グラミー賞でもAC/DCらしさを貫いたパフォーマンス
AC/DCのグラミー賞でのパフォーマンス、すごかったですね。
レッドカーペットに登場せず、楽屋裏で他のアーティストとも絡むことなく、淡々と自分たちの演奏をする姿にAC/DCらしいなぁと思ってしまいました。
彼らにとってはライブパフォーマンスがもっとも重要ですからね。
改めて彼らの職人気質を見てなんだかほっとしました。
詳細はbarks.jpの記事を参考にしてくださいませ。
グラミー常連のアーティストたちもそんな彼らを温かく迎えてくれたように思います。
Lady GAGAはノリノリだったし、Katy Perryのツノ姿もかわいかった。(笑)
彼らを好きになった1980年代からするとこういうステージでパフォーマンスをするなんていうのは考えられなかったことですが、AC/DCも見るほうも変わったような変わらないような妙な印象を受けました。
とにかく、いちファンとしては感激のステージでした。
AC/DCの選曲
AC/DCが演奏したのはニューアルバムから”Rock or Bust”と”Highway to Hell”。
“Highway to Hell”で良かったなぁと思ってしまいました。
彼らの代表曲という点では”Back in Black”かなぁなんて思ってたんですが、個人的には”Highway to Hell”のほうが好きだし、こういう舞台には合うと思うんですね。
どんな状況でもとにかく体が動き出しちゃう曲といえば”Highway to Hell”。大好きです。
ただ、冒頭部分のアンガスのリフのテンポが遅すぎました。
あれでは今のブライアンが歌うのはちょっと厳しいものがあります。
特にコーラス部分がよれよれで笑ってしまいました。(笑)
マルコムがいない分、コーラスが弱くてブライアンをフォローしきれなかったというのもあるのかなぁ。
まあ、だいぶ力は衰えてきてますし、これで良しとしましょう。
会場が大盛り上がりだったのがとにかく嬉しかったです。
伝説に対する尊敬を忘れないのもアメリカ音楽界の良いところだと思います。
気になるドラムはフィル・ラッドの代わりにクリス・スレイドが復帰したんですね。
事前に情報も出ていたようでチェック不足でした。
賞はサム・スミスの圧勝
サム・スミスすごかったですね。
最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要三部門制覇は2012年のアデル以来の快挙です。
今年は彼が強いだろうなと思ってましたが、ここまで独占するとは・・・。
さらに最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞もとったので4冠という結果でした。
最近は、良質のアーティストや曲が多いのでアデルのような化け物じゃないとなかなか賞を独占するのは難しくなってるという印象なのでこの結果は素直にすごい。
ア・グレイト・ビッグ・ワールドとアナと雪の女王も!
個人的にとって欲しいなと思っていたア・グレイト・ビッグ・ワールド feat. クリスティーナ・アギレラが最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ)を受賞しました。
昨年はよく聴いた曲なので素直に嬉しいです。
出来ればアギレラ姉さんとのパフォーマンスを見たかったなぁ。
『アナと雪の女王』も最優秀コンピレーション・サウンドトラック賞を受賞。
まあ、これは文句なしでしょう。
日本でもかなりのヒットでしたが世界中が映画と音楽に酔いしれましたからね。
AC/DC以外のパフォーマンスはこれから見るので改めて感想を書きます。
追記:2015年グラミー賞全体の感想をこちらに書きました。
2015年グラミー賞の見どころを書いた記事はこちらです。
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