曲は今年のアカデミー賞でキアラ・セトルがパフォーマンスをして話題となりましたが、この時のパフォーマンスはいまひとつでした。彼女が緊張していたのかモニターの返りが悪かったのかなと見ていて思いました。是非、映画のほうを観てもらいたいです。繰り返し聴いてるうちに好きになったのは”Rewrite the Stars”です。この曲ではゼンディヤの声と歌い方が気に入っています。
ここのところ良質なミュージカル映画が多くて喜ばしいかぎりですが、音楽だけで判断すると『グレイテスト・ショーマン』は『レ・ミゼラブル』に次いで好きな作品となっています。
7位 Phillip Phillips
今年新アルバム「Collateral」を発表したPhillip Phillipsは7位でした。2012年にアメリカンアイドルのシーズン11を制してからずっと聴いてますが、フォークロックとカントリー、ブルーズといった要素は一貫しています。歌が非常にうまい人なので外れが少ないなと感じます。
8位 Kino
大好きなFrost*のメンバーも参加しているイギリスのプログレバンド、Kinoは8位です。Frost*に似ているところもありますが、Kinoはもう少し柔らかくて1970年代プログレの雰囲気が強いと感じています。Frost*ほどの派手さやわかりやすさはないのですが、繰り返し聴いてるうちにジワジワと良さが染みこんできました。
私が聴いたのは「Picture」という2005年に発売されたアルバムで、長らく入手困難になっていたので、慌てて購入しました。
2018年は「Radio Voltaire」というアルバムも発売しています。このアルバムも年内に聴きたいですね。
9位 Infected Mushroom
ガラッと音楽性が変わります。(笑)
Infected Mushroomはイスラエル出身のトランスユニットです。音楽的な幅が広くてロック、プログレの要素も取り入れています。単調にならずにいろんな曲調を聴かせてくれるので私も楽しんで聴くことができてます。
1996年から活動をしていて発売しているアルバムが多いのも特徴です。今のところ「Return to the Sauce」と「Army Of Mushrooms」の2アルバムを聴いていますが、どちらも良かったです。今後も少しずつ集めていきたいアーティストです。
10位 Coroner
1980年代から活躍しているスイス出身のテクニカルスラッシュバンド、Coronerです。リアルタイムでも聴いてましたが、当時の私には少し難解だったので、メタリカやスレイヤーといったバンドほど好きではありませんでした。
とは言え、スラッシュメタルは私にとってもっとも理想的な様式なので、プログレをよく聴くようになってから、Coronerを再評価しています。
今年、購入したのは「No More Color」というアルバムで彼らの代表作のひとつです。このアルバムは入手がしづらく中古価格も高騰していたのですが、ようやく価格が落ち着いてきたのでこのタイミングでの購入となりました。
評判通り、いいアルバムだったので再生回数も伸びました。当時のスラッシュメタルの勢いを残しながらも楽曲の質と音質が良くなっています。
リアルタイムだとアルバム「Mental Vortex」が好きでよく聴いていたのですが、2016年に聴いた「Punishment For Decadence」と今年の「No More Color」は必聴ですね。いま、聴いても違和感はないです。
次ページに続きます。
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