DragonFlyの写真
めちゃめちゃ小さいですね。
非常に軽いのでiPhoneやMac用にカバンの中に入れても嵩張ったり重たいと感じることはないでしょう。
キャップを外すとUSB端子が出てきます。
キャップをなくさない工夫は必要ですかね。
その他の評価
DragonFly RedとBlackを試聴してみて、音質以外に気がついた点を書いていきます。
まずは音量。DragonFly RedとBlack本体にはスイッチやボタンがありませんので音量はiPhoneで調節します。私が所有しているHERUS+と使い勝手は一緒です。
RedはiPhoneの音量を50から60%で聞きました。
Blackは40から50%で聞きました。
Redのほうが高出力という仕様ですが、Blackのほうが出力が高いという結果になりました。
HERUS+と比べても魅力に感じるのはサイズです。
小さいですし、軽いです。
また、Lightning USBカメラアダプタを直接DragonFlyに接続することができるので、HERUS+には必要なUSBケーブルが不要です。
このおかげでかなり扱いやすいです。
この写真のようにDragonFlyとLightning USBカメラアダプタを直接接続ができるとかなりすっきりします。
このようにHERUS+の場合は、Lightning USBカメラアダプタをHERUS+の間にUSBケーブルが必要となります。
実際にiPhone6 PlusとDragonFly Redを手に持った場合は、このようになります。
HERUS+の場合は、このようになります。
DragonFlyが小さいというのもありますが、USBケーブルが不要な分、扱いやすいです。
まとめ
音質についてはRedもBlackもHERUS+以上とは感じませんでした。
RedとBlackの比較では、Redのほうが好みです。
Blackはロック系の音楽と相性が良かったので、一万円台という価格を考えればロックを中心に聴くには良いんじゃないかと思います。
ただし、細かく聴かないとiPhone直との差は感じないかもしれません。
気に入ったらそのまますぐに購入しよと思っていたRedですが、小型軽量と扱いやすさの点でアドバンテージがあるものの、同じ2.5万円前後のnano iDSDと比べると音質的に差があります。
HERUS+よりも扱いやすいので魅力的ではあるんですが、もう少し様子を見たいと思います。
Macに接続をすればもう少し音は良くなると思います。iPhoneとの接続の場合はiPhoneからの給電になるのでバッテリーを内蔵しているnano iDSDよりも不利でしょう。
nano iDSDも持っていたので、少し聞き比べましたが差は歴然ですね。
据え置きで使うなら迷うことなくnano iDSDを選択します。
iPhoneやAndroidスマートフォンで使うならDragonFly Redはアリですね。
DragonFly Redも悪い点ばかりではないです。
HERUS+は音質も良くて小型ですが、七万円前後という価格を考えるとなかなか薦めづらいものがあります。
私はすでにHERUS+を購入してしまっているので、DragonFly Redに買い換えるかというととても微妙なんですが、これから新たに買うならDragonFly Redでいいと思います。
DragonFly Redは音質と価格、携帯性のバランスが非常にいいです。
今回は以上です。
2015年末から続けてきたiPhone用のポータブルアンプ兼USB DACはこれにて終わりです。
iPhoneをDAPとして使うのにも限界を感じてきているので、この後はiPhone意外のDAPを検討したいと思います。
かなり迷走してしまってますが、ポータブルアンプ兼USB DACとDAPに関しては以下の記事も参考にしてくださいませ。
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