秋のヘッドフォン祭がいよいよ今週末に迫ってきました。
春のヘッドフォン祭は不覚にもハードな仕事が入ってしまい、短時間しか見聞きすることができませんでした。
今回はバッチリと予定を空けてあるのでじっくりと見聞きしてきたいと思います。
さて、今回も備忘録代わりに試聴したい製品についてまとめておきたいと思います。
CHORD Mojo
HUGOというUSB DACで有名なCHORD Electoronics社がDAC搭載ポータブルヘッドホンアンプMojoを発表しました。発売は11月上旬の予定で、75,000円前後となるようです。
スペックですが、PCM最大768kHz/32bitとDSD256のネイティブ再生に対応しています。
入力はMICRO USB×1、COAXIAL(3.5mm)×1、OPTICAL×1。
出力は3.5mmヘッドホン出力×2となっています。
iOSデバイスについてはLightningケーブルは直接接続ではなくUSBカメラアダプタが必要となります。仕様変更がある可能性もあるそうです。
180gと軽量で携帯性も良さそう。
2.5mmバランスケーブル端子はないのが気になりますが、ここのところVANTAM Redの力不足に悩まされているのでかなり注目をしています。
ONKYO DP-X1
お次はONKYOの新DAP、DP-X1です。
こちらも11月の発売予定で75,000円前後になるとのことです。
スペックですが、OSはAndroid5.1.1。外部メモリは microSD(SDXC)スロットが二つ。
Wi-Fi 802.11b/g/n/acとBluetoothに対応。
4.7インチのディスプレイも搭載していて203g、そこそこ大きなスマートフォンと同じ程度です。
384kHzのPCMと11.2MHzのDSD対応で量子化ビットは16bit/24bit (32bit float/integerは24bit変換)に対応しています。
2.5mm 4極バランスヘッドホン出力と3.5mm 3極ヘッドホン出力を備えています。
Micro USB端子で充電とデータ転送を行います。
現在、私はiPhoneをDAPとして使っていますが、iOSデバイスのハイレゾ対応が進まないのでiPhoneからDAP機能を切り離すことを考えています。
この製品なら十分なスペックです。
購入時期はわかりませんが、現行の「iPhone+VANTAM Red」という環境を「iPhone+Mojo」か「DP-X1」にする可能性が高いかなと思ってます。
JVC Signa
JVCが新しく発表した密閉式のヘッドフォンです。
このイベントで試聴できるかどうかわかりませんが、見つけたら聞いてみたいと思います。
仕様は密閉、折りたたみ式と着脱式ケーブルと私好みとなっております。
さらに音質も好みっぽいので一度聞いてみたいと思います。
その他
Shureがなにやら色々と新製品を出してくるそうなのでちょっと楽しみにしてます。
特にここのところあまり物欲が湧かないユニバーサルイヤフォンですね。
Shureであれば装着感は問題がないことはわかってますので音質が好みならいいなぁと思ってます。
もちろん、ヘッドフォンでもOKです。
先日、カスタムIEM用のケーブルの聞き比べをしましたが、FitEar純正のバランスケーブルを聴くことができれば聴いてみたいと思ってます。
聞き比べの記事はこちらです。
それと今までケーブルの試聴はしたことがないのでチャンスがあればカスタムIEM用のケーブルを試聴をして経験値を上げたいです。
VentureCraftがDAPを出します。
VANTAM Redユーザーとして少し興味があるのでブースが空いていれば試聴をしてみたいです。
OSがAndroidではないっぽいので購入することはなさそうですが・・・。
オーディオテクニカも密閉式のヘッドフォンを出しました。
時間があればATH-A2000Zを聴いてみたいです。
あとなかなか試聴する機会がないFostexのTH600も聴こうと思います。
何か大事なものを忘れてる気がするのですが、今回はここまでにします。
本命のMojoとDP-X1がそれほど混んでいなければ時間は余ると思いますので、ぶらぶらしながら面白そうな製品を聴いて回りたいと思います。
春のヘッドフォン祭2015のレポート記事はこちらになります。
コメント