Typhoon
全体的に高中低音のバランスをあまり変えずに解像度が高くなります。
ただし、派手な味付けはなく、すっきりと聞きやすくなるという印象です
音場はVANTAMほどではないものの広がります。
VANTAMに比べると高音の量が減ったと感じました。
また、低音についてもVANTAM比では下まで出ませんでした。
P7を直接接続したときよりも縦のレンジが狭くなった感じました。
大きさについてはVANTAMより一回り大きいです。
VANTAMとの価格差も考えてVANTAMを選びました。
PHA-2
VANTAM Redとの比較ですが、高音がやや少ないです。
その分、中域の量が多く、前に出て来ます。
ボーカルを中心に聴きたい方には合うと感じました。
低音も下までよく出てますね。
解像度はRedより劣ると感じました。
音場はiPhone直やLCH21に比べると広がってますが、VANTAM Redと比べるとほんの少し狭く感じました。
このレベルになると好みの問題かなと思います。
サイズはVANTAMに比べて大きいです。
Go-DapTT
真空管アンプなので独特の音質を経験することが出来ました。
そのためかVANTAM Redのような最新の技術を使ったアンプと比べるのは少し難しいです。
音質は全体的に独特の温かみと音場があって好みでした。
解像度という点ではVANTAMに比べると劣ると思いますが、それを補ってあまりある空気感を表現してくれます。
サイズは大きいですし、重量もそれなりにあります。
VANTAM Redに比べると明らかに持ち歩きにくそうです。
あまり持ち運びを考えなくていい環境ならこいつは欲しいなと思いました。
例えば据え置きで使うことが多い環境とかであれば、なかなか面白い一品だと思います。
OPPO HA-2
OPPO HA-2は結局発売を待ちきれないという結果になってしまいました。
試聴は冬のポタ研しか出来なかったのでVANTAM Redとの聞き比べが出来なかったのは少し後悔しています。
ポタ研の時に試聴をした感想は以下の記事を参考にしてください。
OPPO HA-2とVANTAM Redを聞き比べせずにVANTAM Redに決めた理由は明確で、ポタ研でHA-2を聴いた時に大きな衝撃がなかったからです。
VANTAMを初めて聴いた時は大きな衝撃を感じ、予算オーバーをしてでも欲しいなと強く思いましたが、HA-2の時はそういう感覚がありませんでした。
よって聞き比べをしても同じ結果になるだろうなと思っています。
と言ってもHA-2はデザイン、サイズ、重さ、機能、スペックの面でもとても魅力のある機種です。
しかも6万円のVANTAM Redに対して4万円という価格も魅力です。
これから購入する方はしっかりと試聴をして決めていただければと思います。
次ページで総括とお薦めのポタアンについて書きます。
コメント