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オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2015年10月版)

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前々からしつこいくらい私がオーディオの試聴に使う曲を紹介していますが、最近少し曲を入れ替えたので、この記事もアップデートしたいと思います。

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前回の記事は以下を参考にしてください。

私がオーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ
今日は音楽も音楽を再生するデバイスも大好きなので、試聴によく使う曲と聴きどころを紹介したいと思います。 学生の頃から試聴をするのはこの曲と大体決めていますが、時が経つにつれてだいぶ変わってます。基本的に私が試聴に使うのは自分が大好きな曲と...

学生の頃はQueenのBohemian RhapsodyやBody Language、Judas PriestのPainkiller、MetallicaのEnter Sandmanなどをよく使ってました。
当時はよく聴く音楽のジャンルもHard Rock/Heavy Metalが80%を占めていたので解像度や音の分離よりもノリや音圧、迫力を重視していました。
高音の出方もあまり気にしてなくて中低音のノリと迫力を主に確認するために聴いてました。

現在もHard Rock/Heavy Metalはよく聴きますが、ミュージカルの曲やジャズ、女性ヴォーカルを聴くことのほうが多くなってきました。
より繊細な音や、解像度と音の分離を重視するようになりました。
自分自身のポータブルオーディオ環境がここ1年でかなり良くなってきたこともあって、最近は頻繁に曲を入れ替えてます。
今回は前回の記事で紹介した曲に加えて最近新たに試聴に使う曲に加えた曲を紹介したいと思います。

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Four on Six / Nathan East

ネイザン・イーストを知らなくてもネイザン・イーストのベースプレイを聴いたことがない人はいないと言われるくらい長く幅広く一流として活動を続けているベーシストです。

このFour on Sixという曲はネイザン名義で初めてのソロアルバムからの曲です。
アップテンポの曲で印象的なベースラインの上にピアノとギターが味付けをします。
また、ドラムが非常に良い仕事をしていて、シンバルとハイハットでかっこいい演奏を聴かせてくれます。

聞きどころの非常に多い曲ですが、一番重要視してるのはベースの低音の沈み込みと解像度です。
解像度の高い製品でこの曲を聴くとネイザンの指使いまで感じることができます。低音の解像度が低い製品だとボワつきます。

低音に耳がいきがちなんですが、ピアノとシンバルが高域でいい演奏を聴かせてくれます。
この高音がどのように聞こえるかも聞きどころです。
その他ではアップテンポで疾走感のある曲なので流れるような演奏がちゃんと表現出来るかというのも重要視しています。
いくら解像度が高くてもこの曲の持つ疾走感が表現されないとダメです。

 

A Kind Of Magic / Queen

Queen中期から後期の代表曲です。
シンプルな曲ですが、ジョン・ディーコンの印象的なベースラインを基調として、フレディーのヴォーカルとブライアンのギターを聴きます。
特にブライアンのギターソロがベースラインと調和してるかをよく確認しています。

この曲に関しては細かい部分を確認するというよりも曲全体のノリや雰囲気を確認します。
それと過去にこの曲のベースをコピーしたこともあるので出ているべき音も確認しやすいです。

The Millionaire Waltz / Queen

Queenからもう1曲です。
初期の曲なので録音状態は決して良くありませんが、初期のQueenらしく音を左右に振ったり、細かい音を入れたりといろんな工夫があります。

各楽器の演奏がちゃんと細かく聞こえるかも大事ですが、全体が調和しているかも確認します。
それとコーラスですね。コーラス部分で音が大きくなるので高音が強すぎる製品だと聴きづらくなります。

なお、QueenについてはSome Day One Dayも試聴リストに入れていますが、今のところあまり使っていません。

She-Wolf / Megadeth

Thrash MetalやDeath Metal系はこれまではDeathをよく試聴に使ってましたが、この手の曲を聴く頻度が下がってるのでメガデスのこの曲を最近はよく使ってます。
この曲は録音状態が非常にいいのも気に入ってます。

聞きどころは低音です。かなり低いところまで録音されている上に解像度が高い製品だと細かい違いが出るので低音を確認するのに重宝しています。

音の密度はDeathのFlesh and The Power It Holdsのほうが高いですが、この曲でも密度を確認するには十分です。

Barcelona / Freddie Mercury & Montserrat Caballé

オーケストラを確認するために最近試聴曲リストに追加しました。
オーケストラといえば、これまではレ・ミゼラブルしかなかったんですが、こんな曲もあったなということで聴いてみたら意外とはまりました。(笑)

Queenのフレディーとスペインの歌姫モンセラート・カバリエさんが共作をした作品です。
二人の歌声の美しさもさることながら、バックのオーケストラも聞きどころのひとつです。
強弱が激しい曲でもあるので余韻や音の立ち上がりを確認するのもわかりやすいです。

今後は出番が増える曲のひとつですね。

Come Sail Away / STYX

最近気に入ってる曲の中でもっとも高音が暴れるので試聴リストに加えました。
冒頭のピアノとヴォーカルの雰囲気をいかに表現するかも大事なのですが、盛り上がる部分で高音が結構暴れて割れたりするので高域の確認に使ってます。

昔の曲なので録音状態は良くないです。
こういった曲をどこまで出力するかというのも難しいのですが、一定の環境だと気持ち良く聴くことができるのでひとつの指標にしています。

We are One / Kelly Sweet

以下の記事でも紹介しているKelly Sweetです。

音楽レビュー Kelly Sweet We Are One
第一弾は2007年に発売されたKelly Sweetの"We Are One"です。 いまでもたまに聴くくらい好きです。 録音状態も非常にいいので試聴に"We Are One"と"Crush"をよく使います。 Kelly Sweetの魅力...

スローテンポのバラードです。
大好きな女性ヴォーカルの一人なのでヴォーカルの聞こえ方を確認します。
他には高音の解像度と音場の確認に使います。
ヴォーカルとアコギがきれいな曲なので特に音場の確認には向いてますし、なによりもヴォーカルがどれだけ美しく聞こえるかがポイントです。

Crush / Kelly Sweet

Kelly Sweetからもう1曲です。
こちらは先ほどの曲と同じポイントをチェックしますが、ベースラインも美しいので最近はこの曲を使うことのほうが多いです。
後半でシンバルが目立つ部分を聞くことが多いです。

Kelly Sweetのこのアルバムは全体的に録音状態が良く、楽曲そのものの出来も非常にいいので試聴以外でも強力におすすめします。
是非、聞いて欲しい1枚です。

At The End Of The Day / Les Miserables

Les Miserables Movie Cast、Les Miserables 2010 Cast どちらのバージョンも使用してます。
この曲は確認ポイントが多いです。
・フルオーケストラの迫力、音圧
・各楽器の分離
・世界最高峰の音場(O2アリーナ)を再生できてるか
・左右の定位(2:00あたりで女性ヴォーカルが右に寄ります)
今のところ試聴をする上でもっとも違いがでるのがこの2曲です。
しっかりとヘッドフォン(イヤフォン)、アンプの実力を聞き分けることが出来ます。

 

Rangers / A Fine Frenzy

この曲も女性ヴォーカルでベースラインに特徴のある曲です。
ただ、Kelly Sweetの曲と違ってスローテンポながらもグルーブ感のある曲なのでゆったりとしたノリを表現できてるかを確認するのに最適です。
高音から中域、低音のつなぎがうまくないとこのノリはなかなか表現できないと思います。

 

Titanium / David Guetta

流行のEDMです。
この曲は低音の鳴り方と音場のチェックに使っています。
siaのヴォーカルがどのように聞こえるかも重要ですが、低音がボワつかずにどれだけキレよく聞こえるかに注目します。
静と動がはっきりしてる曲でもあるので音の立ち上がりや余韻の残り方も聴きどころです。

Shape Of My Heart / Jacob Koller

ピアノの聞こえ方を確認するのに使います。
録音状態がいいのでピアノだけでなくヴォーカルとベースがどのように聞こえるかも参考になります。
中間のテンポが速くなる部分で立ち上がりの良さをチェックをします。
ここでベースとピアノ、シンバルがきれいに調和していれば合格という感じです。
低音の響き方やどれくらい下まで出てるかを確認するにもいい曲です。

Jacob Kollerのこのシネマティックピアノシリーズはどのアルバムもお薦めです。

音楽レビュー Jacob Koller Cinematic Piano Paradise
またまたJacob Kollerさんのアルバムです。 最近、本当にお気に入りでよく聴いてます。 今回紹介するのは2011年に発表された映画音楽集です。 タイトルはCinematic Piano Paradise。 名曲揃いなので全部好...

Flesh and The Power It Holds / Death

試聴に使う曲の中ではもっとも激しい曲です。
ただ激しいだけではなくテクニカルな曲でもあるので聴きどころは多いです。
・メタルらしい迫力と音圧、疾走感
・各楽器の分離
この曲も録音状態がいいのでほとんどの機種はちゃんと各楽器が分離されるんですが、迫力や疾走感が失われては元も子もありません。
高音から低音までレンジが広いのも特徴です。
ヒステリックなギターのフレーズから下でせわしなく動き回るベースライン、手数の多いドラムなど確認ポイントは多いです。

とはいえ、試聴の際はひとつひとつの音を細かく聞くというよりも全体が調和しているかを確認します。
あくまでも激しさや疾走感が気持ち良く聞こえればOKという感じです。

この曲も結構差が出ますね。
今年のイヤフォン選びでは随分とこの曲で落選しました。

No More Tears / Ozzy Osbourne

いま試聴に使ってる曲の中ではもっとも古い曲です。
また、もっとも長く試聴に使ってる曲です。
出だしのベースからギター、ドラムのキレ、オーケストラの壮大さなど聴きどころは多いです。

すっかり長くなってしまいました。
以上で私がよく試聴に使う曲の紹介は終わりです。

前回の記事については以下を参考にしてくださいませ。

私がオーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ
今日は音楽も音楽を再生するデバイスも大好きなので、試聴によく使う曲と聴きどころを紹介したいと思います。 学生の頃から試聴をするのはこの曲と大体決めていますが、時が経つにつれてだいぶ変わってます。基本的に私が試聴に使うのは自分が大好きな曲と...

 

コメント

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