今週末はハードな仕事があり、春のヘッドフォン祭に行けるかどうか微妙な状況でしたが、なんとか日曜に時間を取っていくことが出来ました!
気になる新製品がいくつかあったので行けて良かったです。
今回試聴したい製品については以下の記事にまとめてあります。
それでは、早速試聴してきた製品について書きます。
ちなみに試聴環境はすべてiPhone6 Plus、VANTAM Red、B&W P7です。
音源はCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)をiPhoneに詰め込んでます。
試聴に使う曲についてはこちらを参考にしてくださいませ。
SENNHEISER MOMENTUM G
まずはゼンハイザーブースで新しくなったモメンタムを聞きに行きました。
公式サイトはこちらを参考にしてください。
モメンタムはMDR-Z1000を購入した2013年のヘッドフォン選びの時に候補にしました。
音質、装着感ともに気に入りましたが、音質面(特に解像度)でZ1000とSRH1540のほうが好みだったため落選となりました。
第2世代のモメンタムは以下の点が改良されてるとのことです。
- 装着感
- 折りたたみ式にし携帯性アップ
- 音質の向上
※この写真ではえらくゴールドっぽく写ってますが、実機は第1世代のモメンタムと同じような落ち着いた色となってます。照明の関係でこうなってしまったのだと思います。
改良点は三点とも大歓迎で、特にヘッドフォンを持ち歩く機会が多い私にとって折りたたみ式というのは大きなポイントです。
まずは音質から。
第1世代と基本的な傾向は変わってないです。
中低音寄りのバランスで特に中域の量が多いです。
中域は厚みも繊細さもあっていいですね。このシリーズの一番の魅力だと思います。
解像度は向上していると感じました。
Z1000やSRH1540と聞き比べた時は明らかに解像度の点で劣ると感じましたが、今回は細かい音がよく再現されています。
さすがに現在メインで使っているB&WのP7やZ1000と比べると一枚は落ちますが、第1世代よりも改善されてると感じました。
音場の広さや空間の雰囲気作りは相変わらずうまいです。快適にリスニングできますね。
少し控えめな高音ですが刺さらないですし、伸びもあります。
レ・ミゼラブルで弦楽器の低音がとても良く再現されていて箱なりのような音も出てました。低音もいい感じですね。
中域が充実してるのでこの曲の音圧、迫力もよく表現されてます。
ただし、高音についてはいまひとつです。
装着感は元々良かったと思いますが、イヤーパッドがソフトになってます。
また、イヤーパッドを少し大きくしたそうでしっかりと耳を覆ってくれるので快適さが増してますね。
遮音性や音漏れの性能も第1世代から問題ありませんでしたが、さらに良くなってると思います。
年内にヘッドフォンをもう一本買いたいと思ってるんですが、AH-MM400やSRH1540と聞き比べてみたいと思います。
試聴したかったHD 630VBですが、常に人が並んでいたので今回は断念しました。
評判は上々のようですね。
次ページに続きます。
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