CW-L15
最後にCW-L15を聴きます。
CW-L15も3回目の試聴ですが、こちらは2回目の試聴の記事を参考にしてくださいませ。
Ozzy Osbourne
他の2機種に比べてさらに高音が目立ちます。
低音がやや聞こえづらく感じました。
ネイザン・イースト
低音は他の2機種よりも温かみがありますが、少しこもるという印象です。
特にピアノの音が他の2機種に比べるとこもって聞こえますね。
A Kind of Magic
冒頭の高音がやや不自然に感じました。
中域が他の2機種よりも少なく、高音の量が多いという印象です。
スネアの破裂音はカノンより強いですね。
Death
この曲でも中低音に比べて高音が目立ちます。
それとカノンと同様に音の密度が上がったせいか高域が粗く聞こえます。
今回のまとめ
今回もこれまでの試聴とそれほど変わらない結果になりましたが、似てると思っていた3機種のわずかな差を感じることが出来ました。
まず、全体的なバランスはCW-L15、KL-カノン、222の順番で高音が強かったです。
CW-L15は中域が弱く感じました。
低音についてはどれもP7に比べると量は少ないです。
ただし、完成版になれば装着感が上がってもっと低音が出るようになると思います。
低音の質は222、KL-カノン、CW-L15の順番で温かみよりもキレが強いです。
低音については温かみのあるタイプが好きですが、これも完成版で少し変わるのかなと想像しています。
解像度については甲乙つけがたいです。
高中低域ともにとても高いです。試聴を終えた後にP7を聴きましたが、P7よりも高いですね。
音場についてもどの機種も狭いとは感じませんでした。
さすがにP7のほうが広く感じましたが、音の余韻や立ち上がりなどどの機種も充分でした。
地力の差を感じたのは音の密度が高くなった時の粒の粗さでした。
222、カノン、CW-L15の順番で粗くなっていきました。
完成版ではないのでこの差をどうとらえて良いのか悩みますが、現時点では222に軍配が上がるなという印象です。
中低音の質については少しウェットな傾向にあるカノンが好みですが、音の粒の粗さは気になりました。
結論
まだ少し迷いはあるんですが、今回はおそらくPrivate 222にします。
Fitearはシェルとフェイスプレートの色の選択肢が少ないのがネックですが、なによりも音質が重要ですからね。
10万を超える同じFitearのAyaも気になりますが、ここは一旦ちょっと冷静になります。(笑)
ということで早めにインプレッションを採取して注文したいと思います!
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