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新しい音楽の探し方、見つけ方

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音楽
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amahikasです。
さて、正解なんぞはないのですが、何かの参考になれば良いかなと思って今回は私の「新しい音楽の探し方」について書いてみようと思います。

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昭和の頃の見つけ方

今はともかくとして、昔はどうやって新しい音楽を見つけていたかを書いておきます。
昔は情報源が限られていたので私は音楽雑誌に頼っていました。中学生や高校生くらいの頃は音楽の趣味が合う学友とレコードの貸し借りをしていたのですが、私の場合、高校生の途中から好みが合う学友も減っていったのでこの頃からひとり旅が始まったように思います。
よく参考にしていた音楽雑誌はMusic LifeとBurrn!です。最初はMusic Lifeが主な情報源でしたが、1984年の後半からメタルを中心に聴くようになったので、Music Lifeの購読はやめてBurrn!一本に絞りました。ちなみにBurrn!が創刊されたのは1984年の9月5日でした。私にとってはとても良いタイミングだったのです。

Burrn!では巻末に新作に点数をつけてレビューをしていましたが、毎月この点数が楽しみでした。最初のうちは点数を中心にその月に買うレコード(CD)を選んでいましたが、徐々に自分の好みがはっきりと自覚できるようになると、点数そのものは参考程度にして、「誰がレビューしているか」と「レビュー内容」に注目するようになりました。Burrn!は良くも悪くも編集者(ライターもしくはレビューア)の個性がはっきりとしていたので、自分と好みが合う編集者がわかりやすかったですし、レビュー内容に自分が好きなバンドの名前があったりすると無条件に買ったりしてました。(笑)

1990年代後半まではこのような見つけ方をしてました。

現在の見つけ方

ここからは現在、どのように見つけているかを紹介していきます。

自分と好みの合う人を探す

基本的に昔と変わってないですね。やはり好みが合う人というのは重要です。学生時代からの級友でも良いですし、SNSで知り合った人でも良いです。音楽系のブログを書いているブロガーでも良いのですね。とにかく好みが合う人を探して、その人が聴いている音楽を聴いてみるのは今でももっとも多いです。

昔と違って今はYoutube、SpotifyといったWebサービスがあって、試聴がしやすいです。好みが合う人が聴いてるアーティストで気になるバンドや作品があったらEvernoteやPocketにメモをしておいて後から試聴をするということをよくやっています。
昔はこういった試聴がなかなかできなかったので、片っ端からCDを買っていたんですが、一時期は年間に300枚買っていたこともありました。

音楽系Webサービスを使う

音楽系Webサービスと言ってもいろんなサービスがありますね。最近はBandcampLast.fmをよく使っています。

Bandcampの紹介

Bandcampはインディーズ系のバンドが音源を配信していることが多く、UIもとてもわかりやすいです。MP3からAAC、ALAC、FLAC、WAVなど提供しているフォーマットも多いです。有名どころの音源はありませんが、メジャーレーベルと契約していてもおかしくないくらいの品質のアーティストが多いです。
レコメンド機能も優秀ですが、Bandcampではタグをよく使っています。例えば「Progressive」とか「Djent」タグで検索をするとその手のアーティストがわんさかと引っかかるので、試聴をしてるだけでも一時間は簡単に過ぎてしまいます。Wishlistにもどんどんと音源が貯まる一方でちょっと困ることもあります(笑)
気に入ったアーティストはフォローすることができます。フォローをすると新しい音源がアップされたときにメールで通知を受信することもできます。

私のフォローリスト

試聴をして良かったと思ったらWishlistに入れておくことができます。この辺は今となっては当たり前の機能ですけどね。

私のWishlist

Bandcampは購入のシステムがなかなか面白いです。私がよく買ってるジャンルだと一枚のアルバムが600円から1200円ということが多いでんですが、アーティストが決めている最低価格よりも高い価格で買うことができます。Bandcampという名前の通り、お気に入りのアーティストが活動を続けるためなら多く支払うこともできるというわけですね。メジャーレーベルを否定するつもりは毛頭ありませんが、十把一絡げに2500円から3000円ですと言われて買うよりも現代的な買い方なのかなと思います。昔からレンタル屋にない、カラオケにもない、ラジオにもかからないアーティストをよく聴いてきた私にとってBandcampは非常に合理的なサービスというわけです。
ダウンロードは前述の通り、いろんなフォーマットを選ぶことができますし、CDを選ぶことも可能です。私はせっかちなのでほとんどALACでダウンロードすることが多いです。

前述の通り、BandcampはDiscover機能を使って自分の好みに合いそうなアーティストを能動的に見つけるのも容易ですし、受動的にレコメンド機能を使うのも有りです。当然、当たり外れはありますが、私の場合は今までよりも好みの音楽を見つけやすくなりました。
ちなみにBandcampを知ったのTwitterのおかげです。

last.fmの紹介

last.fmは2011年頃から使ってますかね。再生回数の集計についてはiTunesを使っていたんですが、iPhoneで音楽を聴くことがほとんどなくなってきたので、現在はlast.fmに頼っています。

last.fmは音楽系Webサービスとしては老舗だと思いますが、自分が聴いた音楽の再生履歴をアップロードして好みが合うユーザーと交流したり、好みの音楽をレコメンドしてもらうサービスです。有料プランに契約するとある程度の音源はlast.fm上で視聴できます。

私はもっぱら自分の再生履歴をアップロードして記録しておくことを主な使い方にしていますが、たまにlast.fmがお薦めしてくれるアーティストを聞き出すと結構長く聴いてしまいますね。(笑)
Bandcampと違ってlast.fmには私の再生履歴のほとんどが記録されているので、なかなか正確で驚くことがあります。

レコメンドに頼る

いろんな音楽系サービスがレコメンド機能を有しています。Bandcampとlast.fmのそれが今のところ一番優秀と感じていますが、私の中で意外と健闘しているのがAmazonです。
音楽を買う方法として、BandcampやBeatportといった海外の配信サービス、e-onkyoやmoraといった国内の配信サービスの次にCDで買うことが多いのですが、CDを買う場合はAmazonが多いです。品揃えが豊富なのと海外盤を安く買うことができるのがありがたいです。
Amazonのレコメンド機能もたまに見入ってしまって時間が経つのを忘れることが多いです。というのもレビューがいいんですよね。Amazonのレビューについては賛否がありますが、私が聴くようなジャンルについては、いわゆるサクラみたいな投稿はほとんどなくて、音楽が好きなんだろうなというユーザーの投稿が多いです。

次にSpotifyですね。Spotifyはレコメンド機能もいいのですが、それ以上に活用してるのがプレイリストです。
Spotifyには運営側やユーザーが作成したプレイリストが無数にあるのですが、「Progressive Rock」という単語を含むプレイリストなどと検索をするとワンサカ出てきます。その中から自分の好みに合いそうなプレイリストを聴くことが多いです。

試聴

気に入った音楽はすぐに買うこともありますが、慎重に試聴をすることもあります。試聴で一番使ってるのはSpotifyです。SpotifyはMacBook、iPhone、LGのOLED TVから使えるので思いついたときにすぐに起動できるのが楽です。DAP(デジタルオーディオプレーヤー)のOPUS #3やCayin i5でもSpotifyを使うことはできますが、ストリーミング目的で購入したわけではないので、DAPでSpotifyを聴くことはほとんどないです。
Youtubeもたまに使いますが、頻度は少ないです。

前述の通り、私は過去に年間300枚以上CDを買うような生活をしていたので、試聴ができる現在はとてもありがたいです。マニアックなアーティストやレアなアルバムが多いので、試聴ができないこともありますが、それでも買う枚数は減りました。その分、昔よりも1枚1枚を丁寧に聴いているという感覚があります。それこそ昔は一回しか聞かないCDもありましたのでね。色々ともったいないことをしたと思っています。

まとめ

私の音楽の探し方について書きました。参考になれば幸いです。
音楽とオーディオは面白いもので、年齢や心持ちによって好みが変わると思っています。10代後半から20代はほとんどメタルしか聴かなかったんですが、半ば意固地になっていたところもあります。(笑)もちろんメタルという音楽の形態が好きだったというのもありますが、もう少し幅広く聴いておけば良かったと思うこともあります。
あの頃があって今があるのでなんとも言えませんが、今のほうが気軽にいろんなジャンルを楽しめてるという実感があります。そのおかげで聴いてみたいアーティストとアルバムがとんでもなく多くなってるんですが、試聴ができるので助かってますね。昔のペースで買ってたら確実に破産しますね(笑)

音楽の好みとともに音の好みも変わってきたなぁと感じます。昔はさほど気にしなかった高域が今は一番重要になってきています。中域と低域に関しては相変わらずですが、量感よりもキレを重視する傾向にあります。量感がないとそれはそれで困りものなんですが、最低限で良いという感じに変わってきています。

最近は音楽の聴き方も変わってきたと思っていまして、演奏者の細かい演奏を聴きとるのが好きになっています。もちろん楽曲全体として心地良いかどうかがもっとも重要で、いい曲だと思わなければ最初っから聴かないんですが、さらに一歩踏み込んで演奏そのものや細かなテクニックを楽しんでいると感じます。
こういった楽しみ方はそれなりにいい音で鳴らしてくれる環境じゃないとわからないことが多いので、量感があってウォームなオーディオ環境よりもキレがある環境を好むようになっているのかなと自己分析しています。
私も一時期はベースを演奏していた時期があって、主にQueenの曲を弾いていたんですが、同じ曲を同じ楽器と同じ環境で弾いてもうまい人は出音が違うんですよね。そういう経験があるので、なおさら演奏者の演奏を細かく聴きたいという欲求が強くなっています。

話がだいぶ逸れてしまいました。(笑)
この記事ではこの辺にしておきましょう。
とにかく現在はいろんな便利なサービスがありますし、良い音楽もたくさんありますので、自分に合ったサービスを使って自分に合う音楽を見つけましょう。

 

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