AKG N20U
実はAKGのイヤフォンを聞くのは初めてです。
K3003は一度聞いてみたいと思いつつ現在まで実現しています。
Titanium / David Guetta featuring Sia
落ち着いた感じの音ですね。
前の2製品で感じた高域の聞こえづらさは感じません。
全体的に非常に聞きやすいです。
そのかわり高音は量が少なめに感じます。
全体的にはフラットに近いがやや低域が多い印象。
ボーカルが過剰に前に出てくるということもありません。
Blank Space / Taylor Swift
音源通りに高域が目立ちます。
ボーカルはフラットな位置です。過剰に前に出て来ることはありません。
この曲も全体的に聞きやすいです。
低音は下までよく出ていて響き方もいいです。
高音はやや刺さりますが、元々刺さり気味の曲なので許容範囲です。
99 Luftbaloons / Nena
音場に広がりがあり、立体的な表現もそこそこ。
前の2製品で違和感を感じたハイハットとスネアも問題ないです。
この曲も低音の沈み込みがいいです。
解像度はそれほど高くありませんが、価格なりだと感じます。
音楽を気持ちよく聴かせてくれて、細かな点もそこそこ表現してくれるという印象です。
こもりもなくクリアに聞こえます。
N20U 音質以外の評価
装着感はこれまでで一番よかったです。
ただし、ベストポジションは狭くてシビアに感じます。ベストポジションを少しでも外すと違う音になってしまいます。
一度ベストポジションに入れば簡単にはズレないんですけどね。
本体は小さく女性にも合うと思います。
デザインと質感はともに良く、高級感はあまりないもののシックなデザインとなっています。
N20Uとリモコン
タッチノイズはイヤホン側に少しあります。Y字の分岐以降は布製の祖竿で覆われておりタッチノイズはありません。
プラグは小さくてデザインも質感もいいです。
音量は95%で聴きました。今日聴いた中では能率は悪いですね。
リモコンにはiPhoneとAndroidの切り替えスイッチあり、どちらにも対応しています。
ノイズキャンセルボタンもあります。
IE60
IE60は耳掛け型と思っていたのですが、ケーブルを耳にかけなくても装着することができました。
個人的にも興味のある製品なので試聴をしました。
99 Luftbaloons / Nena
N20Uと同様にいい感じに聴くことができました。中高域が聴きづらいということもないですね。
低音は量も多く、下までしっかり出ています。
クリアというほどでもありませんが、こもりもありません。
バランスは高域と低域が強く聞こえます。
自然な音で。広がりもあります。
Titanium / David Guetta featuring Sia
この曲もいいですね。
ボーカルが生々しく、ベースとバスドラの響き方が上位機種と張り合えるくらい良く聞こえました。
ただ、低域が多くなるとボワつくこともあると感じました。
音場も広く、立体的な表現もできてます。
高域はしゃりつかず、とても上品に聞こえます。
特にアコースティックギターの音色がとても気持ちいいです。
Blank Space / Taylor Swift
この製品も高域のシンバルが少し刺さります。
N20Uよりはっきりくっきりとした音に聞こえます。
低音の響き方も魅力的。
IE60 音質以外の評価
本体は小さいです。
デザインと質感はいまひとつです。
装着感はそこそこでタッチノイズはありません。
プラグは少し安っぽいですかね。
IE60本体
MOMENTUM In-Ear
前のIE60と同じゼンハイザーのイヤフォンです。
ヘッドフォンのMOMENTUMは何度も聞いていますが、イヤフォンは初めてです。
Blank Space / Taylor Swift
一聴して聞きやすいと感じました。
シンバルの音が少し物足りませんが、聴きづらいということはありません。
ヴォーカルが間に出てきますね。
99 Luftbaloons / Nena
音場はIE60より狭いです。
全体的に躍動感があって元気な音に感じます。
解像度はIE60とN20Uに比べると落ちるという印象です。
バランスは高域と低域が強く、わかりやすいバランスになっていると感じました。
Titanium / David Guetta featuring Sia
この曲では少し迫力不足を感じました。
IE60とN20Uに比べると低音が下まで沈みこみません。中域が少ないのも迫力不足の原因になっていると思います。
全体的によくまとまっていると感じました。気持ち良く音楽を楽しむことができます。
ただ、IE60とN20Uに比べると力不足です。
MOMENTUM In-Ear 音質以外の評価
装着感は今日の中ではもっとも悪く感じました。とはいえ、使用出来ないほどではありません。
タッチノイズはありませんでした。
デザインと質感は良いです。高級感はそれほどなく、カジュアルな印象を受けました。
突出しているという印象はありませんが、持ち歩きにも配慮がされていて全体的によくまとまっています。
音量は80%が限界でした。能率は良いですね。
まとめ
N20UとIE60が良かったです。
N20Uは価格にしては解像度も高く、細かい表現もうまいです。
音のバランスも良く、やや低域が強く感じましたが、フラットに近いという印象です。
IE60はN20Uよりさらに低音寄りです。
高域の量も少ないと感じました。
全体的にゆったりと聴かせてくれるのが好感が持てます。
イヤフォンなのでどうしても耳に近い所で鳴りますが、耳障りなところがなく快適に聴くことが出来ました。
残念だったのはFX750です。
低域は問題ありませんが、高域が耳障りに感じることがありました。
低音はFX850と同じで温もりのある柔らかい音を聴かせてくれました。
重低音もIE60とほぼ同じ程度にでていると感じます。
FX750の中高域についてはもう一度確認をしたいと思います。
今日のところは価格が安いMOMENTUMのほうが全体的にいい印象でした。
E700MはIE60やN20Uより明らかに落ちると感じました。
今回で落選とします。
MOMENTUM In-Earは価格なりにいい音を聞かせてくれましたが、IE60とN20Uに比べると物足りなさを感じましたので落選です。
普段聴いている製品に比べて気になったのは高域と低域の質です。
高域については明らかにレベルが違うと感じました。
低域は各製品ともに魅力的でしたが、キレのある低音を聴くことは出来ませんでした。
デザインや質感はONKYOのE700Mが一番よかったです。続いてAKG N20UとMOMENTUM In-Earです。
FX750はIE60は可もなく不可もなくといったところです。
遮音性はどれも問題ありませんでした。音漏れについては一人での試聴だったので確認できていません。
今回は以上です。
AKG N20UとIE60といういい収穫がありました。
前回の記事は以下を参考にしてください。
2015年のイヤフォン選びについては以下の記事を参考にしてください。
コメント
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