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私と音楽 ハードロック編5 The WiLDHEARTS(ザ・ワイルドハーツ)

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Hard Rock
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少し涼しくなってきて安心しているamahikasです。
それでも暑いですけどね(笑)
今回は夏に聴くのにちょうどいい感じのイギリスのハードロックバンドThe WiLDHEARTSを紹介します。

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The WiLDHEARTSと私

初めてワイルドハーツを聴いたのは、1992年発表のデビューEPアルバムの『Don’t Be Happy… Just Worry』です。当時はイギリスから元気の良いバンドが出てきたなと感じましたが、それほどのめり込みませんでした。
1993年に発表された2作目『Earth VS The Wildhearts』から好きになりました。このアルバムは”Greetings From Shitsville”、”Suckerpunch”といった好きな曲が多数収録されていて一気にワイルドハーツに対する私の評価が上がりました。

続く3作目の『P.H.U.Q.』、4作目の『Fishing For Luckies』も素晴らしいアルバムで、この頃には私の中でワイルドハーツはQueen、AC/DC、Metallicaといったもっとも好きなバンドの次に好きなバンド群に入ってました。

1997年発表の5作目『Endless Nameless』は問題作として有名で、軽快でキャッチーなメロディーというワイルドハーツの最大の魅力が薄れ、ノイジーでアグレッシブな方向に転換しています。曲そのものの魅力は健在なんですが、同じバンドとは思えない音に最初は戸惑いました。スラッシュメタルやデスメタルを中心に聴いていた時期というのもあって、何回か聴くうちに慣れましたが「ワイルドハーツがこれをやらなくても」という想いは残りました。

『Endless Nameless』を発売した前後からメンバーの不仲や解雇、レーベルとの対立といった問題が起きていたようで、活動が不安定になっていきました。
私自身も1990年代後半から新しい音楽を聴かなくなる時期があったので、ワイルドハーツもこのアルバムが最後になりました。それでもSupershit 666やBackyard Babiesといったワイルドハーツのメンバー(主にジンジャー)が関わった作品は聴いたりしてました。

The WiLDHEARTSの好きな曲

それではワイルドハーツの作品から好きな曲を紹介します。

  • Greetings From Shitsville / 『Earth VS The Wildhearts』
  • TV Tan / 『Earth VS The Wildhearts』
  • Sucker Punch / 『Earth VS The Wildhearts』
  • I Wanna Go Where the People Go / 『P.H.U.Q.』
  • Getting It / 『P.H.U.Q.』
  • Schizophonic / 『Fishing For Luckies』
  • Weekend ’96 / 『Fishing For Luckies』
  • 29x The Pain / 『Fishing For Luckies』

ワイルドハーツにのめり込むようになった『Earth VS The Wildhearts』からは三曲です。ミドルテンポでサビがメロウ且つ哀愁のある”Greetings From Shitsville”、出だしのギターが印象的な”TV Tan”、スピードチューンの”Sucker Punch”が好きです。”Sucker Punch”は激しさもありますが、キャッチーなフレーズもあります。

『P.H.U.Q.』はなんと言っても”I Wanna Go Where the People Go”が好きです。ワイルドハーツの中でももっとも好きな曲ですね。

『Fishing For Luckies』は本国ではファンクラブ向けに発表された作品で1994年に6曲入りのミニアルバムという形でリリースしています。紆余曲折を経て1996年に10曲入りのフルアルバムとしてリリースされました。日本盤にはボーナストラックがさらに4曲追加され、全14曲入りでリリーされました。
このアルバムで一番好きなのは日本盤にボーナストラックとして収録されている”29x The Pain”です。この曲はアグレッシブさよりもメロディーやポップさを重視した曲で聴きやすいです。”I Wanna Go Where the People Go”と並んでワイルドハーツの中でもっとも好きな曲です。

おわりに

ワイルドハーツを紹介してきました。
ワイルドハーツはそれほど音楽性の幅が大きいバンドではなく、1970年代のブリティッシュハードロックや1980年代のNWOBHM(New Wave of British Heavy Metal)を基調としています。ポップ且つキャッチーなメロディーが魅力ですが、適度なアグレッシブさやパンクっぽさがあるのも好きです。私の場合、今はそれほどでもないのですが、1980年から1990年代はメロウでソフトすぎると敬遠するところがあったので、ワイルドハーツはバランスがちょうど良かったように思います。
そのため、曲毎の説明はしづらいところがあります。AC/DCやモーターヘッド、マイケル・モンローと似たような性質があって何をやってもそのバンドにしか出せない味を出すタイプです。逆に言うと、どれを聴いても同じに聞こえるというデメリットもあるんですが、そこにまたたまらん魅力を感じてしまいます。
どの曲も同じように聞こえるんですが、私にとっては微妙に違っているんですよね。

ワイルドハーツを初めて聴く方にはいい曲が揃っていて完成度が高い『Fishing For Luckies』か『P.H.U.Q.』をお薦めなんですが、手っ取り早くワイルドハーツのすべてを知るには1997年発表のベストアルバムもお薦めです。

今回は以上です。

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